憲法改正への動きは今国会で衆院憲法審査会が開かれ憲法改正論議が
再スタートしました。
憲法改正を目指す安倍政権は、来年夏の参院選を経て初の国会発議から
国民投票に繋げたい意向の様です。
そのためには発議に必要な3分の2以上の改憲勢力が不可欠です。
現在国会発議に必要な国会議員の3分の2には衆院は公明党により問題
なしとされるが、参院は現在与党の外改憲に積極的な維新の党を加えても
145議席にしかならないのでどうしても民主党の協力が必要となって来ます。
だが民主党は自民党の行う改憲には反対を表明しています。
自民党が目指す改憲はどの様なものでしょう。
まずは憲法9条改正が主目的ではあるが国民から賛同を得られ易い点から
始める意向。
大規模災害時の首相権限強化の緊急事態条項。
次世代への負担先送り制限の財政規律条項。
健康で快適な環境の保全を求める環境権。
の3点セットが想定されるとの事。
この3点セットだけなら国民の賛同は得られるかも知れないが、後に続く
憲法9条問題は国論を二分して決着はつかない可能性が多いですね。