大帝国アッシリアの守護像ラマッス。
何故か足が5本。
紀元前9世紀のものだが、発掘されたのは、19世紀。
よくもまぁ、遠いイギリスまで運んできたものだ。
緻密なレリーフ。
戦争の場面、狩りの場面。
当時の生活を、リアルに描く。
うずくまるアフロディーテ。
ギリシャ関連の展示も、目を見張る。
パルテノン神殿の装飾がそのまま展示されている。
この展示は、学生時代に見て、驚愕したのを覚えている。
神殿の飾りをそのまま持ってきてしまっているのだから。
略奪と言ってしまえば簡単だが、そのままギリシャに残っていたら、どんどん傷んで、消滅してしまっていたかもしれない。
それにしてもローマ時代よりも前に、このような美が作られていたのか。
いくら紹介してもしきれないので、大英博物館はこれくらいで。
名残惜しいが。