ムンバイから行ける世界遺産は、たくさんあるが、市内にあるのはこのイギリス統治時代に作られたビクトリア・ターミナス駅。以前訪れた時は、まだ指定されていなかったから、ここ数年内に指定されたものだろう。
ご覧いただければわかるように、統治国であるイギリスの権威を象徴するような、教会と見まごうばかりの美しい巨大建築だ。東京駅もリノベーション中だが、申し訳ないが、全く規模が違う。
アップするとこんな感じで、すばらしさがより際立つ。
今も現役の駅で、次から次へと列車が到着しては、大量の人(インド人)が吐き出されてくる。ドアもしまらない電車で、なかなか外国人には、近寄りがたい。ほぼインド人専用列車と言える。
壮大なドームの中は、教会の中のような柱がそそりたち、切符売り場になっていた。
地下道には、チンケな土産物屋が建ち並び、とても世界遺産ステーションの商店街とは思えないが、何故か、どの店も人だかりである。
駅の構内では、何故か巨大体重計が建ち並ぶ。亜細亜では、有料体重計を時々見かけ、実際利用されているが、何故商売が成り立つかわからない。体重計を持たない人々が、何故料金を払って体重を量るのだろう?