東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

献杯

2018-03-15 09:00:00 | マスターコース説明会・見学会のご案内

こんにちは。17期の金岩由美子です。

3月11日(日)東日本大震災から7年が経った東北に行って来ました。
今回はボランティアでも仕事でもありません。

温泉宿に気仙沼で買った日本酒を持ち込み、あんこう料理と合わせて「献杯」です。
翌日は福島県いわき市にある環境水族館「アクアマリンふくしま」に行ってきました。
ここでは、海の保全センターとして里地・里山、海岸など身近な自然環境の修復、
再生、持続的利用について市民と協働した、保全活動に取り組んでいます。水族館として
魚の展示だけでなく、災害を含む自然や歴史、生命の不思議を学ぶ博物館でもあります。

水族館としての見どころは、福島県沖で出会う黒潮と親潮の潮目の海を再現した二つの水槽です。
黒潮の水槽はカツオやマグロ、イワシの群が圧巻です。
親潮の水槽はマコンブやマボヤがゆらゆらしています。
対照的な海を同時に見られるのは、福島県ならではです。

博物館としての見どころは、地球誕生から生命誕生まで展示した「海・生命の進化」
地質時代の化石から現代の生きた化石と言われるオウムガイまで。進化が見て学べます。

そのほか、釣りや炭火焼体験など参加型のプログラムもあり、親子で楽しめます。

東日本大震災から7年が経過し、真新しい施設や住宅、広い道路ができました。
その一方でまだ仮設住宅で生活する方は3万人もいます。復興支援はまだまだ必要です。
Yahooは2018年3月11日に「3.11」と検索すると10円を寄付する募金活動で41,875,110円を
寄付したようですね。支援の形は様々。味しいものを食べて学び、現地を感じに行くのも支援。

GWあたり、ご家族で出かけてみるのはいかがでしょうか。
子供も楽しめて、お父さんは美味しいお酒で「献杯」です。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

失敗しない補助金の活用を

2018-03-14 13:24:52 | 講師清瀬からのメッセージ

こんにちは。講師の清瀬和彦です。

今回は補助金制度について、感じることを
書かせていただきます。
新年度が近づき、毎年、2~3月以降の数か月間は、
国で様々な補助金の募集がスタートします。
中小企業向けの補助金としても、経済産業省・中小企業庁で
募集されるものなど、多岐にわたるものがあります。
事業者の皆様は最新情報を入手しながら、自社でどのように
活用していけばよいか、検討されていることと思います。
現時点では、通称「ものづくり補助金」や「持続化補助金」の
募集が始まっていますね。

そして、事業者の皆さまが補助金を申請するにあたり、
適切なサポートをさせていただく代表的な専門家として、
中小企業診断士がいます。

私のところにも、毎年、この時期には、たくさんの事業者の方から
補助金申請について、ご相談があります。
補助金は、返済義務のないお金です。
事業者の皆さまは、何とかうまく活用したいとのことで、
関心が高まるのは当然のことと思います。

しかしながら、補助金はとても有効な制度でありながら、
注意が必要なこともあります。
私がよく遭遇することとして、以下のことがあります。

お金が出るから、せっかくの機会なので、無理矢理、
お金の使い道を探して、検討不十分なままで
設備投資などを行う事業者が散見されます。
大金を費やして導入した設備が、全く使われないままに
なってしまうこともあります。

自社の問題を解決するため、また事業を伸ばすために、
本当に何が必要なのか、何がネックになっているのかを
よく考えてみると、設備以外の対策をしなければ
いけないことも多々あります。

いくらお金が出るからといっても、目的をよく考えて
それに合った対応策を立案し、適切な補助金を選んで
活用する必要がありますね。
手段である補助金が先に来てしまうと、
失敗の確率が高くなってしまいます。

補助金申請・活用では、他にも、以下留意点もあります。
・費用を先に支払った後で補助金が初めてもらえること
・申請期間が決まっていて短期間のものもあること
・先にお金を使ってしまったものは対象にならないこと
・申請前後で多くの書類作成・提出が必要なこと

事業者の方はもちろんですが、私たち中小企業診断士も、
補助金活用をサポートする立場として、
このようなことを十分に意識しなければいけないですね。
補助金の源泉は、自分も含めて国民が納めた大切な税金です。
ぜひ、有効に活用していきましょう。

今回は、少しわかったようなことを書いてしまいました。
失礼しました。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

