かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

"NO HAMBURG NO BEATLES" & BOX

2024年12月14日 | The Beatles
今日は、午前中は、家事に集中。
午後から、映画&コンサート。



映画は、横浜では今日封切りになった"NO HAMBURG NO BEATLES"。
会場は、JACK & BETTYさん。



ビートルズの下積み時代のハンブルグでの活動を追ったドキュメンタリー映画。
短めだが、よくまとまっている。



ハンブルグ時代の代表的な写真だが、まだ、ステュがいて、ドラマーは、ピート。
ハンブルグ時代に、ステュは、亡くなり、ドラマーはリンゴに変わって、ビートルズは完成した。
故人のインタビュー音源、映像、フォアマンの絵を上手く編成し、見たことがない映像をインサートして、顔見せなしのバンド演奏映像を被せて、臨場感もある作品となっていた。

ハンブルグの悪徳興行主として知られるコシュミダは、同性愛で刑務所入りになっていたのだという。
今では、考えられないが。
ハンブルグの街が、WWⅡで、徹底的に破壊されていたことも初めて知った。
長崎の原爆での死者よりも多かったという。
今の、イスラエルを非難できなくなってしまう。
リバプールもロンドンに次ぐ被害を受けていたのだという。
リバプールのビートルズが、ハンブルグで、花開いたと言うのも何か因縁深い。

正直、映画というより、NHKのドキュメンタリー番組でやるような内容ではあるが、ビートルズファンは、押さえておくべき映画だろう。
私は、実際訪れたことがあるので、リアルに雰囲気が伝わってくる。



これは、映画館の手作り?



伊勢佐木町の飾りは、昭和チック。



それから、渋谷へ移動。
凄い人。
駅の改札を出るのに10分近くかかった。



初めてのpleasure pleasure。
初めてのBOX。
BOXの方は、メンバーそれぞれの演奏は、いろんな機会に聞いては、いるが。
竹内まりやさんの新アルバムに、楽曲も提供している。
1988年にファーストアルバムを出して、それから2枚しかアルバムを出していない。
それで、即日完売だったというから恐れ入る。

J POPブームのせいか、ビートルズ人気のせいか、まりやさん人気のせいか。
私は、ビートルズサウンドに近い演奏ということで、前から一度聞きたいと思っていて、今回やっと行けたというところ。


 
座席指定にも関わらず、熱心なファンが、開場前から、行列を作っていた。



シンプルなロゴ。



2階席だったが、こじんまりした会場で(300人ぐらい?)、まったく問題なし。
観客と一体感のあるコンサートが楽しめる。



左から、ベースの小室和之、杉真理、松尾清憲、ギターの田上正和。
奥の左が、ドラムの島村英二、奥の右が、キーボードの小泉信彦。
鉄板の布陣だ。

実は、CDを持ってなくて(ほとんどネット販売らしい)、初めて聞く曲ばかりだが、メロディ、コード進行、間奏、歌詞、いろんなところにビートルズ・テイストが紛れ込まれていて、違和感なく入り込める。
ほとんどコピーと思われる部分もある。
昔のチューリップを、ちょっと思い出す。

フィンランドの杉、僕らのマジカルバス、I don't know (知らんがな) など、まんまっぽい題名の曲もあったが、中には、いろんな曲が紛れ込まされている。
リボルバー以前のビートルズの楽曲をリスペクトしながら、オリジナリティも混ぜ込んで、ライブ感あふれる演奏を繰り広げらるのが、真骨頂。
今日見た映画のネタの出た。
最初にハンブルグに行った時に一緒に行ったのが、ミニバンで、それが、マジカル・ミステリー・ツアーに繋がった?
明日、横浜の上映で、コメントする藤本さんにも遭遇。
ノリのいい曲も多く、途中アコースティックコーナーもあり、また、トークでは、ビートルズの小ネタも混ぜ込んで、楽しくかるライブ感あふれるコンサートだった。
ノスタルジーと言ってしまえばそれまでだが、若い客も多く、場所が渋谷ということもあり、初期のビートルズを味わえる、おおいに楽しめるコンサートだった。
コメント
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