CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

よたびの台湾旅行 06 大湖公園

2015-03-11 21:19:00 | よたびの台湾旅行(2014)
朝から地下鉄で移動して、向かった先は地図の外、
大湖公園であります
MRTで松山空港内を通り抜けてと、
なかなかステキな通り道の先にありました
受け売りでありますが、ここに、世界でも有数の橋があると
そんなお話でして、それを見に来たのでありました



朝から、太極拳的なことをしている集団がいてました

大きな湖を中心にした公園であります
一周回ると、ほどよく運動できるような感じで、
地元なのか、そこそこの人数が歩いたりしていて
ほのぼのとした空間でありました


公園の北側に、なにやら立派な洋館がと思って近づくと


物凄い薄い、張り子でありました、驚いた、というか笑った


途中には廟というか、お寺もありまして
なかなか憩いの場としてステキであります
そして、いよいよ、メインイベントの橋をば



錦帯橋というのだそうで、なかなかステキな中華趣味であります

個人的に一枚目は、いいアングルから撮れたなんて
思ったりしていたわけですが、鳥がちょうど通りかかっていたりと
満足だったのであります
二枚目は、逆サイドということで、この二枚を撮るのに
20分くらい歩いたような気がします
結構広い湖なのでありました
結局一周めぐって、挙句、橋をわたったりして
十分に楽しんだのでありました


思いのほか急峻で、上るのに体力を使ったのでありました
わいわいと、学生と思しき集団が、
ダンスの練習してたりと、ほのぼのとした
台北の朝を満喫できるのでありましたとさ

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【読書】歌川国芳猫づくし

2015-03-10 21:39:20 | 読書感想文とか読み物レビウー
歌川国芳猫づくし  作:風野真知雄

絵師である歌川国芳を描いた
江戸モノ小説でありました
いい塩梅で江戸っ子言葉で楽しかった
どうにも、落語が聞きたくなるような
軽妙で面白い小説でありました

史実とどれくらいニアミスしてるのか
それはさっぱりわかりませんでしたが、
お上をおちょくった絵を発表しては、
あれやこれやと問題を起こしている絵師ながら、
大の猫好きでありまして、
猫にまつわるような小話というか
落語めいた物語が、いくつも収録されているという
本でありました

キャラクタ造形も素晴らしいが、
なんというか、ほのぼのした時代背景というか
情景がステキで楽しくて、
あれよあれよと読み進められたのであります
さくさく読めて、それでいて
笑いどころなり、泣きどころなりとあって
なるほどと感心しきりだったのでありました

もうちょっと短編続いたら、
NHKの時代劇枠あたりでやりそうだよなと
そんな手ごろさもあいまった
江戸時代劇的な楽しさがふんだんにつまっていたのであります
感想としては、そればっかりなので
なんというか、それ以上出てこないのであります
面白かったけども、さばさば読み捨てられる感じで
よろしいのであります

花燃ゆ  躍動!松下村塾

2015-03-08 20:45:03 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」
視聴完了しました
まずまず、勢いがのってきたというか
やっぱり、どっか学園ドラマ風よなと
思ったりしますが
それは狙っているところでありましょうから
成功していると、感じるわけであります

塾生のキャラが立ってきた感じがステキで、
一番遅めだった伊藤俊輔を紹介しつつ、
同じ命題でどう応えるか、どう調べるかによって
キャラ紹介していくというのは
個人的には嫌いじゃないというか
むしろ好ましい描き方でありました
稔麿が天才だったというのとは
また違う描き方のようにも思えますが
これはこれで、大人物のわかりやすい描き方だなと
感じたのでありました

あとは、まぁ、自然に絡んでいるんだけども
あんだけ男所帯で、ほいほいとかいがいしくする娘がいれば
そういう流れだわなと思うものの、
なんというか、つまらないというわけでもないが
やっぱりかよという、安直なメロ展開に
若干げんなりでありますが、それはそれ
次週あたりであっさりと終わらせておいてもらって
そろそろ、狂っていく時代を描いて欲しいと
思うのでありました

しかし、明るくというか、主役側として描いているから
なるほどなといったらいいか、あれこれと
思い至る前に見てしまいますが、
あれは、いやなやつというのはおいておき、
明倫館側から見たら、最高に危ない集団だよなとも思うところ
政治犯の私塾で、狂いたまえとか
もう完全にあかんではないかと思わなくもないですが
本当、あんなところだったんだろうなと思いつつ

