今日は、ずっと曇り。
過ごしやすい気温だが、忙しい日々が続いている。

本書は、出てるのは知っていたが、購入は見送っていた。
書評で褒めていたので、思い直してゲットし、読んでみた。
微妙。
ロックの正体という題名にふさわしい内容を、期待すると、がっかりするかもしれない。
70年代前半までについての部分は、知ってることばかりだし、小さな間違いもある。
それ以降についても、私が知らないだけで、大方の読者は、知ってることばかりだろう。
そもそも、ロックについて語っている部分は、2割もない?
ほとんどが、現代文明史や、ホモサピエンス史的な話。
しかも、ディープさが、バラバラで、言葉使いも粗い。
小学生でも知っていることから、大学の先生ぐらいしか知らないことが、同レベルで述べられている。
そしてそれらの話を、ロック史に紐付けるが、その因果関係、必然性に濃淡があり、突っ込みどころが多い。
ただ蘊蓄面では、面白い話もないではなく、全くダメという訳でもない。
特にロックの歴史が、現代史と呼応している部分が多いことがよくわかる。
最後の章が、参考文献にあてられているが、ほとんど読んだことのないものばかりで、しっくりこなかったのも無理はない。
ロック本を期待すると裏切られるが、20世紀の文化論ぐらいの気持ちで読めば、興味深く読める人もいるかもしれない。
過ごしやすい気温だが、忙しい日々が続いている。

本書は、出てるのは知っていたが、購入は見送っていた。
書評で褒めていたので、思い直してゲットし、読んでみた。
微妙。
ロックの正体という題名にふさわしい内容を、期待すると、がっかりするかもしれない。
70年代前半までについての部分は、知ってることばかりだし、小さな間違いもある。
それ以降についても、私が知らないだけで、大方の読者は、知ってることばかりだろう。
そもそも、ロックについて語っている部分は、2割もない?
ほとんどが、現代文明史や、ホモサピエンス史的な話。
しかも、ディープさが、バラバラで、言葉使いも粗い。
小学生でも知っていることから、大学の先生ぐらいしか知らないことが、同レベルで述べられている。
そしてそれらの話を、ロック史に紐付けるが、その因果関係、必然性に濃淡があり、突っ込みどころが多い。
ただ蘊蓄面では、面白い話もないではなく、全くダメという訳でもない。
特にロックの歴史が、現代史と呼応している部分が多いことがよくわかる。
最後の章が、参考文献にあてられているが、ほとんど読んだことのないものばかりで、しっくりこなかったのも無理はない。
ロック本を期待すると裏切られるが、20世紀の文化論ぐらいの気持ちで読めば、興味深く読める人もいるかもしれない。