かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

MKS パートナーズ

2006年09月22日 | Topics

小泉さんのメルマガの最終回が、届いた。小泉さんらしくない潮らしい感じで、本人も感無量なんだろう。その実績や手法については、賛否両論だろうが(私もそう)、メルマガで、国民に直接話かけたことについては、評価できるのではないか。最初の編集長は、安部さんだったような気もする。メールだと、世界中どこでも届くので、私もシンガポールで読んでいた。マスコミの報道と、首相自身の言葉のニュアンスの違いも感じることができた。メルマガの内容に対する意見が、延べ49万件もあったのだそうだ。安部さんは、どこまで、自分の色(カラー)を出せるのだろうか。

話は、変わるが、MKSパートナーズの松木氏の話を聴く機会があった。トヨタを退社し、ファンドを立ち上げ、福助、カネボウ、ラオックスなどに投資し、会社再生に奔走されている。シカゴや、オーストラリアにいらっしゃったこともあるそうで、私の、海外経験とダブル部分もあり、親近感も湧いた。

村上ファンドのように、株を買って、高値で売り抜けるという短期投資ではなく、経営者と共に、中期的視野にたって、会社の価値増大に注力されている手法をとっておられる。最終的には、お金の話になるから、きれい事だけではないと思うが、12社に投資して、まだ、失敗はないという(その他、ベンチャーキャピタル的投資は多数あり)。ただ、1000億円近いお金を預かって、投資できているのは、その一部だそうで、なかなかいい投資話がころがっている訳ではないようだ。借金部分も含めると、企業買収に、使えるお金は、日本だけで、10兆円ぐらいになるそうで(ファンド3兆円+借金7兆円)、これからも、フジテレビ、TBSの類の話は、後を絶たないだろう。

印象に残った言葉としては、企業買収において、最良の結果を出すためには、
T ( Trust=信頼 )+ P ( Potential=潜在能力 )+I ( Impact=変革 )
がキーワードだという。だから、現時点でうまくいっている会社には、投資妙味はなく、また、経営者と一体感を持てない会社にも、投資はできないという。

私のような庶民に対する言葉としては、

1、自分の能力のちょっと上の仕事をするようにする(目標が高すぎると、ストレスでうまく動けないし、目標が低いと、能力を持て余す)。
2、一日、一時間(通勤時間でもよい)、自分の仕事を改善する(良くする)方法を考える。

簡単なことのようで、実践するのは難しいが、日々、心がけていきたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする