
今日は、前から行きたいと思っていた、富山の寺院巡り。
まずは、井波の瑞泉寺。
巨大な寺院でびっくりした。

期待していたのは、木彫り群。
見事なものだ。

この本堂と、太子堂の巨大さには、目を見張る。
本堂は、全国で、4番目の大きさという。
一向一揆の拠点だった。

太子堂の木彫りも見事。
宝物館も併設されており、寺院の歴史がわかるようになっている。
ネパールで見た木彫り群を思い出した。

井波の城跡に、神武天皇像。

瑞泉寺の隣にある井波八幡宮。
綿貫一族が、代々神主を務める。
御朱印は、ご自宅で、いただいた。

門前町。
瑞泉寺がいかに大きな存在であったかが、わかる。

高岡に移動し、瑞龍寺へ。

見事なシンメトリー。
曹洞宗の寺院。
浄土真宗の瑞泉寺とは、だいぶ違う。

住職が、丁寧に説明をしてくれた。
伊達家の瑞巌寺と同じような存在だったという。
後で見る、位牌を本尊にするパターンも似ている。
外様の代表格であった、前田家と伊達家。
一国1城ルールで、多くの城を失った代わりに、要の地区に、巨大寺院を構えた。
屋根は、鉛でできており、何かの際は、溶かして、鉄砲玉にできた。
この鉛は、小矢部川、犀川の上流で採れたもので、さらに上流に三井の神岡鉱山が作られた。
そして、今は、そこが、スーパーカミオカンデ。

本尊は、舶来仏で、意外と小さいものだった。

2代目、利家公を祀る。
前田家は、菅原道真の子孫と自称しており、東照宮のように、先祖を祀りたかったが、徳川との関係もあり、そうもいかず。
ただ、この内装を見ると、座って拝むと、神社の鳥居のように、見える構造になっている。

扁額は、隠元導師によるもの。

見事。

伽藍は、全て国宝。
見事だ。

石川県出身の力士たち。
がんばれ、上がもたもたしている内に?
それにしても、炎鵬ちっちゃ。