先日放送されたNHKの特集、カンボジャへの一帯一路政策の
凄さには驚いた。
中国は国を担保に道路・港湾・保養地・空港等あらゆるもの
に投資、借金ずけにする。
到底返済出来ない額でその代償に中国化がすすめられて行く。
問題は少しでも中国に批判的動きがあれば契約は破棄されて
即刻投資額の返済を求めると言う事です。
その国は中国の莫大な投資で飛躍的成長を遂げ国民も豊かに
なる代わり国は中国に奴属化する。
カンボジャは日本等の支援でポルポト政権による壊滅後復活
したが、その後中国によるインフラ投資等で飛躍的に成長
日本の支援は国による支援ですが、中国は国有企業が国家
事業としてカネ・人・モノを大量に注ぎ込む。
此れでは日本はとても敵わない。
これが今東南アジアをはじめ、世界中で一帯一路政策として
行なわれて居ます
中国共産党結党100年に当たり、21世紀中に世界制覇
を成し遂げるとスゴイ意気込みです。
余りの勢いに米国・日本・EU諸国もなす術もなく、中国の
遣りたい放題です。
しかしこの頃になってアジアやEUで中国反対の声が高く
なって来ていますが余りにも中国は大国過ぎて米国すら
手に余って居る様です。
日本にとって、中国は最大のお得意さんであると同時に
経済では、強大な競争国であり、安保では油断出来ない
非友好国でもある。
対応を間違えると潰されてしまう、厄介な国です。