はい、週に一度は恒例の、乗馬のはなし。
きのうのうちに天気予報見比べて、降水確率きょうは20~30%、あすは60~80%なんで、ここんとこ火曜日に乗馬ってパターンだったんだけど、今週は月曜日のうちに乗馬に行くことにした。
先週にひきつづき、“なに乗ってもいいですよ”状態。
1頭1頭、馬房で鼻づら撫でながら、どれにしようかなぁと考える。
(↑みんな顔を出してくる。「おう?なにしに来た?」って感じではあるけど、かわいい。)
「きのう、動かしていないのは、ナモンゼウス、ニアフュージョン、ミラノ(←ここまで、暗黙のうちに「障害飛びなさい」って組)。あとは、栄峻と、ミスターマイダス。」というので、“乗ったことない馬ご指名シリーズ第2弾”ということで、ミスターマイダス。
「障害跳べないですよ。」(いいですよ、別に)「…異常ーっに走りますから」(…げっ?)
ミスターマイダス、1993年生まれの17歳、ニュージーランド産の中半血、父・母不詳。って、なんだかわかんないってことじゃん。まあいいや、よくあることだし。氏素性がわからなくても乗馬としてよければいいのだ。
で、ぢゃあ、まあ乗ってみますか。ということで、小さい馬場で、常歩からスタート。
なんか、重たいなーと思いつつ、せっせと歩かせて、やがて速歩へ。
巻乗りしてみる、特に問題はないんだけど、なんかやりにくいなー。うまい人なら何て言うんだろう、口がかたい?
「腕伸びたような形になると、うまそうに見えないので、ヒジもう少し曲げて」ってことで、ヒジの内側のくぼみが上向くような気持ちにして、拳は開かないように立てて、姿勢を修正。
んで、かったるそうにしてんだけど、歩度を伸ばしたり詰めたりしてみて、先週と同様、やっぱアブミをひとつ詰める、っていうか最初ひとつ長くしてただけなんだけど。
さて駈歩、と思って輪乗りでやってみるんだけど、出ないぞ なんぼ押しても引いても、“スーパー速歩”になっちゃうだけ
馬を内側に向け過ぎないようにして、人間のほうは内側の脚も強く働きかけるようにして、ドンって、やっと出た、ほっ
走りだしちゃえばラク、と思ってたら、だんだんかったるくなってくる。内側の脚でグイッとやって止まらないようにうながす。
でも、輪乗りがヘンだなー、ときどき外にふくらみそうになる、それを直そうと手綱をヘンに使えば駈歩やめそうになる。外側の脚を使ってなんとかしようとする、「外の脚を強く使おうと思ったら、股関節から引く!」とか言われる、はい、ヒザから下だけ曲がってましたね
なんか疲れんなー、と思いつつ駈歩を続ける。地上横木1本置いて、輪乗りのなかでまたぐ。
12時の位置で横木をまたいだとして、その勢いで3時くらいまでは駆けるんだけど、6時くらいのとこでヤメそうなあやしい感じになるので、グッと推進する。9時くらいのとこで、なんか外行って文字盤から出てっちゃいそうになるから、手綱ぢゃなくて外の脚を意識して輪乗りを保って、また横木を跳ぶときに、両脚でグッと挟む
んなこと、ずっとやってたら、人間のほうがバテてしまった。
常歩で休憩。ムチ持ってくればよかったかな。
「拍車つけないんですか?あるとラクですよ?」って訊かれたけど、やだぁ、ああいうの。なんか凶器攻撃してるみたいじゃん? 自分のヘタさを道具に頼ってごまかしたくないなー
はい、今度は速歩で、地上横木3本またぐ。なんか馬の動きがかったるいなー 横木またぐ一歩一歩で脚で圧迫する、グイ、グイ、グイ。
「カカトぢゃなくて、ふくらはぎで挟むように意識して」ってことで、ホント、今日は、すべてが一からの基本のやりなおし。馬のアタマは下がってきて重くなっちゃうし、あー疲れる、と思いつつ、ドンドンドンと脚入れながら右に左に回りながら、横木をまたぐ。
うー、疲れついでだってことにして、最後はアブミあげて、速歩と駈歩。
アブミはかないと、自然と上体から足先までまっすぐ乗るようになるんで、その状態で脚入れてビシビシと動かしてみる。
でも、なんかいい加減なクツ履いてるもんだから、靴のなかでカカトが上がってきちゃってズレてるもんだから、力がうまく入らない。ダメだ、こりゃ
ちなみに、私は、ゴム製のジョッパーブーツっていう、丈の短い靴に、借り物のチャップスを脚に巻いて乗ってます。「(革の)長靴のほうがいいですよ」って、それは知ってんだけど、4年前に復帰したときから、ずっとこのスタイル。
いつでもやめられるようにしてんだ 高い道具買っちゃうと、やめるときもったいないから
いつも以上にヘトヘトになって、練習終了。
馬もそれなりに汗かいてるんで、まあ引き分けってとこか(?)
「こんど部班の試合に使うかもしれませんが、初心者とか乗ると、ナメて動かないことがあるんですよね。子供が乗ると動くんですけど。」
って、子供は軽いからでしょ、馬も疲れない程度になら動いてもいいやって思ってんだ、きっと
まだちょっと寒いけど、からだ洗ってやって、乾くあいだにリンゴやって。ツメがちょっとわるい(蹄叉腐乱の気がある)んで、薬つけてやって、おしまい。
ネイルケアは、馬の手入れの基本。
ちょっとツメわるい馬が多いみたいなんで、健康な蹄を保つよう心掛けて、気をつけてやりたいものです。
ちなみに、藤澤和雄先生の『競走馬私論』って本に、ニューマーケット時代に読んだ調教に関する本で、馬主へのアドバイスとして「裂蹄になったら厩舎を変えなさい」って書いてあったことが紹介されてます。
厳しいですけど、管理してれば予防できることでしょ、って意味でしょう。
きのうのうちに天気予報見比べて、降水確率きょうは20~30%、あすは60~80%なんで、ここんとこ火曜日に乗馬ってパターンだったんだけど、今週は月曜日のうちに乗馬に行くことにした。
先週にひきつづき、“なに乗ってもいいですよ”状態。
1頭1頭、馬房で鼻づら撫でながら、どれにしようかなぁと考える。
(↑みんな顔を出してくる。「おう?なにしに来た?」って感じではあるけど、かわいい。)
「きのう、動かしていないのは、ナモンゼウス、ニアフュージョン、ミラノ(←ここまで、暗黙のうちに「障害飛びなさい」って組)。あとは、栄峻と、ミスターマイダス。」というので、“乗ったことない馬ご指名シリーズ第2弾”ということで、ミスターマイダス。
「障害跳べないですよ。」(いいですよ、別に)「…異常ーっに走りますから」(…げっ?)
ミスターマイダス、1993年生まれの17歳、ニュージーランド産の中半血、父・母不詳。って、なんだかわかんないってことじゃん。まあいいや、よくあることだし。氏素性がわからなくても乗馬としてよければいいのだ。
で、ぢゃあ、まあ乗ってみますか。ということで、小さい馬場で、常歩からスタート。
なんか、重たいなーと思いつつ、せっせと歩かせて、やがて速歩へ。
巻乗りしてみる、特に問題はないんだけど、なんかやりにくいなー。うまい人なら何て言うんだろう、口がかたい?
