現在諫早干拓で何のメリットもない潮受け堤防排水門開門を巡り佐賀地裁が
調査開門を実施しない國に対して漁業者に一人当たり45万円の間接強制
制裁金を支払う様命令使現在1億2千万円が支払われて居るとか。
そして開門実施しない國に対して更に倍額支払いを命じました。
支払われる金は私達が血の滲む思いで納めた貴重な税金が容赦会釈なく
注ぎ込まれています。
是に対して干拓農民も一人当たり1日49万円の制裁金を國が支払う様に
間接強制決定を最高裁まで巻き込んで決定しています。
今回西日本新聞の社説で信用出来ない司法の解決を委ねる事は止めては
どうかと言う提言がなされて居ます。
全くその通りで国家財政を食いつぶし白アリの様な存在の司法に解決を
任せることはこの辺で止めにしたが良い様に思えます。
裁判所が言う開門の実施で果たして何がえられるか?
部分開門では到底真相解明等は無理で単なる漁業者の弁償金つり上げの
道具にされるに過ぎません。
漁業者も有明海がこんなになったのは全て諫早干拓事業のせいとは思って
ないはず。
確かにその大きな一因になった事は事実です。
何処にも持って行きようのない怒りが國の公共事業に向けられたと見る
べきでは。
其れを利用する裁判所の判断はどうも腑に落ちません。
この事業を無理矢理強行し今度は手の平を返すように変わり、何等手を打とう
としないで司法の言うままに貴重な税金を浪費する。
そのツケはすべて国民に回ってきます。
西日本の社説の言う様に問題解決をもう司法判断に頼らない事。
科学的データーで國と漁業者・営農者が蹲踞な姿勢で話し合う。
不要な第三者を排除して真剣に討議する。
その様にするのが本当の政治の力ではないのか?