世界20ケ国・地域の財務相・中央銀行総裁会議は今朝行われ明日閉会されます。
今回の会議は日本の円安誘導を警戒する新興国一部の危機感で開催されたのでは
とも思われます。
各国の通貨安競争回避の確認が主目的である。
そう言った意味では結論ありきの会議で、自国の輸出を有利にするため自国通貨を
安くする「通貨の競争的切り下げ」回避する事を確認する名目の会議です。
此はデフレ脱却を目指し、大胆な日銀金融緩和を行い、景気の底入れで円安・株高
を狙い輸出を拡大し景気回復を狙う、アベノミクスを意識して日本に釘を刺すもの
と推定されます。
現在日銀の大胆な金融緩和政策で、日本は円安・株高となって輸出産業に活気が出て
来ました。
処が貿易で鎬を削る中国・韓国・欧米の一部にも日本の円安誘導への不満が相当
溜まって来て居る様です。
此に対し黒田日銀総裁は日本は決して為替市場操作のためではなく、日本経済再生
のための政策である事を理解して欲しいと苦しい弁明で対処する意向の様だ。
日本の円は世界経済が危機に襲われる度に、何故か緊急避難で円買いが進み一時的
利益の確保のため投機のターゲットにされ、円の実力以上で取り引きされて来た。
実際の実力はドルに対して100円前後だと言う説が有力ですが、かって70円台
まで高騰した時期がありました。
為替相場は1円の差額で、商取引が何拾億と言う損得が生じる世界です。
30円も高いと言う事がどれだけのハンディーかは明白ですね。
全く投機の対象に選ばれた円は理不尽ですが、これが経済活動の実態です。
利益をもたらすものに、投機するのは当然の世界ですから。
現在円は98円前後の攻防戦で一時は100円台近くまで円は下落しました。
お陰で輸出は活気を帯びた分野があるが、日本の貿易収支は貿易赤字が続いて居ます。
12年度は8兆1699億円の貿易赤字が出て居ます。
11年度赤字が4兆221億円だったので、前年比で84・8%殆ど倍近くの増となる。
此は欧州・中国経済の減速や、日中関係悪化が大きく影響して居ます。
また円安は、原発停止で火力発電のLNGガス・原油輸入増大等で大変大きな影響を持って
輸入額増大となるマイナスの面が出て来た。
勿論輸入食料や輸入物品の高騰で貿易収支を更に悪化させて居ます。
12年度貿易内容を分析すると輸出総額前年度比で2・1%マイナスで63兆9409億円。
輸入は前年度比で3・4%プラスで72兆1108億円と増加しています。
地域・國別では経済危機のEUへの輸出が半減し、同地域への貿易収支は初の赤字転落。
対中国輸出では9・1%減で11兆3440億円となり過去最高の貿易赤字を記録した。
米国の貿易収支は輸出が10・4%プラスで11兆3963億円と中国への輸出を僅か
ばかり抜いて、辛くも貿易収支は黒字を維持出来た様です。
因みに今年3月の貿易収支は3624億円の赤字が判明しました。
赤字は9ケ月連続で貿易収支では改善の望みが大変厳しいと言わざるを得ない様だ。
今回の会議は日本の円安誘導を警戒する新興国一部の危機感で開催されたのでは
とも思われます。
各国の通貨安競争回避の確認が主目的である。
そう言った意味では結論ありきの会議で、自国の輸出を有利にするため自国通貨を
安くする「通貨の競争的切り下げ」回避する事を確認する名目の会議です。
此はデフレ脱却を目指し、大胆な日銀金融緩和を行い、景気の底入れで円安・株高
を狙い輸出を拡大し景気回復を狙う、アベノミクスを意識して日本に釘を刺すもの
と推定されます。
現在日銀の大胆な金融緩和政策で、日本は円安・株高となって輸出産業に活気が出て
来ました。
処が貿易で鎬を削る中国・韓国・欧米の一部にも日本の円安誘導への不満が相当
溜まって来て居る様です。
此に対し黒田日銀総裁は日本は決して為替市場操作のためではなく、日本経済再生
のための政策である事を理解して欲しいと苦しい弁明で対処する意向の様だ。
日本の円は世界経済が危機に襲われる度に、何故か緊急避難で円買いが進み一時的
利益の確保のため投機のターゲットにされ、円の実力以上で取り引きされて来た。
実際の実力はドルに対して100円前後だと言う説が有力ですが、かって70円台
まで高騰した時期がありました。
為替相場は1円の差額で、商取引が何拾億と言う損得が生じる世界です。
30円も高いと言う事がどれだけのハンディーかは明白ですね。
全く投機の対象に選ばれた円は理不尽ですが、これが経済活動の実態です。
利益をもたらすものに、投機するのは当然の世界ですから。
現在円は98円前後の攻防戦で一時は100円台近くまで円は下落しました。
お陰で輸出は活気を帯びた分野があるが、日本の貿易収支は貿易赤字が続いて居ます。
12年度は8兆1699億円の貿易赤字が出て居ます。
11年度赤字が4兆221億円だったので、前年比で84・8%殆ど倍近くの増となる。
此は欧州・中国経済の減速や、日中関係悪化が大きく影響して居ます。
また円安は、原発停止で火力発電のLNGガス・原油輸入増大等で大変大きな影響を持って
輸入額増大となるマイナスの面が出て来た。
勿論輸入食料や輸入物品の高騰で貿易収支を更に悪化させて居ます。
12年度貿易内容を分析すると輸出総額前年度比で2・1%マイナスで63兆9409億円。
輸入は前年度比で3・4%プラスで72兆1108億円と増加しています。
地域・國別では経済危機のEUへの輸出が半減し、同地域への貿易収支は初の赤字転落。
対中国輸出では9・1%減で11兆3440億円となり過去最高の貿易赤字を記録した。
米国の貿易収支は輸出が10・4%プラスで11兆3963億円と中国への輸出を僅か
ばかり抜いて、辛くも貿易収支は黒字を維持出来た様です。
因みに今年3月の貿易収支は3624億円の赤字が判明しました。
赤字は9ケ月連続で貿易収支では改善の望みが大変厳しいと言わざるを得ない様だ。