かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

草原の国モンゴルその7 カラコルム博物館

2024年12月10日 | China・Mongolia
今日もいい天気。
こんなに晴天が続いていいんだろうか。

訃報が続いている。
小倉智昭さん。
ブルーノートで、何度かお見かけした。
覚悟をしていたとはいえ。
ご冥福をお祈りする。



キャンプのあるブルドからさらに西に向かうと、チンギス時代の中心だったからカラコルムがある。
今は、ハラホリンと呼ばれている。
景色は、変わらず。



最初に訪れたのが、カラコルム博物館。
日本政府の援助と、日本モンゴルの共同研究が展示されている。
中の写真が撮れないのが残念だが(お金を払えば撮れる)、なかなか素晴らしい展示。
ウランバートルにチンギス・ハーン博物館が新にできて、一部の展示物が引っ越してしまったそうだが(最終日に見た)。



最初、2010年から2011年にかけて発掘されたバムバガー遺跡の映像。
巨大な墳墓で、シルクロードで見る墓と似てる墓ではある。
貴重な壁画、俑、コインなどが見つかっている。
近くには、多くの遺跡があり、かつてモンゴル帝国の中心であったことと、シルクロードの要衝であったことがわかる。
展示も、当地の歴史が、展示物を通して理解できる、わかりやすいものだった。
鹿石の展示も、見たことがないもので、興味深かった。
ウランバートルから遠く、訪れる人は少なかったが(ほとんど外国人観光客)。



カラコルムは、チンギスが場所を定め、息子のオゴタイが発展させた町だが、長い間忘れられ、当時の物は、ほとんど残っていない。
今後の発掘が待たれる。
ヨーロッパの都市より、東京の方が全然近い。
コメント
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