あいかわらず、寄り道ばっかりで、申し訳ないが、ニューデリー国立博物館に話を戻そう。
Seated Buddha, Chola, 12AD, South India
ブッダ坐像、チョーラ朝、12世紀、南インド
Bodhisattva Maitreya, Gandhla, 2AD
弥勒菩薩像、ガンダーラ、2世紀
Buddha and the six monks, wall painting, Mira, 3-4 AD
ブッダ6人の僧、壁画、ミラ、3-4世紀
これは、前回も載せたようが気がするが、エキゾチックな風貌。
Kali(terrific aspect of Shiva's consort), Post Gupta, 7-8 AD, Madhya Pradesh
カーリー(シヴァの妻の憤怒相)、ポストグプタ時代、7-8世紀、マディアプラデシュ州
恐ろしい奥さんだ。シヴァの奥さんは、優しかったり、怖かったりする。
Buddha in prennding pose, Pasla, 11AD, Eastern India
祈りのブッダ、パーラ朝時代、11世紀、東インド
珍しく冠をかぶっている。密教の影響だろう。
Jyeshtha, Pallava, 9 AD, South India
ジェシューター、パッラヴァ朝、9世紀、南インド
ラクシュミーのお姉さんらしい。インドの神々の家系図を作ることは可能なのだろうか。
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ゴールデンウィーク過ぎて、お二人とも80mぐらい離れて見つかったという。
ご本人は、不幸中の幸いとおっしゃっていたが、本音はやりきれないというところだろう。
もちろん、自宅は跡かたもない。
海から、800mぐらい離れた田んぼの真中に、お二人は住まれていたという。
ご冥福をお祈りする。
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本書は、先日のビッグサイトでのブックフェアの吉川弘文館さんのブースで安売りしていたのをGETした。
前から、存在は知っていたが、ちょっと高かったので、手を出していなかった。
元は、1981年に発行された本だが、本書は、2009年に再発されたもの。著者の助教授時代の講義録がもとになっているという。
30年も前の本が再発されたということは、他の類書がないといのも大きな理由と思うし、著者もそう言っている。
これだけ、膨大なインドの美術史を、一冊の本に、コンパクトにまとめ上げるのは容易ではない。著者もそれを認めているが、日本人である私からは、興味のある部分を中心に解説されているので、かえって都合のいい結果になっている。
本書で、改めて感じるのは、インドの美術の多様性だ。王朝が代わるたび、民族が代わるたび、宗教が代わるたび、美術も、時には連続的に、時には非連続的に、大きな変貌を遂げている。
中国のように、文字を残す習慣がないから、その全貌ははっきりしないのだが。
もうひとつ興味深いのは、イラン、ギリシャなどの西方の文化と、インドの土着の文化との、押し合いへし合いしながらの、融合だ。
本書でも、いろんな発見があった。例えば、初期の仏像に、菩薩像があるが、どうみても、お釈迦様に見えるものがある。これは、まだ、仏像を造るのをためらっていて、仏像は作っても、菩薩像としたのではないかという説があるのだそうだ。それほど、仏像を造るということは、恐れ多いことだったのだ。
インドの歴史、文化、特に古代インドに興味のある方にお勧めできる本。
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本書は、2007年に出た時衝動買いした。そして、ミャンマーが載っていないので、何故だ??ということで、まだ読んでいなかった。
今回、ブッダガヤや、ベナレスに行ったので、初めて読んでみた。
13の亜細亜の聖地について、美しい写真付きで、実体験も交えながら、紹介してくれる。聖地によって、強弱はあるが、亜細亜の聖地に興味のある人には、お勧めできる。
特に、インド、ネパール、チベットについては、かなり奥深い見解が示されており、興味深い。
新婚生活は、ネパールだったそうで、インドにも住んでらっしゃったし、ダライラマとお話する機会にも恵まれた。このあたりは、ちらっと訪れただけではわからないことが山ほどある。本書は、その辺も、楽しく、わかりやすく語ってくれる。
本書で、一つ疑問に思ったのは、インドは、暑いと蚊も出ないという件だ。著者は、インドに住んでいたから、嘘ではないと思うが、私の体験だと暑い夜でも蚊は出た。
クーラー付きの部屋だったから?でもクーラー無しでは絶対眠れない暑さだったし。でも、停電ばかりで、クーラーも、ガーガーうるさいから結局眠れず、蚊とも戦うことになってしまった。
筆者の言うとおり、暑い中、クーラーをつけずに、シーツを頭からかぶって寝てしまえば、八方丸く収まるのか?
