新しい資本主義実現を掲げる岸田首相はコロナ禍から業績が
水準を回復した企業に対し2022年春闘で3%超えの賃上げ
を要請しました。
春闘は労働者の生活のため連合主導で行われて居ましたが、是
が安倍政権から春闘を政治に利用する官製春闘に様変わりした。
労働者として賃上げが行われればよいが矢張り春闘が政治に
利用されるには抵抗を感じる様だ。
岸田首相は提唱する経済の好循環に向け所得分配の見直しで
企業に対し賃上げを要請、その見返りで賃上げした企業への
税制の優遇を打ち出して居ます。
今回はコロナ禍で企業の業績にバラツキがあるので業績が一定
水準に達した企業に対し賃上げを要請し一斉賃上げは避けた。
中小企業に対しては賃上げ出来る環境整備のため、原材料
エネルギィーコスト・労務費の上昇分を販売価格に転嫁出来る
様に働きかけて行くそうです。
賃上げに協力した企業には税制面で優遇すると云うアメと
ムチを使い分けて主導して行くとの事。