先週に引き続いて2日連続で乗馬のこと書く気なんてなかったんだけど。タイトルのとおり、めったしないことしたもんで、書いてみる。2頭乗ったんだ、今日
朝早く起きて、空の様子をみて、結局乗馬に行く。きのうまでの天気予報ぢゃ、きょうは降らないはずだったので、乗馬する予定にしちゃったんだけど、8時半ころに降ってきたときは、やめときゃよかったと思った
いまさら他のことするアテもないんで、小雨のなか自転車で出かけてく。
雨やんだら始めようと思って、それまでのあいだ馬房の掃除することにする
カネショウエイコウのとこは、試しに馬を外に出さずに、「失礼しまーす」と言ってフォーク片手に、馬のいるなかへ入っていく。
当然、比較的汚れてないワラを片隅に寄せて、汚れてるワラを掬いだしたりボロを拾ったりするんだけど、だいたい馬房のなか半分つの仕事になるわけで、「ほらほらどいてちょうだい」とか「はい今度こっち寄って」とか馬を動かす
カネショウエイコウは、言われたとおり立ち位置を変えて、ひとがワラかき混ぜてるあいだ、そこでジーッとしてる。
馬房はだいたい6畳くらいの広さなんで、馬1頭ならいいけど、人入ってきてワサワサ掃除始められちゃうと狭い。たぶん大迷惑なんだけど、予想どおり彼はおとなしくて、早く終わんないかなーって顔で隅っこで小さくなってたから、笑ってしまった
まあ、こういうの、やるかどうかは馬による。基本的に、何してるかわかってれば馬は蹴ったりしないと思うけど、でもやっぱりアブナイやつのとこには一緒に入っていたくないから
って言ってたら、となりのニアフュージョンが、じーっと見てた。こいつのとこには入っていきたくないかも
はい、でも慣れないやり方したから、余計に時間かかっちゃったかもね(フォークと熊手と要るんだけど、使わないほう立て掛けたりしとくと、遊ばれちゃって思わぬケガされてもヤだし、二つ持って入らないとか一応気はつかった)、「お邪魔しましたー」と出てく。
もう1頭、ウィスパーIIのとこは、もうめんどくさいんで馬を外に出して、ガーッとやっちゃった。(別にこの馬がアブナイわけぢゃない。たぶん)
そんなこんなで集合から1時間経っちゃったけど、雨も小やみになったようだし、乗りますかぁ
昨日動いた以外でどれでもいいですよ、という。うーん、どれでもは困るなー。
ひとによっては「コレは障害飛ぶ」とか、さらに「アレならメーター飛ぶ」とか、作戦あるかもしれないけど、私の場合、どれに乗って何がしたいってのが無いんで、選ばせても「手入れのときウルサイのはヤだな」とか「終わったあと脚冷やす手間があるのは避けるかな」とか、ロクでもないポイントでしか選ばないんである
そんなことで、十いくつか選択肢あって悩んだけど、先週に続き、栄峻に乗ることにする。で、馬を外に出してから、白い馬体を見て「あ、しまった、乗る前にヨゴレ落とさなきゃ」とミスチョイスに気づく
馬装してると、「今日、残ってるのいっぱいいるんで、もう1頭乗りませんか?」と言われる。
まともに2頭乗るの冬の札幌で少人数のとき以来だなぁとか思いつつ、否やはない。(どうして午後の予定もないのを見透かされちゃうんだろう、「ランチの約束が」とか言ってみてえよな)
2頭目のチョイスは、1頭目が栄峻なんで(笑)ラクなのにしようと、キリーンにしとく
ほらほら栄峻、今日はちゃんと動かないと、また「乗んないとカワイイ栄峻」とか言っちゃうぞ、などと言いつつ、跨る
馬場に入る頃、また雨が強く(っていうか普通に)なってくる。常歩で歩いてるうちに、ヘルメットのひさしから水がポトっと落ちてくる
さて、手綱をしっかりと持って、常歩。あー、動きがサクサクしないなー と思いつつ、輪乗り。ハミうけもなにも、前に出てなきゃ何もしようがない、えっちらおっちら動かす。
馬場を大きく回って、速歩。最初、巻乗りも軽速歩、やがて回転するときはちゃんと正反撞、人馬ともにあったまってきたら、アブミはかずに速歩で輪乗り。だいたいいつもどおりの手順。これでもっと動いてくれたらカワイイのになぁ栄峻、と思いつつ乗る、やっぱり
