かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ステレオ! これがビートルズ

2022年09月09日 | The Beatles


エリザベス女王が亡くなられた。
ご冥福をお祈りする。
第二次世界大戦を経て、若くして女王になり、その後も紆余曲折はあったが、見事に乗り越え、愛される王室、開かれる王室を確立した。
たまたま2008年にロンドンに行った時、お誕生日で、凄い歓迎に驚いた。
馬車でパレードされるエリザベス女王に拝謁できたのは、光栄だった。



ビートルズと王室との関係にも、逸話は多くあるが、SEX PISTOLSのような品格に欠けるものではなく、ユーモアにあふれるものだった。
さて、今日、先日入手した2枚のアルバムを聴いた。
この日本独自版、Vol.1 は、50年近く前に入手していたのだが、それと対であるVol,2 は未入手だった。
今回、一気に、2枚ゲット。

上が、いわゆるFOREVER帯。
下が、いわゆる赤帯。
あまり知識がないので、ネットで調べたところによると、赤帯が出たのが、1969年9月10日。
アップルの赤帯盤が出たのは、Vol.1と同日だが、オデオンの赤帯盤が出たのは、vol.2の方は、5日遅れで出た。
いずれにしても、来日寸前の1966年5月30日に出た。ばたばたで出たので、同日発売できなかたのだろうか。
曲順も、ジャケットも、日本が勝手に作ったもので、今では、考えられないのだが、世界では珍品として、重宝されている。
FOREVER帯になったのが、1973年3月だが、2200円帯で、73年12月以降であることがわかる。



両アルバムの写真を並べて撮影したが、全く一緒。



中は、帯以外一緒。
補充票は、何故か赤帯盤にしかない。



懐かしい写真が続く。
まだビートルズの情報が少ない中、ファンにとっては、貴重な写真だったろう。



歌詞が付くのも日本ならでは。
海外では、歌詞も一つのビジネスで、アルバムに歌詞が付くことは、当時まだなかった。



裏も一緒。
1963年11月18日に、EMI本社で撮影されたものという。



驚いたのは、赤帯の方が、赤ビニル盤だったとのこと。
ネットで調べてみたが、どのタイミングで出たのかわからなかった。
知ってる方、情報お願い。



ついでに、50年ほど前に買ったvol.1も聴いてみた。
音も大丈夫で、保存状態も悪くない。
こちらも、今回ゲットした赤盤vol.2と並べてみる。

vol.1には白い縁があるが、vol.2にはない、
一方、vol.2の方には、アルバムジャケット本体に、アップルマークがある。
この辺の統一感のなさは?



vol.1の方が気合が入っているように見えるがどうか。
時期は、赤ビニルと、黒ビニルとどちらが古いのか。
私がvol.1をゲットしたのは、1970年代前半だと思うので、FOREVER帯に変わる前の1972年頃なのだろうか。
全く覚えていない。
ただ、最初に聴いた時、疑似ステレオにびっくりしたのは、鮮明に覚えている。
何かの間違いと思ったぐらいだ。
声が、右で、演奏が左。

説によると、当時は、2トラック時代で、ジョージマーチンが、演奏と、ボーカルのバランスがとりやすいよう、トラックを分けたのが、そのまま日本に来て、疑似ステレオのアルバムが出ることになったらしい。
確かに、帯を見るとわかるように、まだステレオは少なかったので、珍しがられただろう。
バージョン違いも入っており、これも、重宝される理由の一つになっている。



ジョージとリンゴの人気が高かった?



同じ写真の使いまわしであることがわかる。



ジャケットの裏もvol.1の方に軍配。



ビニルは両方とも黒で、音も良好。
あらけずりなビートルズの音が思い切って詰め込まれている。

一番最初にゲットしたのがoldiesで(CD化の時に廃盤になった)、たぶん2番目にゲットしたアルバム(これも半分廃盤?)。
今回ゲットしたvol.2と共に、大事にしたい。
コメント
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