かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

The Beatles の足跡を追いかけて その7 British Museum②

2016年02月01日 | Europe・Middle East・Africa


日本関連の展示も、量は限られるものの質が高い。
特に古墳時代のものは、かつて、明治維新当時イギリスから派遣された技師が、大量にイギリスに持ち帰り保管されている。
この埴輪も極めて保存状態がいい。



この百済観音の複製もすばらしい出来。
日本の美を象徴する仏像だ。



この埴輪はちょっとユニーク。
武人と思われるが、帽子は、まさにとんがり帽。



百万塔。
一つ一つにお経の巻物が入っており、世界初の印刷物とも言われる。
法隆寺から散逸したものと思われる。



このお面も、法隆寺か、正倉院か、飛鳥から奈良時代のものだろう。



これが、古墳から持ち出された宝物類。
イギリスに持ち帰ることに正当性があったのかという議論はあろうが、当時の日本人が見向きもしなかったものを、丁寧に発掘し、イギリスに持ち帰り、保管してくれたのだから、感謝しなければならない。



石館も持ち帰っている。



銅鐸。
保存状態いまいちながら、立派なものだ。



その他、石棒などの発掘物。
イギリスに残されたものとの類似点も感じられる。



これは、韓国の石仏。
大きくて、吹き抜けの階段スペースに展示されている。
運ばれたのは、相当昔だったろうから、技術的にもたいへんだったのではないか。
コメント
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