many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

コンキスターに乗る

2010-03-15 20:10:26 | 馬が好き
今週も月曜日に乗馬。
どれでもいいですよというので、乗ったことない馬ご指名シリーズのつづきで、コンキスターに挑戦
コンキスターは、鹿毛のサラブレッド16歳(1994年生まれ)、父アレミロード・母ターフジョイ・母の父ノーザンテースト。顔は流星、アシは三白(左後は小白)で、わりと派手なルックスです。

障害もバンバン飛んでたし、馬場の試合にも出てた、さて、私にちゃんと乗れるだろうか?
今日は、ほかに来てたひと二人いたんだけど、コンキスター引き出してたら「珍しいですね」って言われた。
珍しいもなんも「だって初めてだもーん」って答えたら、軽く絶句された。
絶句の意味わかんないんだけど、そこで「どういう馬」って聞くと先入観もつから、聞かないでおいた
初めての馬に、先入観はないほうがいい。ちっとくらいヘタ乗っても、命まではとられんだろ。

って、まず、馬房から出るとき、素直に出てきやしない いままでも、ときどき見かけてたんだけど、なんかのときに止まって動かなくなるクセがあるみたい。
初めての場所とかで、何かを見てるときだったら、馬が納得いくまで待って、ジッとしてる。でもねぇ、勝手知ったるわが家でゴネられても困る まあ、しばらくご機嫌にまかせてニラメッコして待ってたんだけど、動かないんで、えいやって引っ張り出した。

馬装して馬場へ。4月並の陽気になるっていうんで腕まくりして行ったんだけど、曇ってたんで午前中はそれほど暑くなんなかった。
ちなみに、きょうから借り物ぢゃなくて、先週購入したmyチャップス 借り物に比べてサイズが小さいんで、ふくらはぎ辺がキュッと締ってて、なんかそれだけでうまくなった気がする

いつものように、速歩で手前ころころ替えては回転をくりかえす。
んー、乗りにくいことはないんだけど、なんかうまく回転できてないような気がする。弧にあわせて馬体が曲がってるか自信なくて、何度も後ろを見る。あと正反撞の練習をぼちぼち。
サクサクした速歩だなぁ、歩度を伸ばすと、キレーに伸びてく感じがして、気持ちいい。

駈歩やってみる。あれ?すこしパランパランした駈歩。手抜かれてるかな?と思って、すこし出していくと、オホッ!元気よく走った
先週の反省から、いつもより少しヘソを前にする感じで、おしりを立てるようにして、前へ前へ乗ってく感じにしてみる。まあ、あくまで私だけの感覚なんで、ちゃんとできてるかどうか知らないけど。
走らすと、ときどきガツンとくるところもあるんで、広い馬場にでての駈歩も巻乗りをいれながら、ご機嫌をうかがう。
たまに、コケって、つまづく あとで聞いたら、そういうことある馬らしい。

今日は他に2頭いて、都合3頭での練習なんだけど、どれも障害飛ぶ気満々って感じで。
ぢゃあ、準備段階でってことで、地上横木5本おいてあるのを、速歩で通過してると、次は「駈歩で」ってことになる。
ホイホイホイホイッと、またいでいくんだけど、なんか躓き加減なんだよな、コンキスター
しっかりしてくれよー、ってグイグイ押してくと、それはそれでスタスタ行くんで、何の問題もないんだけどね。

さあ、ぢゃあ障害。まずは低いクロスを速歩で。回転に気をつけて、真ん中へ連れてけば、かるーく飛ぶ。
つぎは駈歩。「馬、前に突っ込むような形になるかもしれないけど、しっかり持って起こして!」 はいはい、おっと、たしかにグッと沈むような仕草みせるけど、ウリャ!って飛ばせば勢いよく飛越していく、止まる気配はない。人がアタマ前に行かないようにだけ気をつける。

はい、ぢゃ、次いこか。クロス飛んで、大きく右270度、ぐるっと回るよ、それでクロス。グイグイ、グイっとー、走る、飛ぶ、できた、できた。

だんだん難しくなるよぉ クロス障害、4連続のコンビネーション、それを速歩で通過して、出たなりの手前で回転しろという。
右手前の駈歩になったんで、大きく180度回転して、クロスへ向かう、飛越! うん、馬にやる気あるんで、つかまってるだけ。
もう一回行くぞぉー、同じくコンビネーション、ゆっくりした速歩で入って、ピョンピョン、ピョォン、ピョン! こんどは左180度(「飛んだあと、“人”頭すこしだけ左に」って言われてた、要は左手前だせってこと)回転、連続のクロス障害、障害の間は5完歩、あまり計算できず、イケイケ、行けーって、とりあえず真中へつれてくことだけ心がけて飛ばす。

さあラストぉ。
クロス飛んで、大きく右270度に回転してクロス、馬場の反対側まで大きく右180度回転して、連続クロス障害。
クロス飛んだあと、馬イケイケ状態 おちついた駈歩をつくるまで、2回巻乗りして、冷静になってクロスに向かう、どんな体勢でも飛びそうな勢いだけど、こっちの求めてるスピードをわかってもらうことは大事。このくらいならOKってとこで、クロス飛んで、次の連続障害も難なくクリア しばし巻き乗り、落ち着け、落ち着けって言って(←実は人がドキドキ?)、きょうの練習は終わり (右に回転するとき、なんかうまく丸くならず馬体がすごく傾くような感じがした…)

うーん、うまく乗れたとは言えないけど、けっこう面白かった。
手綱ひっぱって抑えようとしてたら、そのままだと馬もガッて行くんで、いちど力入れないようにやりとりしてって言われる。馬と力比べしたら勝てない、は基本

厩舎に帰ったあと、手入れ。知らない馬、初めての馬の手入れのときは、足を洗ったり拭いたりするときも、基本の中腰姿勢でやるんで、きびしい。
知ってる馬だと、ベタッと座り込んでもいいんだけど、どんな動きする馬か知らないから、何あっても大丈夫なように構えてるんで、人は疲れる。

だいたいわかってる馬だと、お尻の後ろ回ったり平気でするんだけど(札幌で一回なんか、蹄油塗るのに馬の腹の下くぐったりしたことある、無意識にやっちゃったんだけど、さすがにヤバイと思った)、知らない馬のときは、ちゃんと前からしか回らない。
ま、やってるうちに、コンキスターはおとなしいって分かったけどね

脚洗ったあと、タオルで拭いてるときに、イジョーに毛が抜けるのに気がついた。馬の毛が抜け変わるとき、季節の移り変わりを感じるなー

コンキスター、馬名のうしろに「スター」が付いてるんで、馬のお尻にも「☆」をつけてますぅ


※おまけ
ふと見たら、ポニーのとなりの馬房に、ミスターマイダスが引っ越してた。

あれ?どしたの? って、もとミスターマイダスのいた馬房はどうしたかっていうと、
こないだ来たニューフェイスのフラワータキシードが入ってた。

↑がんばれよ 私がいるうちに、私のような者の乗れる馬になるだろうか?
↓ポニーたちは、あったかいんで、馬服ぬがされて放牧。「なんかくれー」と寄ってきた
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする