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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

コンタクト

2010-03-24 21:28:43 | CD・DVD・ビデオ
「コンタクト」は、1997年の映画。
監督:ロバート・ゼメキス、主演:ジョディ・フォスター。原作はカール・セーガン。
私の持ってるのは、だいぶ前に買った、1998年のビデオ。
(“ワーナー・ブラザース75周年記念キャンペーン”ってハガキが入ってる)
(DVD、買えよ、俺
きのうから、宇宙つながりってことで、私の好きな宇宙との関係がある映画。
コンタクトっていうのは、異星人っつーのか地球外生命とのコンタクトって意味。

もう10年以上、好きな映画は?と問われると、決まって私は、「ブルース・ブラザース」、「博士の異常な愛情」、そして、この「コンタクト」の3つをあげることにしている。
前のふたつは、それなりにメジャーで、観たことない人でもタイトルぐらいは知ってるもんだけど、本作については知らないひとも多い。
私も、特に映画として(専門的なことはわからんが)傑作とか、優れた出来として、これを挙げてるわけぢゃないんで、ただ単に個人的な思いの強いっつーだけである。

お話は、幼きころから地球外生命との接触をテーマに研究を続けてる女性科学者が、ついに宇宙から発信されているメッセージをキャッチし、そのメッセージに含まれていたマシンが建造されたあかつきには、それに乗り込んで宇宙へ旅立とうとする、ってもんですけどね。
科学者ゆえに、存在を証明できない、神なんてものは信じないって態度をとったりするんだけど、そのへんも物語の重要な要素だったりします。
まあ、観ればわかる話です。はじめて宇宙からのメッセージ(音)をとらえたときの、研究者たちが興奮するシーンは、何度観てもわくわくして好きです。

んで。この映画を初めて観たのは、1997年秋だったと思うけど、場所はおぼえてる、福島でした。
別にそんな期待してたわけでもないどころか、予備知識も何もなく、映画館に飛び込んで観ただけ。仕事に行ってて、仕事終わった夕方に中途半端な時間が空いてたんで、映画でひまつぶししようとした、当時そういうことはときどきあった。
なので、その日やってるなかで一番趣味あいそうなのを(SFは好き)選んで、入ってみたんだけど、そう、開始から15分か20分は経ってた途中からだったのを憶えてる。
そしたら、観てるうちに、ブッ飛んぢゃって、終わったときには、えらく感銘を受けてしまった。もちろん後日、東京に帰ってから、もう一回最初っからちゃんと観直した。
何がよかったかっていうのは、当時の私にとっての個人的な体験にすぎないんで、いままであまり語ってこなかったんだけど。
たまたま、人との出会いとか別れについて、いろいろと悩まされてた時期だったんで、「なぜ自分は今ここに生きてるんだろう」とか「しょせん人間は孤独だ」みたいなことを考えさせられてた状況下で、これを観たんだけど、そこで私同様に神なんか信じないヒロインが、自らの体験を通じて、「我々は より大きなものの 一部であり 決して孤独ではありません」ってセリフを最後のほうで言うんだが、なんか「あー、そーだよな」と、そのときは、いたく感動したんである。
その受けた感じを言葉にするのは難しいな。「ブルース・ブラザース」で、神の啓示を受けたときと一緒で、ビリビリっと光を感じたってとこか。
ちなみに、これ観て私はジョディ・フォスターに惚れてしまいました。いいですねぇ、クールで知的な女性


コメント
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