
今日は、今年初のトーハク。
出雲と大和展に行ってきた。
このテーマは、私がずっと追っているテーマなので、正直、かなりのものは見たことがあるものだったが、東京在住の人に、これだけの一覧性の古代歴史に関する逸品がそろって展示されるのはすばらしい。
この加茂岩倉遺跡の復元にしても、本物を見るのは結構たいへんで、私も二回目の出雲でやっとたどり着いた。
何故、こんなところに?という場所で、見つかったのは奇跡に近い。

写真撮れるところが少ないので申し訳ないのだが、若い人は、これの遺物に接した人も少なく、感心の声が多く聞かれた。
日本独自の文化に中国文化が融合して、仏教が入って来てという流れがうまく展示されている。
仏教以前と以後では、かなりイメージが異なるのだが、そこは飲み込むことにして、すばらしい展示だと思う。
逆に、これだけの展示を見てしまっていたら、現場を回る旅もしなかったもしれない。

やや違和感のある展示だが、焼けた現物は、倦蛯ナ展示されているのを見た。
本当に残念なことだが、これも現実。
今後このようなことのないように、しっかり文化財を守っていかなければならない。
日本の起源に興味のある人は、是非、絶対、訪れて欲しい。