かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ビートルズ:10のエレメンツ 2010年代

2024年12月13日 | The Beatles


今日は、寒空の下、ゴルフ。
予約した時は、こんなに温度が下がるとは思わなかった。
でも、風がなかったので、どうにか完走。
富士山の頭も拝めた。
調子は普通。



ごみ焼却場が近くにあるが、煙が出ているのは見えない。
結構、街に近いところにある焼却場だ。



紅葉も終盤。



今回のビートルズ:10のエレメンツは、モントルー・ジャズ・フェスティバルの日程と重なったため、アーカイブ視聴になった。
実際の講義は、1週間前。
本講座後半から、同時配信はなくなって、アーカイブ視聴のみ(1週間限定)になったが、元々INGのテーマではないので、支障はなく、安心してゆっくり見れる。
いよいよ2010年代!
近過去だ。



それにしても、活発な動きを見せた10年間だった。
ビートルズが自らをリフレッシュしていく10年。
ポールとリンゴの2人で、ビートルズを延命させる?
アンソロジーから入ったビートルズファンもいる中、ビートルズの作品を再考察するプロジェクトが相次いだ。

藤本さんが、CDジャーナルを退職したのが、2011年6月で、2015年2月からフリーになられたという。
CDジャーナルを止めIT関連の会社に在籍していたそうで、ビートルズ893の道を歩み始めたのは、2015年だったとのこと。
ということは、かなり初期からお付き合いさせていただいていることになる。

2010年代では、まずLiving In The Material Worldの映画があった。
かなり、遠い記憶になってしまったが、内容が面白過ぎた。
マーティン・スコセッシ監督。
藤本さんが、字幕監修を始めたのも、本作品からだそうだ。

そして、Eight Days A Week。
やや暗いという評価もあったが、ロン・ハワード監督によるしっかりした造りで、貴重な映像も満載で、こちらも評価大。
珍しく映画館に見に行ったが、もう10年近く前になるのか。

ポールはこの間3枚アルバムを出しているが、NEWの評価が高いとのこと。
日本のツアーが4本入ったのも大きい。
私もかなり通って、特に最後の2018年には、全て行った。
今から考えると貴重な体験。
病気でキャンセルになった2015年のコンサートには、仮病説があるそうだが、流石にそれはないだろう?
途中からYesterdayを歌わなくなった瞬間も目撃した。
いろいろ説はあるが、やはりシャウトする曲が多い中で、Yesterdayをアンコールで歌うのがきつくなったのが、実際ではないか。
来年は来てくれるのだろうか。

Kisses On The Bottomは、ジャズ曲をカバーする意欲作だったが、当時の流行りでもあった。
そして、ポールは、楽器を演奏せず、歌だけだったので、緊張しながらの録音になったとのこと。
今もよく聞くアルバムだが、ポールの声がすばらしい。
今ツアーでは、かなり出なくなっているそうだが。
もう82歳!
そういえば、山下達郎も、厳しくなっていると報道されている。
風邪のせいではあるが、年齢とともに、ボーカルはどうしても厳しくなる。
エジプトステーションもユニークなアルバムになった。
ジャケットは、ポールの画集からのものだが、まずアルバムタイトルが???で、I Don't Knowなどという曲が???

その間リンゴは、EP作戦。
サブスクが増える中、アルバムという概念が薄れてきており、簡単に作れるEPを多く出すようになった。
鈴木さんは、追っかけ切れてないそうで、藤本さんが、主に解説。
曲作りが、イージーで、イントロクイズをやったら、誰もわからないのではないか説?
私も、リンゴは、気が向いたら買う程度。
カバーアルバムの音源が流れたが、なかなか良かったので、ちょっとゲットしてみようかな。
次作も面白そう。

来日も3回してくれた。
オールスター・バンドで、リンゴにとっては省エネツアーになっているが、メンバー交代により、雰囲気も変わり、楽しいコンサートになっている。
藤本さんと鈴木さんは、ZEPPに一緒に行ったそうだが、鈴木さんは、途中で、一旦退出したという。
リンゴのコンサートとは思えなかったのが理由という。
私は、こんなもんだと思っていたので、心底楽しめたが。
リンゴの目の前で、聴衆が興奮して卒倒したりしていた。
元々、歌いやすい曲が多いので、声の衰えの影響も少ない。

そして、もう一つのトピックスが、ポールのスーパーデラックスシリーズ。
出始めた時はどこまでやるの?と思っていたが、次々と出て、もう残るは2枚?
やりすぎ感があるものの、全作品付き合っている!
ここまで来たら、早く完成させてほしい?

そして、本家本元のビートルズのアルティメイト・コレクションも出ているが、出るたびに、曲作りの過程が明らかになる。
例えば、Straeberry Fields Foreverでは、メロトロンと歌を同時に録音していたり、サビが最初は全然できていなかったり、ベースが最後に入れられたことなどが明らかになった。
She Came In Through The Bathroom Windowでは、最初の段階からすばらしいハーモニーを聞かせていることや、最初は、ラフな歌だったのが、途中から美しいポップスに変わったことがわかる。

次は、Rubber Soulが99.9%確実とのこと?
藤本さんは、893稼業を賭けている。
バングラデッシュのコンサートのアルティメイト・コレクションも制作中とのこと。
両方とも、好きなアルバムで楽しみだ。

いよいよ次回は、2020年代で最終回。
その後、ざっくばらんなトークイベントや、インド訪問報告会が開催されることも決まっているとのこと。
いやはや、ビートルズ談義は尽きない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする