日々好日

さて今日のニュースは

2021年度補正予算の防衛費7738億円過去最大に・22年度概算要求の前倒し購入・米へ配慮

2021-11-27 06:34:06 | Weblog
2021年度補正予算の内防衛関係費が過去最高の7738億円に
挙がって居る事が判明。
これは22年度概算要求の主要装備費前倒し購入のためですが
米国に配慮したものと思われる。

日本の防衛力強化を求める米国側に応える狙いが見える。

前倒し主要装備費は、P1哨戒機・地対空誘導弾パトリオット
改良型装備・空対空ミサイル・機雷・魚雷・普天間基地移転に
伴う辺野古への移設費が含まれる。

この防衛関係の補正予算計上で22年度防衛費総額は6兆円
を超えるものとなる

米国は覇権主義的動きが活発な中国に対し日本の防衛力の
強化を要求し日本のGDPの2%相当の防衛費を要求
して居ます。

因みに我が国のGDPの2%は、約10兆円になり、現在の
防衛費の倍額に相当します。

36兆円2021年度補正予算案閣議決定・生活支援の補正予算過去最大・6割は赤字国債で賄う

2021-11-27 05:40:50 | Weblog
政府は臨時閣議を開き35兆9895億円の2021年度、補正予算を閣議
決定しました。
岸田政権が掲げる新しい富の分配で、コロナ禍で打撃を受けた生活
暮らしへの支援の実現への船出。

ただ此れは一般会計の歳出の補正予算として過去最高となる。
しかもその6割は借金の赤字国債で賄うと云う最悪のケース。
此れで年度末国債発行残高は1千兆円突破の見込みとなる。

補正予算は12月6日召集の臨時国会に提出年内成立を目指す
此れで21年度歳出総額は142兆5992億円となります。
当初予算の3分の1に近い補正予算これでは何時まで経っても
財政に健全化は難しくなって来ます。

国はコロナ経済対策を民間と併せ79兆円を決めました。
その内31兆円は補正予算が占めて居ます。

新型コロナ感染拡大防止・社会経済活動再開と危機に備えて・
新しい資本主義起動へ・安全、安心の確保この4本柱で事業
を展開する。

具体的には21年度当初予算の新型コロナ対策予備費から
7311億円支出、児童手当として中学生以下に5万円先行交付。
高校生への10万円相当は補正予算の1兆2162億円を使う。
尚5万円分は子育て関連でクーポン給付とする。
ワクチン接種体制整備・住民税非課税低所得世帯10万円
給付・売り上げが急減中小企業へ250万円支給の事業復活
支援・GOTOトラベル再開・保育士、看護士の賃上げ等に
使う。

なお臨時閣議で特別会計の補正予算も決定した。
全体の歳出を3800億円増やす事も決定した。