んぢゃ、地上横木。5本置いてあるところへ軽速歩で、今日は絶対逃がさねーぞと気合い入れてく。逃げず止まらず、横木を跨いでくんだけど、最後の一、二歩が心もとない足運び
「だんだん良くなってきますから、続けて。前へ出して、ハミへぶつけるように。」
そう言えば、今日も乗る前に、栄峻コトコトしてて、良くなってきたころに練習終わっちゃう、なーんて話になってたなーと思いつつ、右に左に手前を替えて、何度も通過させる。少しずつ、ステップが伸びてきただろうか、最後までよどみなく跨いで通り過ぎてく
んぢゃ、駈歩。常歩で輪乗りしてから、すこーし重たい感じのとこ、ギュギュっと出す。
まずある程度左右の手前でやってから、さあ、ぢゃあ本格的に走ってもらいますか
と思ったら、うまく出ないよ グッとこらえて縮めてから出したいとこだけど、なんかダメっぽい、あまり格闘しないで、軽くムチ、ぽんと使っちゃう
歩度を伸ばさなきゃ、ってグイグイとやるんだけど、やればやるほど鞍上のバランスが崩れておかしくなる
蹄跡を大きくまわって走る、巻乗りをする、巻乗りしようと思うと失速しちゃう、そこで前に出さなきゃ
何回目かのときに、ギュッと脚使ったら、栄峻がイラッて感じで反応して、ドドドって走りだした。来たぞ来たぞ、やばい感じが 勝手なことはさせないように、適度に収める。
んぢゃ、障害やりますか。「どうしますか?」って訊かれて、飛びそうな感じぢゃないんだけど、やってりゃスイッチも入るだろと思って、参加する。
速歩でクロス。あー、弱い、弱いよ、この進み方 止まってくれるなよぉ、と障害前で気合い入れて脚使って、なんとか飛ぶ。
繰り返し。「障害の前でギュッと絞るように脚使って飛ばすように」ってんで、ギュッとやると、観念したかのように馬も踏み切ってくれる
前は、飛んだあと暴走されそうによくなったんだけど、なんかそんな雰囲気ないなー 飛んだあとも油断すると止まっちゃいそうなくらいなんで、せっせと速歩続けさせる。
高さをちょっとだけ上げても、何も問題なく飛ぶんで、んぢゃ、ひきつづき駈歩でクロス
助走、あー、弱い、弱いな、こりゃ、「もっと動かして!」今やってまーすって感じで向かう、とにかく真ん中へ連れてかなきゃ、ギュッ、飛ぶ、ラチまで真っ直ぐ走らせて、ゆっくり止める。
もう一回、「左右に逃げないように、両手両足でつかまえて」 手綱と腕(ヒジまで真っ直ぐ)で作った面で箱作って、なかに馬入れんだ。そもそも真っ直ぐ進入しないと修正しようとして自分が苦労する。脚・脚・キャク! ジャンプ
たしか去年乗ったときは、障害の前でタタタって変な歩幅の合わせ方をするようにして、そのときに左(だったかな?)に傾いて、そこから飛んだんだけど、最近そういう感じぢゃないなー、栄峻。
もう一回、真っ直ぐ行って、脚使って、飛越。なんか、飛ぶ前に両手両足でガチッとつかまえることにとらわれて、随伴がオロソカだなぁと思いつつ、飛びあがってから手を前に出す
ま、いいでしょ、障害はこんなもんで
しばらくの間、鏡の前で輪乗りして、常歩でハミうけを探る。前出るのをウケる、ジッとして、抵抗がなくなったとこで、こっちも力入れるのやめる、あれ?またアタマ上がってるよ、ダメだ、こりゃ。って感じで、ずっと繰り返し。もう少し、もう少しこっちへ来い、って念じながら、いろいろ手を動かしながら、輪乗り続ける。
よくわかんないまま、終了 常歩で引き上げるあいだも、手綱のテンションをめぐって、あーでもないこーでもないって試行錯誤してるんで、馬上からの写真撮ってるひまがない。
さあ、もうすぐお昼だけど、行くよ2頭目
今度は、キリーンだ ムチなんか栄峻の前に置いてくんだ、もう。
ああ、いいなあ、ラクだ 跨って常歩でポクポク歩きだしたところから、もう全然違う。重ステ、重クラッチで、低速ギアで加速引っ張ろうとしても伸びてかない車から、アクセルに足乗せただけでスーッと走る高排気量のオートマ車に乗り換えたようだ。(←ひどい云い様だ)
で、馬場に出て常歩で輪乗りしはじめたころから、ありゃ?なんか違う、と思いはじめた。なんか必要以上にガッツンガッツン前へ出たがる、あれえ?困ったな、元気良過ぎ? もしかして冬になると元気出るタイプぢゃないだろうな、キリーン?
速歩で、大きく回ると、グングングングン前へ出ちゃう。違うんだけどな、私の求めてることは と思いつつ、動かないよりはラクなので、そこで馬とのやりとりを探る。
ときどき巻乗り、でもやっぱ乗りやすい、もう「あのへん通りたい」って念じただけで、そのへん歩いてくれちゃう感じ どんな大きさの円でも描けそう。
速歩で歩度を伸ばそうとすると、すごい勢いよく伸びていく。おお、速い ホントに歩度が伸びてんのか、ただ速さが増してるだけなのか、ちょっと不安。そして、伸ばすときより詰めるときのほうが難しいんだな、これが。ジワッとおさえてみる。
んぢゃ、横木通過。軽速歩で横木に向かう、一歩ずつ跨ぎながら、脚、脚、脚と圧していく。この馬は、たぶん、これが大事。合図すると反応する。そこがまた良く安定してる。横木通過や障害を始めると勝手に燃えて向かってく(サラブレッドにいるよね)タイプぢゃない。
んぢゃ、駈歩。簡単に出るんだけど、輪乗りを丁寧にしようと心がけて、左右で数周ずつ。もちろん問題ないんで、広く周回へ。歩度を伸ばす、ツーポイントにしてみる、前傾するときは背中を丸めるんぢゃなくて股関節から曲げる、また座る、しっかり座る、おしりで座ること意識するとバカだから何故かヒザが開く、ヒザ・爪先が開かないように。楽に乗れる馬の上だと、いろんなこと考える。
また輪乗りして、輪乗りを詰める、こーんなに小さく回れるんだ!?って自分で思うくらいのとこまで詰められるんだな、この馬は(止まらないからね。)
障害はやんないんで、また鏡の前に行って、速歩で輪乗りする。なーんか必要以上に前に向かってくなー、きょうのキリーン、こんなに抑えるのに力要る感じぢゃなかったんだけど、私の記憶ぢゃ
練習終了なんだけど、納得いかないので、雨のなか先生に残ってもらって、もうしばらく輪乗りを続ける。
まずは常歩で。まず前に出す、前に出てなきゃウケるもなにもない。
「拳で馬の口と力比べしない。拳のところは手綱を持ってるだけ。力入れるならヒジを後ろに引く。」
肩甲骨をくっつけるようにして、ヒジを引くようにして、こらえる。引っ張っちゃってもいいって言うんで、ギューっと力入れる。馬がすこし言うこときいたのを感じたとこで、こっちも力入れるのヤメる。軽い、不思議な均衡状態ができる。
「いま、さっきよりラクでしょ!?」 ハイと返事してる間に、また馬の頭の重さが前のほうに手綱を引っ張るようになる、肩甲骨くっつけてヒジを身体から離さないでジワーっと耐える、前には出続ける、フッと手応えが変わる、こっちも緩める、進み続ける
んぢゃ、速歩。軽速歩、馬が前の方にのめってく感じ、ヒジで引っ張る、また抵抗が変わる、引っ張らないようにして手綱のテンション保つ。何度も繰り返す。
「その状態でこそ、歩度が伸びる」 言われて、さらに前に出すように動かしてみる。速歩の歩度を伸ばす、さっき自分で歩度を伸ばしたつもりになってたのとは、全然違うことになっている
んぢゃ、駈歩。駈歩のときのほうが、均衡状態に達しやすいような気がするのは、今になって後で考えたことだけど、馬は速歩よりスピードあるから前に出てる状態でありやすいし、自分は速歩のときより姿勢をちゃんとすることを強く意識してる(駈歩で体勢崩れると乗ってらんない)からぢゃないかと思う。
馬場を大きく回って、駈歩の歩度を伸ばす。ただ突っ走ってるんぢゃなくて、馬をコントロール下において伸ばすように心掛ける。ときどき巻乗り、巻乗りするときも前に出して回転するように。
だいたいOK。ポンポン
いろいろ意識してみると、今まで何やってたんだか?と思う
馬に乗ったら、漫然と乗っかってるだけぢゃなくて、やるべきことは、いーっぱいあるぢゃないかと
そもそもが、馬に乗るってことは、動いてる背中から落ちなきゃいいってもんぢゃなくて、もっとずっと繊細なことなんだと、いま気づいた
乗り終わったら、もう1時 2頭を洗ってやんなきゃ。寒いのにキリーン汗びっしょりになっちゃった。
そのあと、栄峻も洗って。
(↑洗い場の枠におしり圧し付けて、「おしりカイーノ」をする栄峻。やっぱ、乗んないとカワイイ)
まさか2頭乗るとは思ってなかったから、リンゴは1個しか持ってかなかったんで、栄峻とキリーンで半分つ。
夜は寒くなるって天気予報で言ってるんで、馬着きせてやる。雨やまないし、手入れしてたら、足先がちょっと冷えて感じる、もうすぐ冬が来るのかなー、ついこないだまで暑かったのに。
全部終わったら2時半だったけど、まあ充実した1日でした。
朝早く起きて、空の様子をみて、結局乗馬に行く。きのうまでの天気予報ぢゃ、きょうは降らないはずだったので、乗馬する予定にしちゃったんだけど、8時半ころに降ってきたときは、やめときゃよかったと思った
いまさら他のことするアテもないんで、小雨のなか自転車で出かけてく。
雨やんだら始めようと思って、それまでのあいだ馬房の掃除することにする
カネショウエイコウのとこは、試しに馬を外に出さずに、「失礼しまーす」と言ってフォーク片手に、馬のいるなかへ入っていく。
当然、比較的汚れてないワラを片隅に寄せて、汚れてるワラを掬いだしたりボロを拾ったりするんだけど、だいたい馬房のなか半分つの仕事になるわけで、「ほらほらどいてちょうだい」とか「はい今度こっち寄って」とか馬を動かす
カネショウエイコウは、言われたとおり立ち位置を変えて、ひとがワラかき混ぜてるあいだ、そこでジーッとしてる。
馬房はだいたい6畳くらいの広さなんで、馬1頭ならいいけど、人入ってきてワサワサ掃除始められちゃうと狭い。たぶん大迷惑なんだけど、予想どおり彼はおとなしくて、早く終わんないかなーって顔で隅っこで小さくなってたから、笑ってしまった
まあ、こういうの、やるかどうかは馬による。基本的に、何してるかわかってれば馬は蹴ったりしないと思うけど、でもやっぱりアブナイやつのとこには一緒に入っていたくないから
って言ってたら、となりのニアフュージョンが、じーっと見てた。こいつのとこには入っていきたくないかも
はい、でも慣れないやり方したから、余計に時間かかっちゃったかもね(フォークと熊手と要るんだけど、使わないほう立て掛けたりしとくと、遊ばれちゃって思わぬケガされてもヤだし、二つ持って入らないとか一応気はつかった)、「お邪魔しましたー」と出てく。
もう1頭、ウィスパーIIのとこは、もうめんどくさいんで馬を外に出して、ガーッとやっちゃった。(別にこの馬がアブナイわけぢゃない。たぶん)
そんなこんなで集合から1時間経っちゃったけど、雨も小やみになったようだし、乗りますかぁ
昨日動いた以外でどれでもいいですよ、という。うーん、どれでもは困るなー。
ひとによっては「コレは障害飛ぶ」とか、さらに「アレならメーター飛ぶ」とか、作戦あるかもしれないけど、私の場合、どれに乗って何がしたいってのが無いんで、選ばせても「手入れのときウルサイのはヤだな」とか「終わったあと脚冷やす手間があるのは避けるかな」とか、ロクでもないポイントでしか選ばないんである
そんなことで、十いくつか選択肢あって悩んだけど、先週に続き、栄峻に乗ることにする。で、馬を外に出してから、白い馬体を見て「あ、しまった、乗る前にヨゴレ落とさなきゃ」とミスチョイスに気づく
馬装してると、「今日、残ってるのいっぱいいるんで、もう1頭乗りませんか?」と言われる。
まともに2頭乗るの冬の札幌で少人数のとき以来だなぁとか思いつつ、否やはない。(どうして午後の予定もないのを見透かされちゃうんだろう、「ランチの約束が」とか言ってみてえよな)
2頭目のチョイスは、1頭目が栄峻なんで(笑)ラクなのにしようと、キリーンにしとく
ほらほら栄峻、今日はちゃんと動かないと、また「乗んないとカワイイ栄峻」とか言っちゃうぞ、などと言いつつ、跨る
馬場に入る頃、また雨が強く(っていうか普通に)なってくる。常歩で歩いてるうちに、ヘルメットのひさしから水がポトっと落ちてくる
さて、手綱をしっかりと持って、常歩。あー、動きがサクサクしないなー と思いつつ、輪乗り。ハミうけもなにも、前に出てなきゃ何もしようがない、えっちらおっちら動かす。
馬場を大きく回って、速歩。最初、巻乗りも軽速歩、やがて回転するときはちゃんと正反撞、人馬ともにあったまってきたら、アブミはかずに速歩で輪乗り。だいたいいつもどおりの手順。これでもっと動いてくれたらカワイイのになぁ栄峻、と思いつつ乗る、やっぱり
んぢゃ、地上横木。5本置いてあるところへ軽速歩で、今日は絶対逃がさねーぞと気合い入れてく。逃げず止まらず、横木を跨いでくんだけど、最後の一、二歩が心もとない足運び
「だんだん良くなってきますから、続けて。前へ出して、ハミへぶつけるように。」
そう言えば、今日も乗る前に、栄峻コトコトしてて、良くなってきたころに練習終わっちゃう、なーんて話になってたなーと思いつつ、右に左に手前を替えて、何度も通過させる。少しずつ、ステップが伸びてきただろうか、最後までよどみなく跨いで通り過ぎてく
んぢゃ、駈歩。常歩で輪乗りしてから、すこーし重たい感じのとこ、ギュギュっと出す。
まずある程度左右の手前でやってから、さあ、ぢゃあ本格的に走ってもらいますか
と思ったら、うまく出ないよ グッとこらえて縮めてから出したいとこだけど、なんかダメっぽい、あまり格闘しないで、軽くムチ、ぽんと使っちゃう
歩度を伸ばさなきゃ、ってグイグイとやるんだけど、やればやるほど鞍上のバランスが崩れておかしくなる
