クレムリンの次は、その隣にある赤の広場に向かった。何か行列があるから並んでいたら、それは赤の広場に入るための行列ではなく、レーニン廟に入るための行列だった。
赤の広場へは、向かって左側の入口からいつでも入れる。レーニン廟は、赤の広場の中央部分の右側(クレムリン側)にある。写真のレーニン廟の奥に見えるドーム風の屋根は、クレムリンの元老院の屋根である。
”歩き方”には、レーニン廟には、荷物置き場がなく、先ほどのクレムリンの入口にある荷物置き場に戻るしかないと書いてあるが、レーニン廟のセキュリティチェックの脇に、荷物置き場があるから(有料)、そのまま並んでいて、問題はなかった。携帯、カメラなど、持ち込み厳禁で、レーニン廟を巡っている間は、立ち止まることも禁止される。かなり厳戒体制である。
ホーチミン廟も訪れたことがあるが、コンセプトは、一緒。ホーチミン廟の時も、携帯を預けさせられて、面倒だった。
廟の中は薄暗く、レーニンさんのご遺体を守る護衛がたくさんいる。レーニンさんのご遺体は、ホーチミン氏と同様に、蝋人形のようでおだやかだ。
午後一時までしかオープしていないので、興味のある方は、まず先に訪れることをお勧めする。
ソヴィエトからロシアになった時、この廟も撤去する話もあったそうだが、残されて、今も人気のスポットになっている。ソヴィエト時代のようなカリスマ性は失せているのだろうが。