今日は、中途半端な天気の中のゴルフ。
スコアも中途半端で、何のためにやっているのか?
本書は、本屋で見つけてゲット。
あまりのマニアックさにびっくりしたが、著者は、元々ジャーナリストだったが、夫人のロンドン赴任を機に、主夫になり、それにより得た時間で、ロンドンのロックの聖地巡りをしたという話。
正直、びっくり。
日本人で、これまで詳しい人は少ないのではないか。
元ネタもあったろうが、ここまで、詳細な元ネタもないだろうから、オリジナルネタも多いのではないか。
本書に付き合うには相当日数(1年ぐらい?)、ロンドンに滞在しないと無理かもしれない。
後半は、イギリスの有名コンサート会場でのコンサート参戦記だが、これもたいへん興味深い。
日本人の音楽への関心傾向と、イギリス人の傾向では、かなり違うというのが、本書を読むとわかる。
我々が、聞いているロックは、もうオールドファッションで、ラップなど、あまり聞かない音楽が主流となっており、コンサート会場のノリもその通りになっている。
特にストーンズのようなブルースロックは、もう後継者すらいない?
言葉の問題もあるかもしれない。
日本で、私も見たツアーの話もあるが、これは、結構、共感。
例えば、キンクリや、ポールなど、日本での入りの方が全然いい。
また、知らない歌手のコンサートにもたくさん訪れており、その人気が凄まじいようなのだ。
ジンジャーベイカーや、来日公演寸前で自殺したエマーソンのコンサートなど、かなり荒れていたようだ。
まさに、生情報。
この辺は、東洋と、西洋との根本的な違いかもしれない。
褒めているツアーで、行けてないものもあったが、それは、各人の好みと、過去からの経験の違いからでるものだろう。
別に欧米に擦り寄る訳ではないが、この違いを知っておく方がいいだろう。
でないと、全体の流れがわからない(だからどう?ということでもあるが)。