蹄跡を大きくまわって走る、巻乗りをする、巻乗りしようと思うと失速しちゃう、そこで前に出さなきゃ
何回目かのときに、ギュッと脚使ったら、栄峻がイラッて感じで反応して、ドドドって走りだした。来たぞ来たぞ、やばい感じが 勝手なことはさせないように、適度に収める。
んぢゃ、障害やりますか。「どうしますか?」って訊かれて、飛びそうな感じぢゃないんだけど、やってりゃスイッチも入るだろと思って、参加する。
速歩でクロス。あー、弱い、弱いよ、この進み方 止まってくれるなよぉ、と障害前で気合い入れて脚使って、なんとか飛ぶ。
繰り返し。「障害の前でギュッと絞るように脚使って飛ばすように」ってんで、ギュッとやると、観念したかのように馬も踏み切ってくれる
前は、飛んだあと暴走されそうによくなったんだけど、なんかそんな雰囲気ないなー 飛んだあとも油断すると止まっちゃいそうなくらいなんで、せっせと速歩続けさせる。
高さをちょっとだけ上げても、何も問題なく飛ぶんで、んぢゃ、ひきつづき駈歩でクロス
助走、あー、弱い、弱いな、こりゃ、「もっと動かして!」今やってまーすって感じで向かう、とにかく真ん中へ連れてかなきゃ、ギュッ、飛ぶ、ラチまで真っ直ぐ走らせて、ゆっくり止める。
もう一回、「左右に逃げないように、両手両足でつかまえて」 手綱と腕(ヒジまで真っ直ぐ)で作った面で箱作って、なかに馬入れんだ。そもそも真っ直ぐ進入しないと修正しようとして自分が苦労する。脚・脚・キャク! ジャンプ
たしか去年乗ったときは、障害の前でタタタって変な歩幅の合わせ方をするようにして、そのときに左(だったかな?)に傾いて、そこから飛んだんだけど、最近そういう感じぢゃないなー、栄峻。
もう一回、真っ直ぐ行って、脚使って、飛越。なんか、飛ぶ前に両手両足でガチッとつかまえることにとらわれて、随伴がオロソカだなぁと思いつつ、飛びあがってから手を前に出す
ま、いいでしょ、障害はこんなもんで
しばらくの間、鏡の前で輪乗りして、常歩でハミうけを探る。前出るのをウケる、ジッとして、抵抗がなくなったとこで、こっちも力入れるのやめる、あれ?またアタマ上がってるよ、ダメだ、こりゃ。って感じで、ずっと繰り返し。もう少し、もう少しこっちへ来い、って念じながら、いろいろ手を動かしながら、輪乗り続ける。
よくわかんないまま、終了 常歩で引き上げるあいだも、手綱のテンションをめぐって、あーでもないこーでもないって試行錯誤してるんで、馬上からの写真撮ってるひまがない。
さあ、もうすぐお昼だけど、行くよ2頭目
今度は、キリーンだ ムチなんか栄峻の前に置いてくんだ、もう。
ああ、いいなあ、ラクだ 跨って常歩でポクポク歩きだしたところから、もう全然違う。重ステ、重クラッチで、低速ギアで加速引っ張ろうとしても伸びてかない車から、アクセルに足乗せただけでスーッと走る高排気量のオートマ車に乗り換えたようだ。(←ひどい云い様だ)
で、馬場に出て常歩で輪乗りしはじめたころから、ありゃ?なんか違う、と思いはじめた。なんか必要以上にガッツンガッツン前へ出たがる、あれえ?困ったな、元気良過ぎ? もしかして冬になると元気出るタイプぢゃないだろうな、キリーン?
速歩で、大きく回ると、グングングングン前へ出ちゃう。違うんだけどな、私の求めてることは と思いつつ、動かないよりはラクなので、そこで馬とのやりとりを探る。
ときどき巻乗り、でもやっぱ乗りやすい、もう「あのへん通りたい」って念じただけで、そのへん歩いてくれちゃう感じ どんな大きさの円でも描けそう。
速歩で歩度を伸ばそうとすると、すごい勢いよく伸びていく。おお、速い ホントに歩度が伸びてんのか、ただ速さが増してるだけなのか、ちょっと不安。そして、伸ばすときより詰めるときのほうが難しいんだな、これが。ジワッとおさえてみる。
んぢゃ、横木通過。軽速歩で横木に向かう、一歩ずつ跨ぎながら、脚、脚、脚と圧していく。この馬は、たぶん、これが大事。合図すると反応する。そこがまた良く安定してる。横木通過や障害を始めると勝手に燃えて向かってく(サラブレッドにいるよね)タイプぢゃない。
んぢゃ、駈歩。簡単に出るんだけど、輪乗りを丁寧にしようと心がけて、左右で数周ずつ。もちろん問題ないんで、広く周回へ。歩度を伸ばす、ツーポイントにしてみる、前傾するときは背中を丸めるんぢゃなくて股関節から曲げる、また座る、しっかり座る、おしりで座ること意識するとバカだから何故かヒザが開く、ヒザ・爪先が開かないように。楽に乗れる馬の上だと、いろんなこと考える。
また輪乗りして、輪乗りを詰める、こーんなに小さく回れるんだ!?って自分で思うくらいのとこまで詰められるんだな、この馬は(止まらないからね。)
障害はやんないんで、また鏡の前に行って、速歩で輪乗りする。なーんか必要以上に前に向かってくなー、きょうのキリーン、こんなに抑えるのに力要る感じぢゃなかったんだけど、私の記憶ぢゃ
練習終了なんだけど、納得いかないので、雨のなか先生に残ってもらって、もうしばらく輪乗りを続ける。
まずは常歩で。まず前に出す、前に出てなきゃウケるもなにもない。
「拳で馬の口と力比べしない。拳のところは手綱を持ってるだけ。力入れるならヒジを後ろに引く。」
肩甲骨をくっつけるようにして、ヒジを引くようにして、こらえる。引っ張っちゃってもいいって言うんで、ギューっと力入れる。馬がすこし言うこときいたのを感じたとこで、こっちも力入れるのヤメる。軽い、不思議な均衡状態ができる。
「いま、さっきよりラクでしょ!?」 ハイと返事してる間に、また馬の頭の重さが前のほうに手綱を引っ張るようになる、肩甲骨くっつけてヒジを身体から離さないでジワーっと耐える、前には出続ける、フッと手応えが変わる、こっちも緩める、進み続ける
んぢゃ、速歩。軽速歩、馬が前の方にのめってく感じ、ヒジで引っ張る、また抵抗が変わる、引っ張らないようにして手綱のテンション保つ。何度も繰り返す。
「その状態でこそ、歩度が伸びる」 言われて、さらに前に出すように動かしてみる。速歩の歩度を伸ばす、さっき自分で歩度を伸ばしたつもりになってたのとは、全然違うことになっている
んぢゃ、駈歩。駈歩のときのほうが、均衡状態に達しやすいような気がするのは、今になって後で考えたことだけど、馬は速歩よりスピードあるから前に出てる状態でありやすいし、自分は速歩のときより姿勢をちゃんとすることを強く意識してる(駈歩で体勢崩れると乗ってらんない)からぢゃないかと思う。
馬場を大きく回って、駈歩の歩度を伸ばす。ただ突っ走ってるんぢゃなくて、馬をコントロール下において伸ばすように心掛ける。ときどき巻乗り、巻乗りするときも前に出して回転するように。
だいたいOK。ポンポン
いろいろ意識してみると、今まで何やってたんだか?と思う
馬に乗ったら、漫然と乗っかってるだけぢゃなくて、やるべきことは、いーっぱいあるぢゃないかと
そもそもが、馬に乗るってことは、動いてる背中から落ちなきゃいいってもんぢゃなくて、もっとずっと繊細なことなんだと、いま気づいた
乗り終わったら、もう1時 2頭を洗ってやんなきゃ。寒いのにキリーン汗びっしょりになっちゃった。
そのあと、栄峻も洗って。
(↑洗い場の枠におしり圧し付けて、「おしりカイーノ」をする栄峻。やっぱ、乗んないとカワイイ)
まさか2頭乗るとは思ってなかったから、リンゴは1個しか持ってかなかったんで、栄峻とキリーンで半分つ。
夜は寒くなるって天気予報で言ってるんで、馬着きせてやる。雨やまないし、手入れしてたら、足先がちょっと冷えて感じる、もうすぐ冬が来るのかなー、ついこないだまで暑かったのに。
全部終わったら2時半だったけど、まあ充実した1日でした。