かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

西洋絵画の歴史2 バロック・ロココの革新

2017年10月11日 | Culture・Arts
午前中に、大阪から帰って来た。
早い。



西洋絵画の歴史シリーズの2。

バロックという言葉はよく聞くが、元々は、異様な奇妙なという意味なのだそうだ。
装飾過剰や、古典的規範の無視という観点からの批判的な意味だが、これは、あるがままに描くということと、見えるがままに描くとの違いではないかとの考えもあるといい、説得力がある。
ロココは、部屋の飾り枠を構成している模様(巻貝や植物の葉のような有機的な曲線模様)のロカイユから来ているという。
ミニバロックという呼び方もあるそうで、18世紀の美術を一般的に呼ぶ名になった。

絵も持ち運びができる物が増え、また画家も様々なところに移動することができるようになり、テーマも神話や宗教から解き放たれた題材も増えてきた。
見るものにとっては、絵を見る楽しみの幅が広がってきた時期を言えるだろう。

静物画や、人物像などのジャンルも確立された。
一方、ルネサンスや、近代に見られるようなスターが不在というのも特徴という。
確かに。
その中で、ルーベンス、ベラスケス、フェルメールなどがよく知られる。

コメント
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