今日からは、ちと寒い。
家事に従事。
大晦日に向けて、ますます多忙。
今日仕事納めの人も多いだろう。
私は、今年から、関係ない身分になったが。
本書は、新聞広告で見つけた。
前から、興味を持っていた分野だったので、早速ゲット。
実は、最近、ごみを大量に排出する事情ができ、せっせと作業している中て、そのシステムが非常によくできているなと感心していたところの本書。
一方、ボランタリーで、我が家の前をゴミ集積場としており(私が属するゴミ収集ブロックの中で、我が家が、駅に向かう場合、必ず通る場所にある)、その中で、ゴミ出しマナーに反する事象が散見される事情もあった。
本書は、東洋経済オンラインに連載されていたものを、新書にまとめたもので、読みやすかったが、言われてみると、ほぼ当たり前のことがほとんど。
だが、この当たり前のことが、残念ながら、社会に理解されておらず、必ずしも全てが上手く回っているわけではないことが、よくわかった。
たとえば、事業者のゴミは、一般消費者のゴミと違って、契約ベースのため、必ずしも、ゴミ収集車が、効率よく回れているわけでもないとか、ほんの一部のルールを守らないゴミ捨てのために、それだけに止まらず、大きな非効率が発生しているとか。
地域によっては、生ゴミを含むゴミを深夜に出さざるを得ず、ドブネズミ対策が、必要になっている。
小泉政権以来の自治体の効率化のため、業者に丸投げとなり、改善のインセンティブが、湧かなくなっている事情も,あるという。
一方、首長自身が、ゴミ収集に参加し、その実態把握、課題解決に注力しているケースもあると言う。
要するに、しっかりしたリーダーシップをとれる人がいれば、3R(レデュース、リユース、リサイクル)の余地は、まだまだあるということだ。
地域によっては、粗大ゴミにリユースの可否を表示させ、リユース可のものの中で、業社判断で、リユースできると判断されるものは、再生させている取り組みもあると言う。
我が街では、その制度は、ないのだが、確かにまだ使えるものを捨てているケースは、かなりの数にのぼるだろう。
ただ、再生コストを考えると、採算には、乗らないようで、長続きするのかは、わからないが。
著者は、大学の准教授だが、体力にも自信があり、各地で、ゴミ収集を体験している。
その中でも、過酷なのが、雪の中でのゴミ収集だそうだ。
確かに、たいへんそうだ。
そもそも、ゴミ収集車のステップは、高いため、その乗り降りだけでも、かなりの体力を消耗する。
それにも関わらず、3Kと考えられ、特に子供たちが、嫌がったりする。
これは、家庭や、学校で、しっかり指導して、さらに3Rの精神を小さな頃から、植えつけることが大切だろう。
最終処分場の容量にも限界があり、その先は見えていないという。
もちろん、科学の力で、幾分かは、改善できるかもしれないが、それも限界ある中、我々も一緒になって考え、行動する必要があると再認識した。
枝なども、それだけなら資源になるが、他のゴミと一緒だと、ただ燃やすしかないという。
アメリカで、クリスマスの後、クリスマスツリー回収日があったのを思い出した。
たぶんそれは資源として使えているだろうが、今は、そもそも、毎年生木のツリーを飾るのはいかがなものかという議論になっているかも知れない。
生木は、樹液が垂れるので、掃除も大変だった記憶がある。
話がそれたが、学校の先生とか、自治体にお勤めの方にお勧めしたい1冊。
一般人は、常識的なルールをまず守ることから、始めたい。
家事に従事。
大晦日に向けて、ますます多忙。
今日仕事納めの人も多いだろう。
私は、今年から、関係ない身分になったが。
本書は、新聞広告で見つけた。
前から、興味を持っていた分野だったので、早速ゲット。
実は、最近、ごみを大量に排出する事情ができ、せっせと作業している中て、そのシステムが非常によくできているなと感心していたところの本書。
一方、ボランタリーで、我が家の前をゴミ集積場としており(私が属するゴミ収集ブロックの中で、我が家が、駅に向かう場合、必ず通る場所にある)、その中で、ゴミ出しマナーに反する事象が散見される事情もあった。
本書は、東洋経済オンラインに連載されていたものを、新書にまとめたもので、読みやすかったが、言われてみると、ほぼ当たり前のことがほとんど。
だが、この当たり前のことが、残念ながら、社会に理解されておらず、必ずしも全てが上手く回っているわけではないことが、よくわかった。
たとえば、事業者のゴミは、一般消費者のゴミと違って、契約ベースのため、必ずしも、ゴミ収集車が、効率よく回れているわけでもないとか、ほんの一部のルールを守らないゴミ捨てのために、それだけに止まらず、大きな非効率が発生しているとか。
地域によっては、生ゴミを含むゴミを深夜に出さざるを得ず、ドブネズミ対策が、必要になっている。
小泉政権以来の自治体の効率化のため、業者に丸投げとなり、改善のインセンティブが、湧かなくなっている事情も,あるという。
一方、首長自身が、ゴミ収集に参加し、その実態把握、課題解決に注力しているケースもあると言う。
要するに、しっかりしたリーダーシップをとれる人がいれば、3R(レデュース、リユース、リサイクル)の余地は、まだまだあるということだ。
地域によっては、粗大ゴミにリユースの可否を表示させ、リユース可のものの中で、業社判断で、リユースできると判断されるものは、再生させている取り組みもあると言う。
我が街では、その制度は、ないのだが、確かにまだ使えるものを捨てているケースは、かなりの数にのぼるだろう。
ただ、再生コストを考えると、採算には、乗らないようで、長続きするのかは、わからないが。
著者は、大学の准教授だが、体力にも自信があり、各地で、ゴミ収集を体験している。
その中でも、過酷なのが、雪の中でのゴミ収集だそうだ。
確かに、たいへんそうだ。
そもそも、ゴミ収集車のステップは、高いため、その乗り降りだけでも、かなりの体力を消耗する。
それにも関わらず、3Kと考えられ、特に子供たちが、嫌がったりする。
これは、家庭や、学校で、しっかり指導して、さらに3Rの精神を小さな頃から、植えつけることが大切だろう。
最終処分場の容量にも限界があり、その先は見えていないという。
もちろん、科学の力で、幾分かは、改善できるかもしれないが、それも限界ある中、我々も一緒になって考え、行動する必要があると再認識した。
枝なども、それだけなら資源になるが、他のゴミと一緒だと、ただ燃やすしかないという。
アメリカで、クリスマスの後、クリスマスツリー回収日があったのを思い出した。
たぶんそれは資源として使えているだろうが、今は、そもそも、毎年生木のツリーを飾るのはいかがなものかという議論になっているかも知れない。
生木は、樹液が垂れるので、掃除も大変だった記憶がある。
話がそれたが、学校の先生とか、自治体にお勤めの方にお勧めしたい1冊。
一般人は、常識的なルールをまず守ることから、始めたい。