独立したら必ずやってくる「確定申告」

2018-03-13 10:00:00 | 17期生のブログリレー

皆さん、こんにちは。3月13日(火)担当の17期生山田隆司です。
長文失礼いたします。本日もお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。


早いものでもう3月半ばとなりました。
春の嵐や花粉の襲来など、日差しは温かくなり少しずつ春の足音が聞こえる季節となりました。

さて、2日後の3月15日といえば、個人事業主になって毎年避けては通れない、
そう、「確定申告」の申告期限になりますね。

ということで今回のテーマは、独立したら必ずやってくる「確定申告」について、考えてみたいと思います。


1.確定申告(青色申告)とは?

 日本国憲法第30条「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。」にあるように、
日本国民は須らく納税の義務を負っています。
今まで会社員であったときは、総務や経理の担当が本人に代わって計算してもらい、勝手にやってくれました。
会社員は基本的に給与から事前に多く引かれているため、還付のために年末調整で帳尻をあわせています。

だから、会社員時代は税金の意識が薄かったのですが、個人事業主となるとそうはいきません!


2.確定申告(青色申告)の概要
 独立前に1年ほど会計事務所でお世話になっていた経験があるので、自分で作成・申告しています。
何も知らない方が、いきなり確定申告するのはハードルが高いと感じられると思われがちですが、大丈夫!
基本的な計算の構造を知っていると、案外自分でできてしまうものです。

 個人事業主の事業年度は1月1日から12月31日までとなります。
新年も明けると、確定申告時期のお知らせが来ると、そわそわしてきます。
2月で概ね必要な書類が届き出して、確定申告の準備です。

所得税の算出方法は以下の通りになります。これにあわせて作業が発生することになります。

【税額算出式】
 益金 ー 損金   =①所得
 ①所得ー②所得控除 =課税所得
 課税所得×税率   =所得税
 所得税ー③税額控除 =所得税納付額


3.確定申告作成プロセス
 国税庁が用意しているHP「確定申告作成コーナー」を利用して作成します。
面倒な税額計算はやってくれるので、項目を理解して入力することになります。

 まずは青色決算書(損益計算書)を作成して、所得金額(税引前利益)を算出します。
また、所得にはいろいろな種類があるので、種類ごとに集計(損益通算)して、
税金の対象となる①所得が算出されます。

そこから②所得控除となる、社会保険(年金、健康・介護、雇用、労災)や、
配偶者控除などを入力して「課税所得」を算出します。
課税所得に税率をかけて、やっと「所得税」が計算されます。

まだ、終わりません。

さらに、住宅ローン等があれば③税額控除を引いて、最終的に「所得税納付額」が決定します。

印刷して過不足ないかチェックします。何度も直して完成となります。


晴れてできあがった確定申告書を持って、税務署にいきます。
提出と控えの2部を用意して日付印を頂いて無事終了!

えっ、これで終わり?と、少し拍子抜けしてしまうかもしれません。
その場でチェックがあるわけでもなく、何か説明が必要というわけでもありません。
税務署は申告書の内容通りに処理を進めてくれます。
初めて確定申告した時は、世の中こんな感じで回っているのだと不思議に感じたものでした。


4.確定申告作成は計画的に!
 自身の確定申告は3月9日に提出することができたので、ほっと一安心です。

まずは青色決算書を作成するのが苦労します。
毎月経理作業をすればいいのですが、領収書を溜めてしまい直前にまとめてやるので大変!
後から領収書がでてきたり、必要な書類が見つからず家中探したりと、
スムーズにいったためしがありません!

毎月きっちり集計する書類整理する必要があると、毎年反省している気がします。
皆さんも前倒しで計画的に準備することをおすすめします。


5.確定申告は、事業1年間の振り返り!
 確定申告、特に決算書の作成で自分で作成するメリットとしては、
自分の事業活動と経費の動きを紐づけることで、活動の傾向がつかめることです。

これは自分の性格にもよるかもしれませんが、
自分の印象と実際にかかった費用では、認識のズレがでてきます。

当初計画とは良くも悪くも、まったく予想しなかった結果となりました。
自分のお金の使い方にも傾向があるとわかってきます。
お金の使い方のクセを知り、来期への改善として繋げることになります。

例えば、旅費交通費の比率が大きかったり、書籍代が多かったりと、
積極的な将来への投資ができたことがわかりますが、年度によってメリハリが必要になってきます。
それを踏まえ、自身の行動特性に変化が出てくるのではないかと考えます。

税制改税は毎年でてきます。詳しい対応は税理士さんにお任せするとして、
自分を活かせる「生き金」の使い方を磨いていきたいものですね。

独立をめざす方に少しでも参考になれば幸いです。ありがとうございました。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女子カーリングに学ぶ

2018-03-12 13:54:04 | 17期生のブログリレー

皆さんこんにちは。
稼プロ!17期 永井裕介(介さん)です。
平昌オリンピック第2弾です。

「これってスポーツなの?」
「氷上のチェス? チェス知らね~し・・・」
妻が女子カーリングを真剣に観るので私もつられて観ました。
正直に言います。きっかけは彼女たちの笑顔です。
そして・・・はまりました。

勝敗の妙だけではありません。
彼女たちのコミュニケ―ションとマネジメント力にです。

次にストーンをどこに置くか短時間のうちに4人で話し合います。
「このナンバー2の右だよねー」
「ウエイト(ストーンの速度)は●●かなー」
「そだねー」
「このナンバー3の前もあるんでない?」
「そしたらナンバー2がA(案)で3がB(案)かな」
「そだねー」

スローガンは「キープスマイル、ステイポジティブ」。
全員が常にポジティブワードを発することでチームに笑顔をもたらします。
難しい局面でも実力を発揮しやすいリラックスした状態を作り出しているのです。
ちょっとブレストにも似たコミュニケーションです。

投げた後もまず皆大きな声で伝え合います。
「OK」「ウエイトはいいよ」
「ナイススイープ」「ナイスコール」。
そして必ず確認しあい情報共有を行います。
「かなりストーンが曲がるようになったね」。
それを次に投げる時に活かします。
まさにPDCAを回しているのです。

青山学院大学陸上競技部 原監督のコメントです。
「試合中、厳しい場面でも自分たちで状況に応じた戦術をたてて結果を出していく」
「この子たちが女性の管理職になるべきだなと思いました。プレー中に選手同士でマネジメントしているのですよ」

ビジネスで大事なことを
彼女たちは体現しています。
勉強になりました。

ところで、
冒頭の 「カーリングはスポーツか?」
当然、スポーツですね。
例えばスイープでの力の入れようは半端ではありません。
メンバーの吉田知那美ちゃんも言っていました。
「脱いだらすごいんです!」。
もう女子カーリングから目が離せません。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

診断士の営業について考える 紹介の連鎖は…

2018-03-11 08:46:29 | 17期生のブログリレー

みなさんこんにちは!事務局の姫田です。

独立開業前の企業内診断士の方から、営業方法について聞かれることが多いので、今日はそのことに関してブログに書きたいと思います。

【診断士の仕事紹介ルート】

診断士が仕事を得るために重要な「紹介」についてです。独立開業して半年になりますが、私の仕事も他の皆様同様に、「先輩からのご紹介」ルートが多いと思います。診断士の先輩から手伝って欲しい、とお声がかかるパターン。一般的な紹介ルートですね。

独立したばかりの診断士はこのパターンが一番多いのではないでしょうか。私ももちろんこのパターンが多いのですが、それ以外にも様々な紹介ルートを持っています。

よくある話が金融機関や商工会、商工会議所等からのご紹介。私はこのルートは営業出来ておらず、診断士から金融機関をご紹介いただくケールはありますが、あまり多くはありません。

私の場合は「税理士・会計士ルート」が多いですね。顧問先1社をご紹介いただいた他、計画策定(補助金関係)のご紹介を継続してもらっています。

IT企業から補助金活用等のご紹介を受けるケースもあります。他にも顧問先からの紹介で仕事が広がるケース、飲食店コンサルなど診断士以外の同業からご紹介を受けるケース、印刷会社やメーカーからのご紹介というのもあります。最近は、ママ友経由で仕事をいただいたケースも。

工夫次第で仕事の幅を広げることが可能です。こうした営業方法は、誰かが教えてくれるわけではないので、創意工夫と行動力が必要ですね。

稼げるプロコンになるためには、専門家派遣や診断士協会等からご紹介いただく「官」の仕事のほか、民間企業、いわゆる「民」の仕事もバランスよくとっていく必要があります。まだまだ勉強中ではありますが、チャレンジしていきたいと思います。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする