かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

世田谷一家殺人事件

2006年09月25日 | Books

日本の季節は、本当にはっきりしていて、ついこの前まで、蝉がガンガン鳴いていたのに、がらっと音色が変わって、今は、秋の夜長......
日の暮れるのも早くなってきた。秋分の日も過ぎたもんね。
シンガポールの季節のない世界、毎日同じ時間に日が昇って日が暮れる世界に慣れた者にとっては、この季節の移り変わりは、新鮮だ。

読書の秋にふさわしく、最近読んだ本について、徒然なるままに、しばらくつづってみたい。あまりの乱読に驚かないでください。

世田谷云々は、異色の本だ。誰が書いたかもわからないし、本当か造り話かもわからないのに、よく売れている。
たまたま被害に遭われた方が、知り合いの知り合いだったりして(同年代であることもあり、仕事で関係していた人もいる)、読んでみた。

嘘か真か、まったくわからないが、造り話にしては、よくできている。

我が町も、一時期外国人空き巣団が出没し、たいへんだったが、町内団結した対策のおかげか、平和な世界が戻った。
ただ、ここに出てくるクリミナル・グループは、けたはずれに凶悪だ。初めは、金目当てだったのが、だんだん、凶悪な事件を起こし、名を上げることに、目的がシフトしている。ヤクザとネイチャーは似ているかもしれない。こんなのに狙われたら、ひとたまりもないだろう。知り合いの話からも、本件が怨恨ということは、考えにくく、金目当てと思われるのだが、ではなぜ、こんなことに....ということになる。

確かに、従来では考えられないような、動機不明の凶悪事件が増えているので、その連想からこの本も売れているのだろうが、外国人=危ないという発想が根付くのも怖い。

日本警察組織の縦割りの弊害についても、多く触れられており、そのせいか、この本は根も葉もないと、当局は、打消しに必死である。
当局は、不安解消のためにも、頑張って犯人を、見つけて捕まえて欲しい。見つからないと、やっぱり、海外に逃げたのかということになり、作家(もしほら吹きだとすれば)の思うツボだ。

ただ、内容的には、もっと安く(例えば980円ぐらい)売るべき本なのだろう。週刊誌ネタだとまでは言わないが。

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Confessions on a dance floor

2006年09月24日 | Music
NTTのIP電話のトラブルが先週話題になったが、復旧したのだろうか。我が家も、TEPCO光に、インターネット、IP電話とも頼りきっているので、頼むよ!という感じ。
価格競争ももちろん大事だけど、日常生活のインフラの一部になっているのだから、まずは、基本を固めて欲しい。

Madonnaの最新CD(Confessions on a dance floor)を実はまだ購入してなくて、レコード屋を覘いたら、DVD付きのは(一時的だとは思うが)売り切れている店ばかりで(通常版はある)、家の近くのマイナーなレコード屋に行ったら、あった。おまけのブックレットもまだあった。昔は、こういう経験がよくあったなぁ。

このおまけDVDは、かなりいい。本当に、みんなで踊り出したくなるような、明るくはじける内容だ。
リハーサル風景もあるのだが、これまたすごい。プロの世界の厳しさ、ハードさがひしひしと伝わってくる。Madonnaの周りは、数段運動能力の優れた(そしてかなり変人っぽい)男性がほとんどだ。SEX Symbol というけど、本当は、普通の男性より男性的な考え方の持ち主なのかもしれない。エマニエル坊やみたいな子供も踊っていたが、本当のエマニエル坊やは、今どこで何をしているのかな。

この映像は、USENのGYAOでも見れる(一部かもしれないが)。ご興味のある方は、無料ですので、どうぞ。

PS
そういえば、昨夜のスマステは、マドンナ特集で、かなり誠実に、マドンナの歴史を紹介していた。その時、その時の動機、行動は、かなりハチャメチャのように見えたが、こうストーリー仕立てで紹介されると、フムフムとうなずいてしまう。みんなそうだよね。先のことなんてわからずに、その日その日を一生懸命生きているだもんね。ビートルズだってそうだった。
小林克也さんを久振りに見た。まだちょっと本調子ではないような気もしたが、お元気そうだ。
若かりしマドンナと若かりし小林さんとの一対一のインタビュー映像が、この番組のハイライトだったかな?
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つま恋コンサート

2006年09月23日 | Music
今日は、つま恋で、30数年振りのコンサートがあった(はず)。場所的にちょっと行けなかったけど、多分同世代の人で、盛り上がったはず。当時、仙台からわざわざ見に行った友人がいたくらいだったから、まだまだ熱い時代だったのかもしれない。

タクローももう60。大学時代、Rolling 30 などという歌を出し、タクローももう30か!!などと言っていたのを思いだす。何回かコンサートに行ったが、もう売れっ子になってからで、あまりハプニング的なことはなかった。当時のLPは、ほとんど海賊版ではないかと思えるほどの、学潔・サのまま録音したようなものが出回っており、大笑いしながら、聞いたものだ。さすがに、廃盤になっていると思うが。
かぐや姫のコンサートは、学生時代の、横浜スタジアムの一回だけだけど、とっても暖かい、ほのぼのとした、いいコンサートだった。今回のメンバーの写真を見ると、やはりパンダさんの、老化振り(別に悪い意味ではない)が目立つかな。
DVDを買うほどではないけど(出るかどうか知らないが)、ちょっと見てみたい気はする。

水曜のマドンナコンサート関連の情報をネットで見ていると、叶姉妹を初めとして、ユーミン、カズ、アムロチャン、倖田来未さんら、多数有名人が来てたらしい。残念ながら遠くて、見えなかった。アリーナ席で、何か騒いでいるのだけは、わかった。
アンコールはどうも最初から予定されていなかったようだ。
コンサートの評判は(行った人の評判だから宛てにはならないが)、上々。確かに、最上級のエンターテイメントだったと思う。
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MKS パートナーズ

2006年09月22日 | Topics

小泉さんのメルマガの最終回が、届いた。小泉さんらしくない潮らしい感じで、本人も感無量なんだろう。その実績や手法については、賛否両論だろうが(私もそう)、メルマガで、国民に直接話かけたことについては、評価できるのではないか。最初の編集長は、安部さんだったような気もする。メールだと、世界中どこでも届くので、私もシンガポールで読んでいた。マスコミの報道と、首相自身の言葉のニュアンスの違いも感じることができた。メルマガの内容に対する意見が、延べ49万件もあったのだそうだ。安部さんは、どこまで、自分の色(カラー)を出せるのだろうか。

話は、変わるが、MKSパートナーズの松木氏の話を聴く機会があった。トヨタを退社し、ファンドを立ち上げ、福助、カネボウ、ラオックスなどに投資し、会社再生に奔走されている。シカゴや、オーストラリアにいらっしゃったこともあるそうで、私の、海外経験とダブル部分もあり、親近感も湧いた。

村上ファンドのように、株を買って、高値で売り抜けるという短期投資ではなく、経営者と共に、中期的視野にたって、会社の価値増大に注力されている手法をとっておられる。最終的には、お金の話になるから、きれい事だけではないと思うが、12社に投資して、まだ、失敗はないという(その他、ベンチャーキャピタル的投資は多数あり)。ただ、1000億円近いお金を預かって、投資できているのは、その一部だそうで、なかなかいい投資話がころがっている訳ではないようだ。借金部分も含めると、企業買収に、使えるお金は、日本だけで、10兆円ぐらいになるそうで(ファンド3兆円+借金7兆円)、これからも、フジテレビ、TBSの類の話は、後を絶たないだろう。

印象に残った言葉としては、企業買収において、最良の結果を出すためには、
T ( Trust=信頼 )+ P ( Potential=潜在能力 )+I ( Impact=変革 )
がキーワードだという。だから、現時点でうまくいっている会社には、投資妙味はなく、また、経営者と一体感を持てない会社にも、投資はできないという。

私のような庶民に対する言葉としては、

1、自分の能力のちょっと上の仕事をするようにする(目標が高すぎると、ストレスでうまく動けないし、目標が低いと、能力を持て余す)。
2、一日、一時間(通勤時間でもよい)、自分の仕事を改善する(良くする)方法を考える。

簡単なことのようで、実践するのは難しいが、日々、心がけていきたい。

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仁川(インチョン)空港

2006年09月21日 | Korea

今頃は、Madonnaのワールドツアーも、大団円を迎えている頃だろう。盛り上がってるだろうな。今日は、アンコールあるかな。それとも元々用意してなかったのかな?
昨日、値段が高すぎると文句を言ったが、今朝の目覚ましTVによると、Madonnaが観客と握手して回った最前席は、オークション席で、最高25万円だったそうだ。私の席の18席分!恐るべし。

タイで、昨日クーデターがあったが、王様の一言で、沈静化に向かっている様子。民主主義が根付いていたと思っていたのだが、まだまだのようだ。でも、ぐちゃぐちゃにならないで、良かった。流石、仏教国?!



韓国ネタも、もうそろそろ終わりにして、いつかまた、H/Pに書く事にしようと思う。
最後は、仁川空港。前にソウルに行った時には、金浦空港だったから、今回初めて行った。
ソウルから、バスで、向かったが、道路がよく整備されており、あまり遠い感じはしなかった。空港は、新しくて、立派。バンコックも新しい空港がオープンし、シンガポール、香港、上海は、既に立派だし(KLは、立派だけど、ダウンタウンからの距離がありすぎ)、ますます成田の陰が薄くなる。羽田を活用しようにも、成田と羽田の間をどうするか(トランジット客の利便性)という問題もある。シンガポールでは、かなりの人がトランジット客だったと思う。どうする日本!?

仁川は、朝鮮戦争の時、北が優勢だったのを、マッカーサーが上陸し、形勢を逆転した場所として有名だ。しかし、今は、北と南の国力の差は、とんでもなく開いてしまった。かつては、工業の北、農業の南だったらしいが、見る影もない。政治がいかに大事かを、物語っている。

おっと仁川ではなく、インチョンと書こうと、一昨日書いたばっかりだったっけ。

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