中国は極超音速兵器が音速の５倍以上の速さで飛行中に
ミサイル発射実験を成功させたと発表しました。
極超音速兵器は衛星軌道に乗り滑空中にミサイル発射。
これはこの新兵器を迎撃するミサイル防衛システムを
破壊するため開発された疑いがあるとか。
攻撃と防衛のイタチごっこですね。
此れで中国が一歩先んじたと云う事になるのか？
恐ろしい兵器の開発は此れからも進んで行く事でしょう。
中国習主席は共産党挙党１００年に当たり特にASEAN諸国へ
一帯一路政策の徹底を急いで居る感がある。
今回習主席はASEAN首脳とオンライン会議を開催しどうやら
囲い込みに成功した様です。
そのため、中国は新型コロナに苦しむＡSEAＮ諸国に対して
コロナ経済支援１７００億円を拠出し、農作物等１７兆円の
輸入、千項目の先進科学技術の提供等を行った。
当然ＡSEANからは感謝の言葉、圧倒的中国の経済力にすり
寄って行く。
かくしてASEANの心を掴んだ中国はASEAN諸国を意の儘に
動かせる様になった様だ。
ただミャンマー問題となると好意的中国に対してシンガポール
マレーシャ・インドネシア・フイリピンは国軍非難の立場です。
ＡSEANも一枚岩でなく国毎に割れて居てそう簡単ではない
様ですね。
来年中国で北京冬季五輪大会が開催されますが、中国の五輪
テニス選手が、中国元副首相との不倫を告白した事で、行方
不明になり大騒動に発展した。
これはこの騒動に慌てた中国当局が、彼女を拉致隠蔽したの
ではと噂が飛び冬季五輪開催にまで話しが飛んでしまった。
流石に北京五輪の中止論にまでにはならない様ですが、各国
特に中国を目の仇にして居る米国は、外交ボイコットを呼び
掛け大きな問題に発展しそうな状況です。
米国等は北京五輪開催国の適格性を問題にして居ます。
中国はこの醜聞が習体制を傷つけ五輪の成功を妨げると画策
したと取られるのを恐れ打ち消しに懸命です。
中国に取り込まれたと見られる、バッハＩOC会長が同選手の
安全を確認したと発表した事で余計騒ぎは大きくなって来た。
米国は当初からウイグルの人権問題で既に北京五輪への米政府
高官の派遣を検討して居た最中に起きた事件でどうやら肚は
決まった模様。
これに英国も追従今や欧州各国にも外交ボイコットを呼びかけ
て居る。
恐らく我が国にも協力依頼が来るものと思われる。
日本はどう対応するのか？
折角の平和の祭典が今年はコロナ禍で東京五輪があの様になり
今度は北京五輪がまた災難に遭う事になりそう。