「腕伸びたような形になると、うまそうに見えないので、ヒジもう少し曲げて」ってことで、ヒジの内側のくぼみが上向くような気持ちにして、拳は開かないように立てて、姿勢を修正。
んで、かったるそうにしてんだけど、歩度を伸ばしたり詰めたりしてみて、先週と同様、やっぱアブミをひとつ詰める、っていうか最初ひとつ長くしてただけなんだけど。
さて駈歩、と思って輪乗りでやってみるんだけど、出ないぞ なんぼ押しても引いても、“スーパー速歩”になっちゃうだけ
馬を内側に向け過ぎないようにして、人間のほうは内側の脚も強く働きかけるようにして、ドンって、やっと出た、ほっ
走りだしちゃえばラク、と思ってたら、だんだんかったるくなってくる。内側の脚でグイッとやって止まらないようにうながす。
でも、輪乗りがヘンだなー、ときどき外にふくらみそうになる、それを直そうと手綱をヘンに使えば駈歩やめそうになる。外側の脚を使ってなんとかしようとする、「外の脚を強く使おうと思ったら、股関節から引く!」とか言われる、はい、ヒザから下だけ曲がってましたね
なんか疲れんなー、と思いつつ駈歩を続ける。地上横木1本置いて、輪乗りのなかでまたぐ。
12時の位置で横木をまたいだとして、その勢いで3時くらいまでは駆けるんだけど、6時くらいのとこでヤメそうなあやしい感じになるので、グッと推進する。9時くらいのとこで、なんか外行って文字盤から出てっちゃいそうになるから、手綱ぢゃなくて外の脚を意識して輪乗りを保って、また横木を跳ぶときに、両脚でグッと挟む
んなこと、ずっとやってたら、人間のほうがバテてしまった。
常歩で休憩。ムチ持ってくればよかったかな。
「拍車つけないんですか?あるとラクですよ?」って訊かれたけど、やだぁ、ああいうの。なんか凶器攻撃してるみたいじゃん? 自分のヘタさを道具に頼ってごまかしたくないなー
はい、今度は速歩で、地上横木3本またぐ。なんか馬の動きがかったるいなー 横木またぐ一歩一歩で脚で圧迫する、グイ、グイ、グイ。
「カカトぢゃなくて、ふくらはぎで挟むように意識して」ってことで、ホント、今日は、すべてが一からの基本のやりなおし。馬のアタマは下がってきて重くなっちゃうし、あー疲れる、と思いつつ、ドンドンドンと脚入れながら右に左に回りながら、横木をまたぐ。
うー、疲れついでだってことにして、最後はアブミあげて、速歩と駈歩。
アブミはかないと、自然と上体から足先までまっすぐ乗るようになるんで、その状態で脚入れてビシビシと動かしてみる。
でも、なんかいい加減なクツ履いてるもんだから、靴のなかでカカトが上がってきちゃってズレてるもんだから、力がうまく入らない。ダメだ、こりゃ
ちなみに、私は、ゴム製のジョッパーブーツっていう、丈の短い靴に、借り物のチャップスを脚に巻いて乗ってます。「(革の)長靴のほうがいいですよ」って、それは知ってんだけど、4年前に復帰したときから、ずっとこのスタイル。
いつでもやめられるようにしてんだ 高い道具買っちゃうと、やめるときもったいないから
いつも以上にヘトヘトになって、練習終了。
馬もそれなりに汗かいてるんで、まあ引き分けってとこか(?)
「こんど部班の試合に使うかもしれませんが、初心者とか乗ると、ナメて動かないことがあるんですよね。子供が乗ると動くんですけど。」
って、子供は軽いからでしょ、馬も疲れない程度になら動いてもいいやって思ってんだ、きっと
まだちょっと寒いけど、からだ洗ってやって、乾くあいだにリンゴやって。ツメがちょっとわるい(蹄叉腐乱の気がある)んで、薬つけてやって、おしまい。
ネイルケアは、馬の手入れの基本。
ちょっとツメわるい馬が多いみたいなんで、健康な蹄を保つよう心掛けて、気をつけてやりたいものです。
ちなみに、藤澤和雄先生の『競走馬私論』って本に、ニューマーケット時代に読んだ調教に関する本で、馬主へのアドバイスとして「裂蹄になったら厩舎を変えなさい」って書いてあったことが紹介されてます。
厳しいですけど、管理してれば予防できることでしょ、って意味でしょう。