しれっと居候している、
野山獄の人がとても好きであります
あの清涼感とは違う、物語にアクセントとなる
存在感と生き方が、なんだか好きでたまらんのである

【読書】月を盗んだ男 NASA史上最大の盗難事件

2015-03-07 14:43:43 | 読書感想文とか読み物レビウー
月を盗んだ男 NASA史上最大の盗難事件  作:ベン・メズリック

NASAで起きた
実際の事件を基にした小説でした
非常に面白かった
こんな事件が起きてたのか、衝撃だぜ
そんな気分でありますところ

優秀な人間というのは存在するのだな、
それも貴賎に関わらず、才能は与えられているのだと
思い知らされるようでありました
アメリカ人が好きな感じといえるんだろうか
わかりませんが、生まれはあまり恵まれていなかったというか、
勝手に約束破ってドロップアウトしただけなんだが
ともかく、極めて早い段階で独り立ちというか、
親に勘当され、嫁までできてという生活
金に困ってあれこれと大変だった男が
その才能を発揮する場所、NASAにたどり着く

そんなお話でありまして、
もともと地頭がよかったのでありましょう
そして、本当かどうかわからんが、
宇宙に取り付かれていたようで、
その熱意と能力が見込まれて
NASAで研修生になった
そこでの刺激的な日々に、だんだんと加速していく人生
遠くにおいてきた嫁との会話が
とても退屈に思えるようになってきてと
まぁ、なかなかこのあたりがリアルというか
俺はなったことないけど、
住むところが変わって、自分が変わってしまうと
以前のままでいる人と
なんとなし、話したくないというか
興味を失うということがあるのかもしれない
恐ろしい

そして、最高に刺激的なこととして、
NASAから、他所に貸し出しをしたから、
実験材料からゴミ扱いに格下げされていた月の石を
さらって売ってしまおうという犯行を企てると
まぁ、そういう感じでありました

途中の心理描写と、その歩みみたいなのが
非常に素晴らしくて、実際こんな人だったとしたら
不幸な事件だと思ってしまうわけですが
当然そんなはずもなかろうと思うのであります
頭よすぎるからな、そういう善悪といったらいいか
何か違う思考からの実験ではないが
アプローチだったんじゃなかろうかとも
思ったり思わなかったりするのでありました
単純に金だったのかもしれないがわからん

小説としてはその後更正といったらいいか、
新たな人生を歩みだしたところまで描かれておりましたが、
なんというか刑務所内での姿なんかは
聖人というではないけども、
優秀なやつは本当、どこにいても優秀なんだと
まざまざ思い知らされるような内容で
大変面白かったのでありました
ちょっとだけ羨ましくも思うのである

ドラマ ダウントン・アビー2

2015-03-03 21:21:36 | ドラマ映画テレビ感想
NHK海外ドラマであります
興奮の第一シーズンからもうどれくらい経ったのか
待ちわびて、見終えたこの第二シーズン
相変わらず凄い面白かった、
もうミーハー丸出しで仕方ないですが、
本当に面白かった

相変わらず、地味といったらアレですが、
やってることは至極平坦でもないな、
緻密に描いているし、濃密な画面、雰囲気なんだが
ストーリーは、さしたることもない、
些細なロマンスとスキャンダルというところで
愛も変わらずのはずながらも、
なんといったらいいか、
最近ようやっと見ることができるようになった
ドラマ性というか、人間ドラマの描き方が
まぁ、秀逸で秀逸で
必死である様や、生きるということが、
きれいごとや、つまらないことなんかも描くことで
凄く精緻に見えるし、
何よりも、それらがあまりにも滑稽でありまして
抜群に面白かったのであります
本当、貴族とそれ以外という世界は
ああであっただろうし、その間にも、
またそれを隔てたそれぞれにもドラマというか
人間性があったんだなと
感心しきりでありました、本当、面白くて仕方なかった

相変わらず、ヤなやつが最高にヤなやつで、
今回のドラマの肝の一つでありました
ベイツさん関係で、あの性悪女房の造詣が見事で、
あれが映えれば映えるほど、
アンナとの逢瀬というか、ロマンスが生きる生きる
チョロいな俺という感じだけども
凄い面白かったのであります
いいね、これくらいべたにしっかりやられると
たまらんな

戦争の恐ろしさ、そして、活動家たちの暗躍といった
実に面白いそれこれに加えて、
謎の戦傷軍人の正体だとか、
相変わらず、英国ドラマはそういうところ
濁したまま終わるの大好きだなと
ぜんぜんすっきりしないところも含めて
ふんだんに楽しめるドラマでありました

NHKも気を利かせてくれたのか
第三シーズンは待たされることなく、すぐに放映のようで
楽しみで仕方ないところ
各使用人たちの生き様も含めて、
キャラクタ、人間の描き方に
感激しながら、また見守っていきたいのであります
いいドラマなのに
周りで誰も見てないというのが残念極まりない
面白いのになぁ

土曜ドラマ  限界集落株式会社

2015-03-02 21:32:41 | ドラマ映画テレビ感想
NHK土曜ドラマ枠であります
どうも、これの後に控えているであろう
ロクヨンに話題を奪われがちでありましたが、
このドラマも非常によくできてて面白かった
いい塩梅で、ドラマを楽しめたと
納得の五回でありました
凄い面白かった、いい話だ

限界集落で、その村自体を会社にしてしまおうと、
胡散臭いコンサルに騙されたようなそうでもないような
不思議な出足から、悪戦苦闘する姿、
そして相当にまじめな、農業というか、
生活と格闘する姿が、すばらしいできばえでありました
観光農園のところとかも
かなり頑張って収録されていて、目を見張るところがありましたが、
植え替えシーンとかで、さすがに
あんなにでかくなってから、トマト植え替えたらダメだろうと
思わなくもなかったのですが
そういうしょーもないことはおいときまして、
大変よろしい、農業系ドラマでありました

実際はもっとひどいよなと
農作業風景、とりわけ、有機の部分には
思うところがあったのでありますけども
それはそれ、疲れてきて、農薬と間違えたなんて話は
結構リアルだなと思ってしまうところであります
もっと、どれだけしんどいかを写そうと思うと
何を撮ったらいいだろうかと
考えてしまったわけでありますが、
何よりも、草引きのあたりかしらと
思ったり思わなかったり、あとは、雨の後かしらねと
なんか、農業薀蓄を語りたくなるような(迷惑だな)
ステキな画面作りと、ドラマ作りに
食い入るようでありました

で、コメディ的部分もほどよくまぶされていて、
暗くなりすぎず、でもまじめなままでと
いい塩梅で楽しいドラマでありました

ただ、オチの部分はおそらくは原作がそうなんでしょうが
ムラであることを捨てないというのは、
そういう側面をそう描くというのも一つだけど
やっぱり会社として、責任を取らないというのは
いかがなものかなとも思ったり思わなかったり
世間に毒されたなという自分も確認したのであります

花燃ゆ  高杉晋作、参上

2015-03-01 20:43:54 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」
視聴完了であります
高杉晋作を紹介といった回でしたが
その目的は見事果たされていたように
思ったりなんだったりであります
やっぱり、高良さんは線が細すぎるな

そんなわけで、相撲と喧嘩のあたりは
撮り方が斬新だと、楽しく見ていたわけですが
まぁ、強引といっていいのか、
よくわからんが、久坂とラブ的な感覚で
あれこれ悶着するのは、しょーもないというか、
今日日少女マンガでも、あんなちょろい感じじゃないだろうと
思わなくもないところ
いや、そもそも、少女マンガの古典的テンプレなのかもしれん
そういう素養がないのでわからんが、
そういうのを読んだ世代の女性取り込みが目的か
などと思うのでありました

さておき、まじめに見ていくと、
高杉家の話というのが興味深くて、
ああいった、名家の出ともなると、ああいった教育もありつつ、
そして、あんな奔放にぞんざいに育ちながらも、
高い位置に立つための心の準備というか、
精神の発達があるのかもなぁと、
付き合う相手が悪いと思いつつも、
それこそがと選択する姿が、なんというか、
ステキでありますと思ったんでした
金持ちに生まれないと、ああいったことはわからないが
教育では得られない、とても大切なことが
ああやって培われていくという面は
なるほどなと思わなくもないのでありました

ただ、今回の見せ方だと、高杉は凄いけど
久坂は本当に馬鹿なんじゃないかと
そう思えてならないので頑張って欲しいのであります
まさか、そのために、伊藤を馬鹿っぽく描くつもりじゃないだろうなと
心配しつつ、松下村塾が勃興していく様が
楽しいのでありました
野山獄のおっさん、今後どうなるやらも
気になりますところ
あんな居候やだなあ