今日は、関西。
よく冷えている。
朝の富士山。
今日は、南海電車で、和歌山へ。
特急サザンだが、一般車両と繋がっており、通勤列車のグリーン車のイメージで、スペシャル感はない、
和歌山市駅のビル。
立派。
ただ、JR駅と離れており、周りは、ちと寂しい。
勝海舟寓居跡。
京都を外国から守るための、紀淡海峡の台場の確認のため、1863年4月、当地に滞在したという。
もちろん、徳川吉宗像。
目指した和歌山県立博物館は、休館中の和歌山現代美術館の隣にあった。
空中廊下で繋がっている。
和歌山城の隣でもある。
取り壊された黒川紀章さんの中銀カプセルが展示されていた。
実物を見たのは初めてだが、かなり斬新なデザインだったことがわかる。
アイデアとしては面白いが、リアリティは?
そしてこちらが、県立博物館。
立派だ。
目当ては、聖地巡礼シリーズの第4期展示。
熊野速玉大社の神像と古神宝の特別展開催中。
本展覧会のことは、NHKのニチビで知った。
第4期で、テーマ毎に5回に分けて展示するようだ。
一気に展示して欲しい?
目玉は、なんといっても、神像。
女神像とペアで展示されている。
これは、3Dプリンターで複製した神像(今回展示のものではない)。
色も残った立派なもので、仏像にはない荘厳さを感じさせる。
色もデザインもよく残っており、仏像との違いも大きい。
通常の神像よりも、大きい。
9世紀から10世紀のものだが、他の神像は、傷みが激しいという。
仏師とは、別の職人が作ったのだろうか?
その他の展示も皆国宝だが、足利家から14世紀に奉納された宝物が中心。
室町時代の正倉院の様相。
着物も、当時の姿をそのまま残している。
素晴らしい展示だった。
そう言えば、年齢の関係で、無料だった。
ラッキー。
常設展もしっかりしたもので、特に熊野関連の展示が充実している。
和歌山の歴史を知るにはうってつけの展示だった。
2階には、歴史の道の展示があって、レプリカだが、熊野古道の雰囲気が味わえるようになっている。
帰りに、近くの岡公園を覗いてみた。
明治28年にできたというから、歴史のある公園だ。
C57。
陸奥宗光像。
和歌山城下出身。
和歌山城は、やはり和歌山の中心。
撮影スポットとのことだが、天気がイマイチ。
ということで、珍しい立派な神像を見ることができた。