かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

草原の国モンゴルその15 ガンダン寺

2024年12月25日 | China・Mongolia
今日は、好天。
1日関西。



実質最終日の最初は、ガンダン寺。
本当は、初日のスケジュールに入っていたのだが、道が混んでて、列車に乗り遅れると面倒なので、このタイミングになった。
1838年に、ボグド・ハーン5世によって建立された。
極左政権により、一時寺の機能が失われていたが、1944年に回復したという。

この門は、当初からのものと思われるが、この門をギリギリ大型バスがくぐって入ったのには、驚いた。
ちょっと間違えたら、接触してしまうほどすれすれ。
ぶつかる前に、入場ルートを変えるべきだろう。



金ピカのお釈迦様。
奥に、観音堂が見える。



元は右奥の建物が講堂だったが、手狭なので、左手前に大講堂が作られ、まさに説法の真っ最中だった。



中に入ると、四天王?が迎えてくれる。



ずいぶん日本の物とは、雰囲気が異なるが。



チベット僧が、定期的に訪問し、通訳を付けて説法している。
かつては、数年に一度ダライラマが来ていたそうだが、近時は、締め付けも厳しく、その弟子が来ているとのこと。
前の方で、僧が聞き、後ろの方では、一般人が熱心に聞いている。
私語をする人もおらず、静粛な中、僧侶の通訳の声が響き渡っていた。



大講堂の雰囲気を味わった後、観音堂に向かう。



途中、銅鑼が鳴らされていたが、何かの合図だったのか、時報のような物だったのか。



巨大な観音堂。



観音様。
その巨大さにびっくり。
25mほどあるという。

盲目となったボグド・ハーン8世(在位1911~1924)の治癒を祈願して作られたが、1938年に、旧ソ連が金属目当てに、接収し、現在のは、1996年の再建とのこと。
長谷観音が10m弱だからその巨大さがわかる。
奈良の大仏も、高さではかなわない。
胴製、金メッキというが、立派なものだ。



お堂の回りは、廻廊になっており、右回りにお祈りしながら回る。
奉納された仏像に覆われているが、この仏像群は、2階まで埋め尽くす予定とのこと。



観音様の脇を固める仏像も、密教らしい見事なもの。



脇にも古いお堂があったが、中には入れなかった。
コメント
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