CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【ドラマ】新☆暴れん坊将軍

2025-01-09 21:05:20 | ドラマ映画テレビ感想
正式名称は☆でいいんだろうか…
ともかくなんだかんだ楽しんでみてしまったので
レビウを書いておこうと思うのである

われらが上様が帰ってきた!
そんな感じで楽しみにして見ていたんだが、
物語の端々に、現代世相を変なアレンジで組み込むという必殺シリーズみたいな感じが見られて
そのあたりの違和感が凄かったわけだけども、
あれって、ひょっとするともともと必殺用に書いてた脚本を転用してるのか?とか
妙な勘繰りを働かせてしまったのだが、ともあれ、江戸前ホストクラブとか言われているそれこれで、
女の子が割とどうしようもなくて、かつ、その親父もロクデナシというのが
なかなか斬新だなと感心したのでありました

のっけから上様成敗でつかみにくるというのも、
こういうSPドラマならではだなと感激したものの、
じっと見ていて、やっぱり、色々とあった挙句残り15分くらいで
例のテーマとともにというのが見たいというのが
もう、自分の中に刻まれた「暴れん坊将軍」なんだなと、
今回のアレンジをきかせた音楽にもなんかもやっとしてしまったし、
なりたくないが、完全に老害ファンみたいになってしまったと
自分に驚いたわけだが、まぁそれはそれとして、70歳を超えて
未だ殺陣が衰えずといった感じで、凄くよかったと大満足でありました

話しの筋は正直どうでもよかったし、相変わらず吉宗の敵役といえば尾張大納言よなと
宗春公をあしざまに扱われるのが、個人的には納得いかないのだけども仕方なし
今回は、ガクトをあてるというある種の暴挙に出ていて、
それでいて、特に何もないという扱いだったから、まぁいいかと納得して見ていたのである

後継問題を取り扱うということで、家重をどう描くかが一つの眼目だったと思うところ
このあたりはうまいことといっていいのか、ドラマとしてよくできた内容になってて
なるほどなーと観て楽しんだし、序盤で、親子で共闘するあたりのシーンとか、
暴れん坊将軍だと思わなかったら、違和感ないというか
むしろ、かなり面白い時代劇だなと思えたところもあって、大変楽しかったのでありました
片手剣だからレイピアというのは、ちょっとやりすぎじゃないかと思うのだが
まぁ、それはそれとして、相手も鎖分銅とか渋い武器だったし
見知った暴れん坊将軍ではない魅力が詰まってて面白かったのである

何より大盤振る舞いだった殺陣シーンが、やっぱりマツケンのそれが素晴らしすぎて
見ているだけでほれぼれするのでありました
峰打ちであるというのは当たり前なんだけど、背後に忍び寄ったやつを
いきなり振り向きざまに撫でるという動作が機敏すぎて
本当、ほれぼれするほどかっこいい、あれこそ時代劇の殺陣と
喝采を送りたいほど見事、ややもすると手打ちになってしまいそうなところを
回転した時にちゃんと軸をぶらさず腰で斬ってるように動くのが物凄く美しくて
いわゆるぺちぺち剣法にまったくならないというのが、本当、凄いわ上様
ちょっと、敵をふるまいすぎじゃないかというくらい
山ほどでてきていたのはSPだからとしておくけども、
もう少し間引いて、殺陣の美しさを見たかったとも思うのだけど、
ごちゃっとしておくことによって、マツケンの動作環境を限定したということなんだろうかとも
考えたりするのである

なんだかんだ、大変楽しく見て、ほどよく過ごしたので
凄くよかったとメモっておく


最新の画像もっと見る

コメントを投稿