昨日、ゴルフ終了後、関西へ移動。
今日は、関西でお仕事して、夜戻る予定。
黄砂がひどい。
いよいよツタンカーメンのコーナー。
これは、アヌビス神。
ジャッカルの化身。
すばらしい姿。
カノプス壺。
4つ1組で、内臓が納められていた。
人頭のイムセティ神は肝臓、猿の頭部のハビ神は肺、ジャッカルの頭部のドゥアムテフ神は胃、ハヤブサの頭部を持つケベフセヌエフ神には腸が、それぞれ入れられていた。
そして、黄金のマスクも展示されているツタンカーメンの展示室へ。
中は撮影禁止なので、悪しからず。
ツタンカーメン王の墓の図。
王家の谷で、実見済。
館に至るまでの部屋に多くの宝物が納められていた。
中には、黄金のマスクの他、主に金製品が、綺麗に展示されていた。
豪華絢爛な空間。
2度入って、感動に浸った。
無造作にすばらしい宝物が展示されている。
これは、カノプスが納められていた黄金の厨子。
守護女神4像に守られている。
ツタンカーメンの墓からの展示は、別格だ。
これは、玉座。
有名な玉座で、背もたれには、王と妻の姿が描かれている。
肘かけ部分等、全面にすばらしい装飾が施されており、お宝と呼ぶにふさわしい。
確かに、この展示方法を見ると、新博物館への移転が待たれる。
ひじ掛け部分の有翼女神の図柄。
これは、ツタンカーメン王のものではないが、ミイラ型石棺。
写真が多くなって申し訳ないが、一つのまとまった展示なので。
これも、玉座。
世界最古の折り畳み椅子を言われる。
背もたれ部分にはヘフ神。
王位が法令を布告する時に使った椅子で、足には捕虜の図が描かれている。
玄室入り口の両側を守る番人を模して造られた王像。
王杖を持ち、サンダルを履いている。
ツタンカーメンの等身大の像と言われる。
王が遊んだかもしれないゲーム。
横には、近親者の展示。
立派な棺。
ミイラと共に展示されている。
たぶんツタンカーメンのひいおじいさんの世代だったと思う。
当時のベッド。
シンプル。
ユヤとチュアのマスク。
アメンホテプ3世の両親で、ツタンカーメンはひ孫になる。
右がユヤ、左がチュア。
第18王朝、紀元前1391年~1353年。
何気なく展示されているが、考古学的にも貴重。
プスセンネス1世の副葬品の部屋。
ここも撮影禁止。
1940年に発見されたが、一度も封印を解かれず無傷のまま残された墓としては、史上唯一。
黄金のマスクもあり、すばらしい展示だが、珍しいのは、銀製の人形棺。
当時は、金より、銀の方が、希少だったという。
第21王朝、紀元前1054年~1009年。