日々好日

さて今日のニュースは

マイナンバー制度来年1月実施と言うのに国民周知不足

2015-04-09 07:35:39 | Weblog

國に取っては国民の管理に便利な国民皆背番号制所謂マイナンバー制度が
来年1月からいよいよ導入されます。

今日の西日本新聞の社説はこの事を取り上げて居ます。

この制度は国民一人一人に特定の番号を振り当てて税・社会保障の情報等
を一元的に管理するシステムです。

政府は国民が番号カード1枚で各種の社会保障サービスが受けられ、行政
機関も事務効率化が図られ両者とも得をすると説明しています。

処が現在予防接種・特定健康診査の情報等医療分野の活用を一部認める。
更に番号カードに健康保険証の役割も持たせる。
2018年からは預金口座にも適用し全口座にマイナンバー登録義務つけて
國が個人の資産を正確に把握し税徴収洩れ・生活保護不正受給防止に役
立たせる方針らしい。

更にこのマイナンバー制度は将来様々な利用が可能で一歩運用を誤ると
大変危険な制度とも云えますね。

これが完全実施されれば国民は丸裸にされ國から管理されます。

牢獄に繋がれた囚人の様に番号で管理されると同様の扱いになります。

この様な制度に対しての認知度は低く3割程度という。
すでに情報漏洩被害を心配する声も多く6割を超えて居ると言う。

国民に知らされる事なくドンドン利用範囲が拡がりそのため情報漏洩や
不正利用の危険が増してきて居ます。

この制度に対する政府の説明不足と国民の知ら無さが大変危険と
社説は説いています。

政府は知らするべきでなく、従わせるべきとどうやら心得ている様ですね。


両陛下念願のパラオ訪問戦没者全ての追悼を果たされる

2015-04-09 06:48:20 | Weblog

天皇皇后両陛下は太平洋戦争の激戦地パラオを御訪問になり戦没者全ての
人々の追悼をされた。

2005年にはマリアナ諸島のサイパン島を戦後60年目にご訪問されパラオ
マーシャルの島々の訪問を希望されたと聞く。

其れが戦後70年目で実現しました。

太平洋戦争で激戦地だったサイパン・パラオ等は第1次大戦後ベルサイユ
条約で国際連盟から日本国へ委任統治される様になった。

日本は統治委任された北マリアナ諸島・パラオ・マーシャル諸島を南洋諸島
として、漁業・鉱業・農業開発を手がけ一番多い時は10万人もの日本人が
居た事もあったらしい。

大体2万人くらいが南洋諸島開発に当たって居た。

当時パラオは酋長の娘等と言う歌で夢の楽園として有名になりました。

処は太平洋戦争も日本に旗色が悪くなりこの楽園は一挙に地獄となった。
沢山の人が亡くなりました。

お互いに国運を賭けての戦いですので善悪はこの場合問題ではありません。

こう言った悲惨な目にあったパラオ共和国ですが日本に対しては大変友好的
で今だ日本語の歌等を懐かしく歌う古老が居るとの事。

日本はその後国際サンゴ礁センター建設しサンゴ礁の研究等の手助けを
行っています。

ミクロネシア地方は地球温暖化を諸にうけて水没の危険がある島々が沢山
あると聞く。

先進国として是非温室効果ガス削減には真剣に取り組んで頂きたいですね。

なお両陛下は日本政府が建てた「西太平洋戦没者の碑」米国政府が建てた
「米陸軍第81歩兵師団慰霊碑」に供花され戦没者を悼まれたました。

詳しくは新聞に掲載されて居ますので時には目を通し当時を懐古するのも
我々の務めかも知れませんね。