國に取っては国民の管理に便利な国民皆背番号制所謂マイナンバー制度が
来年1月からいよいよ導入されます。
今日の西日本新聞の社説はこの事を取り上げて居ます。
この制度は国民一人一人に特定の番号を振り当てて税・社会保障の情報等
を一元的に管理するシステムです。
政府は国民が番号カード1枚で各種の社会保障サービスが受けられ、行政
機関も事務効率化が図られ両者とも得をすると説明しています。
処が現在予防接種・特定健康診査の情報等医療分野の活用を一部認める。
更に番号カードに健康保険証の役割も持たせる。
2018年からは預金口座にも適用し全口座にマイナンバー登録義務つけて
國が個人の資産を正確に把握し税徴収洩れ・生活保護不正受給防止に役
立たせる方針らしい。
更にこのマイナンバー制度は将来様々な利用が可能で一歩運用を誤ると
大変危険な制度とも云えますね。
これが完全実施されれば国民は丸裸にされ國から管理されます。
牢獄に繋がれた囚人の様に番号で管理されると同様の扱いになります。
この様な制度に対しての認知度は低く3割程度という。
すでに情報漏洩被害を心配する声も多く6割を超えて居ると言う。
国民に知らされる事なくドンドン利用範囲が拡がりそのため情報漏洩や
不正利用の危険が増してきて居ます。
この制度に対する政府の説明不足と国民の知ら無さが大変危険と
社説は説いています。
政府は知らするべきでなく、従わせるべきとどうやら心得ている様ですね。