かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

2020年の挑戦

2022年09月17日 | TV Program
今日は、ゴルフ。
ほぼ、リハビリ目的。
夜は、急に敬老の日会食になった。
台風は、どうなるか?



何故か、また安く出ていたので、ゲットしてしまったウルトラQアーカイブシリーズ。
今回は、ケムール人の2020年の挑戦。
今は、2022年で、もう通り過ぎてしまった。
何故2020年にしたかというと、飯島監督は、もう自分が生きていないと思ったからと答えているが、昨年2021年に亡くなられた。

本編、改めて素晴らしい作品だ。
ストーリーといい、映像技術といい、ケムール人の造形といい、25分の中に、よくこれだけの要素を取り込めたものだ。
特に、その風刺的なストーリーは、飯島監督のアイデアによるところが多いが、インタビューの中で、様々な秘密が明かされている。
古谷さんの有名な走るシーンは、ローラースケートを履かせる予定だったとか、ケムール人を倒したミニオードは、当時発明されたばかりのダイオードの名のもじりだとか。
あの走るシーンは、ブルーバックだそうだが、今から見ると稚拙だが、それが、ふわふわした夢の中のような雰囲気を作っている。
最後の遊園地のシーンは、アメリカドラマからの影響だという。
あのシーンも、まさにシュールそのもの。
オプチカルプリンターを巡る話は、有名だが、当事者からの生の証言は、貴重。
桜井さんが、いうように、チーム全体、情熱にあふれていた。
スクリプターの田中さんは、当時を思い出して涙していたが、それだけ、貴重な空間だった。

当時の制作者側と、それを見て育った側のインタビューのバランスが絶妙で、本作の魅力を際立たせている。
特に、泉麻人さん、福岡伸一さんなど、同世代の方の話は、あるある話が満載。

残りは、ガラモン1本に?
コメント
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