本書で触れられている13の聖地の内、訪れていないのは、ガンダーラ、ダラムサラ、江南だけになった。ガンダーラは、ちょっと微妙だが、行く気になれば行けるところばかりだ。
まだ入手可能かわからないが、写真集として見るだけでも価値がある。普通に訪れても撮れない写真も満載。その辺は、プロの写真家としての特権を生かしてくれている。
今日は、3連休の最終日。
まずは、何はともあれ、なでしこJapanの応援。
途中から、ワンセグでの応援になったが、見事だった
点数を入れられた時は、正直厳しいと思ったが、そこからが凄かった。
諦めないことの大切さを、皆再認識したのではないか。
すばらしすぎる
今、甲斐小泉にいる。標高1000m以上の高原で、さわやかな風の中、ひぐらしが、カナカナと鳴いている。
今日は、また1日1万円乗り放題のチケットで、信州に来た。いつものようにちょっとハードスケジュールだったが。
横浜
八王子
茅野
諏訪大社上社本宮
法華寺
神宮寺跡
諏訪大社上社前宮
茅野
下諏訪
諏訪大社下社秋宮
矢除石
諏訪大社下社春宮
万治の石仏
青塚古墳
下諏訪
小淵沢
甲斐小泉
平山郁夫シルクロード美術館
甲斐小泉
小淵沢
八王子
横浜(甲斐小泉から先は、予定)。
諏訪大社は、一度行きたいと思っていたのだが、日帰りだとちょっとしんどいので、なかなか行く機会がなかった。
今回、1万円チケットの恩恵にあずかるべく、決行。
調べてみたら、4つもお宮があり、結構離れている。でもどうにか回れることがわかったので、早足で回った。
正直、信長が武田勝頼を攻める時、ほとんど焼けてしまっており、凄いという感動はなかった。
お宮そのものより、その歴史や、御柱祭に代表される現代離れした伝統行事の方が、重要なのだろう。
宝物館にも行ってみたが、古いものでも、平安時代止まりで、縄文のヴィーナスを生み出した信州原人との継続性を見いだすのは難しい。
まだ研究が足りないのか、歴史が途切れてしまっているのか。
ただ、武士の世の中になってからの足跡は至る所に残っている。
特に、戦国時代以降の、戦いに関する奉納物は、多い。
相撲関係も。
それが、明治以降に引き継がれたようで、いわゆる軍神に関する展示も多かった。
面白かったのは、万治の石仏。
下社に行く場合は、是非足を延ばすべき。岡本太郎が、絶賛したというが、よくわかる。
素朴で粗野だが、引きつけられる。モアイ像をも、思い起こさせる逸品だ。
平山郁夫シルクロード美術館は、常連だが、今回の発見は、平山さんが、トルコの奥深くまで、踏み込んだ作品に、沢山取り組んでいたこと。そして、世に出る前の作品は、世の中に大勢いる美大生と、そうは違わない(失礼!)作品を作成していたことを、知ったことだ。
平山さんの、シルクロードとの出会い、そのきっかけとなったトルコでの体験が、いかに重要であったかが、よくわかった。
人生、出会いが大切。
ということで、朝から、大充実の、連休最終日だった。
以下の写真は、帰宅後追加。
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諏訪大社上社本宮一之御柱。各お宮に2本づつ御柱があるようだったが、説明では4本あるのかな?柱の裏側は、御柱祭のため、擦れている。
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相撲にも縁が深い。一度、現役力士全員で、お参りしたらどうか。八百長なんてできなくなるに違いない。
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上社本宮の弊拝殿。
隣に法華寺というお寺があり、吉良上野介の孫の墓がある。織田信長が、武田家を滅ぼした後、ここに陣を敷いたという。
その隣に神宮寺跡があるが、相当大きなお寺だったようで、信玄の石碑もあった。何故か、寺院跡に、ミニゴルフ場の跡がある???
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神社前宮は、本宮に比較すると、こじんまりしているが、こちらの方が、先輩ということだ。
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近くに冷たい水の小川があるが、その隣の細い道が、かまくら道である。御柱も見える。
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諏訪大社下社秋宮の弊拝殿。
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諏訪大社下社春宮の弊拝殿。秋宮とそっくりである。サイズは、ちょっと違うらしいが。
秋宮とともに、重要文化財に指定されている。江戸時代の建築である。
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春宮から、万治の石仏に向かう途中に清流があり、そこに浮島がある。浮島には社があり、とんな大水にも流れず、下社の七不思議の一つになっている。子供たちが、川遊び。なつかしい風景だ。
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万治の石仏。現在、350周年キャンペーン中?首が伸びたということでも有名になった。
ユニークさだけではない、何かを持っている?
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春宮と秋宮の間は、旧中山道を歩くことになる。旧家や、宿も残されている。
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青塚古墳。諏訪地方最大の古墳だが、埋葬者は不明。
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平山郁夫シルクロード美術館では、いつも新たな発見がある。
まずは、何はともあれ、なでしこJapanの応援。
途中から、ワンセグでの応援になったが、見事だった
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点数を入れられた時は、正直厳しいと思ったが、そこからが凄かった。
諦めないことの大切さを、皆再認識したのではないか。
すばらしすぎる
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今、甲斐小泉にいる。標高1000m以上の高原で、さわやかな風の中、ひぐらしが、カナカナと鳴いている。
今日は、また1日1万円乗り放題のチケットで、信州に来た。いつものようにちょっとハードスケジュールだったが。
横浜
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諏訪大社は、一度行きたいと思っていたのだが、日帰りだとちょっとしんどいので、なかなか行く機会がなかった。
今回、1万円チケットの恩恵にあずかるべく、決行。
調べてみたら、4つもお宮があり、結構離れている。でもどうにか回れることがわかったので、早足で回った。
正直、信長が武田勝頼を攻める時、ほとんど焼けてしまっており、凄いという感動はなかった。
お宮そのものより、その歴史や、御柱祭に代表される現代離れした伝統行事の方が、重要なのだろう。
宝物館にも行ってみたが、古いものでも、平安時代止まりで、縄文のヴィーナスを生み出した信州原人との継続性を見いだすのは難しい。
まだ研究が足りないのか、歴史が途切れてしまっているのか。
ただ、武士の世の中になってからの足跡は至る所に残っている。
特に、戦国時代以降の、戦いに関する奉納物は、多い。
相撲関係も。
それが、明治以降に引き継がれたようで、いわゆる軍神に関する展示も多かった。
面白かったのは、万治の石仏。
下社に行く場合は、是非足を延ばすべき。岡本太郎が、絶賛したというが、よくわかる。
素朴で粗野だが、引きつけられる。モアイ像をも、思い起こさせる逸品だ。
平山郁夫シルクロード美術館は、常連だが、今回の発見は、平山さんが、トルコの奥深くまで、踏み込んだ作品に、沢山取り組んでいたこと。そして、世に出る前の作品は、世の中に大勢いる美大生と、そうは違わない(失礼!)作品を作成していたことを、知ったことだ。
平山さんの、シルクロードとの出会い、そのきっかけとなったトルコでの体験が、いかに重要であったかが、よくわかった。
人生、出会いが大切。
ということで、朝から、大充実の、連休最終日だった。
以下の写真は、帰宅後追加。
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諏訪大社上社本宮一之御柱。各お宮に2本づつ御柱があるようだったが、説明では4本あるのかな?柱の裏側は、御柱祭のため、擦れている。
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相撲にも縁が深い。一度、現役力士全員で、お参りしたらどうか。八百長なんてできなくなるに違いない。
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上社本宮の弊拝殿。
隣に法華寺というお寺があり、吉良上野介の孫の墓がある。織田信長が、武田家を滅ぼした後、ここに陣を敷いたという。
その隣に神宮寺跡があるが、相当大きなお寺だったようで、信玄の石碑もあった。何故か、寺院跡に、ミニゴルフ場の跡がある???
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神社前宮は、本宮に比較すると、こじんまりしているが、こちらの方が、先輩ということだ。
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近くに冷たい水の小川があるが、その隣の細い道が、かまくら道である。御柱も見える。
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諏訪大社下社秋宮の弊拝殿。
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諏訪大社下社春宮の弊拝殿。秋宮とそっくりである。サイズは、ちょっと違うらしいが。
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春宮から、万治の石仏に向かう途中に清流があり、そこに浮島がある。浮島には社があり、とんな大水にも流れず、下社の七不思議の一つになっている。子供たちが、川遊び。なつかしい風景だ。
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万治の石仏。現在、350周年キャンペーン中?首が伸びたということでも有名になった。
ユニークさだけではない、何かを持っている?
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春宮と秋宮の間は、旧中山道を歩くことになる。旧家や、宿も残されている。
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青塚古墳。諏訪地方最大の古墳だが、埋葬者は不明。
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平山郁夫シルクロード美術館では、いつも新たな発見がある。
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今日も、夏ど真中の天気だったが、仙台に日帰りで、行ってきた。
駅に着いたら、いきなり凄い人出だ。新幹線のホームの方は、天井が、まだ、むき出しで、まだまだという感じだったが。
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CLIS ROAD には、心意気をしめす横断幕。
私たちは負けない!
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一番町では、google map が、ユニークなキャンペーンを展開中。
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待ち合わせのメッカである、フォーラスのエレベーターは、まだガラスが壊れたままで、動いていない。
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勾当台公園周辺では、復興に向けて、東北六魂祭が開催中。東北六県の夏祭りをテーマに、いろんな出店やら、ステージが繰り広げられ、昨日から、2日間の日程で開催されている。
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会場の広さの割に凄い人で、どの店もごった返している。これも、復興への願いの表われか。
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ちょうど、ステージでは、タケカワユキヒデさんが、熱演中。その後、小柳ルミ子さんも登場。凄い熱気。大盛り上がりだ。
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会場の片隅では、むすび丸と伊達武将隊が、コントを展開。むすび丸は、まだ、知名度が低いと思うのだが、調べてみたら、1年前にデビューしたばかりで、まだまだ新米のようだ。
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1日中、メットライフの飛行船が、上空をうろちょろ。
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東北六魂祭の目玉の一つであるねぶた。昨日は、あまりの人気で、パレードが中止になったらしい。
伊達政宗が、兜で、地震に見立てた暴れ馬を抑えている。
これから、夏祭り本番だが、復興に向けて、弾みをつけたいものだ。