CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【読書】TRANSIT 66号 台湾の秘密を探しに。

2025-01-03 21:14:22 | 読書感想文とか読み物レビウー
珍しく雑誌といっていいのか、そういう本を読んだので
メモっておきがてら

昨今山のように出ている台湾本のひとつでありますが、
なかなか凝った雑誌で大変面白かった
みっちりと歴史とか文化の面から台湾をクローズアップしてて、
観光紹介的なそれとは一線を画しているのがよかったと
読みながら、なるほどなーと感心したのである
有益な情報として、南部のタピオカミルクティーはプーアル茶を使ってるというもので
本当かどうかわからんが、がぜん興味がわいたのでありました
考えてみると、タピオカミルクティーをほぼ飲んだことないな

歴史面の部分もかなり面白くて、そこを起点にしながら
台湾のアイデンティティとはというお話は、よくある展開なんだが
そこに至るまでの丁寧な解説がわかりやすくてよかったのと
さりげなく、日本語文化が残るところの紹介というのがよくて
めっちゃ行ってみたい、未だに日本語が言語として根付いている地域があるというのに
物凄く惹かれてしまったのだが、なんというか
そこを乱しにいくのもまた傲岸だなと反省もしたり
原住民の扱いについての部分とあいまって、考えさせられるのでありました
観光地に、それっぽいものを求めにいってしまうという気持ちは
物凄く強くあるので、それが迷惑であると、どこかで立ち止まらないといけないなと
反省するところ多くあったのでした

グルメ紹介は結構抑え気味な感じで、しかもそこがメインじゃないから
お店の紹介も住所がそのまま書いてあるだけみたいな感じで
地図すらも省略といった体裁が、困るといえば困るわけだが
実際の話、次行ってある店なのかとか考えると
こういう雰囲気のお店が、今の台湾にはあるというその情報が重要なのかとか
色々、勝手に勘ぐって納得してしまうのでありました

あとは、若い人たちの意識と政治へのかかわりという部分が
はたして、書かれていることがどれくらい一般的というか
支持をされる事実なのかが気になるなと思ってしまったんだが
思った以上に、この事実が大多数であるならば
自身を含めて、日本において政治への失望という名の無関心が
とてもよくないのだなと思うばかりでありましたとさ
まぁ、気づくころには手遅れという警告を
ずっと発してくれているのに、気づいていないのだから仕方ないのだけどもと
そんな気持ちになってしまうのである

まぁ、そんな難しいことはさておき
今の台湾というものをよい角度から切り出した内容になってて
とても面白く読めたいい本だったとメモっておくのでありました
こういう雑誌というものが、減ってきてんだろうなと思うと
淋しくあるので、ほそぼそとでも見かけたら買って読もうと思うのである

台北弾丸旅行 08 西門町と中正紀念堂

2025-01-02 21:05:38 | 台北弾丸旅行(2024)


さて、植物園をあとにして、とりあえず少々休憩とばかりに
繁華街である西門町へと移動
おっさん旅なので、若者の街にいく必要もないのだが
とりあえず来たという事実が大切であろうと
案内がてらやってきたのでありました
相変わらず凄い混雑っぷり、この日土曜日でだんだんと人が増えてきている頃合いである


何やら歌謡ショーっぽいものもやってて、
これもまたレトロ風味を出していたせいか、日本の歌謡曲調で、
その物まねタレントみたいな人が熱唱という舞台でありました
昭和と切っても切れない関係だなと改めて思うのである



さておき、茶でもしばこうと西門紅樓へととりあえず入る
相変わらずのオシャレ空間というか、よくわからんデコレーションであるが
今回は筋肉推しだったのか、ただ面白いだけなのか
そういう飾りつけである
ついでに、ホールにある喫茶店にて甘い物でもとラテを喫する
こちら、写真で伝わりにくいが歯医者さんというコンセプトだったのか、
カップはビーカーで、かき混ぜ棒が歯医者の口の中を見る鏡のやつで、
お盆も医者が使いそうな金属製のトレーでなかなか趣深かったのである
見た目はともかく味はとてもよかった
台湾コーヒーだったのかもしれん

この後、中の若者ショップにてあれこれと無駄遣いして
消費金をかなり消費することができてよかったのであった
ヨーヨーカ入れとか買ったりして満足である
と、また観光に戻ろうというわけでMRTで移動


写真は左右の建物であるが、中正紀念堂に到着
時間的にちょうど旗降ろしの頃合いだったので足早にかけていく



夏過ぎくらいから、ここの儀式の様相が変わったと聞いていたので
ちょうどそれが見られればよいかと思っていたのだが
出遅れてしまったので、登場した時になんかしていたか見ることができなかったのだが
ドームから降りてくるのではなく、横からさらっとやってきて
まっすぐに旗の方へとやってくる
歩き方も普通の行進で、手を出して空中で一度止まるやつではなかった



写真的にはけっこういい感じで撮れたと思うのだが、
旗を降ろすところは厳かな雰囲気のまま、儀仗ではないけど、パフォーマンスは少なめだけど
丁寧に礼儀を尽くしてたたんでいたのでありました
そのまま回収してまた、もと来た道を戻っていって終わったのである
ちょっと物足りないけど、まあこういうものになったと覚えておこう




そんなわけで、日も落ちてきて、いよいよいい感じで台湾の夜が始まろうと
そんな空気になってきて、堂を後にしたのでありました
中は観なかったけどたぶん一緒であろう
とりあえずセレモニーが見られて、このバカでかい建物というのが確認できたそれだけで十分と
思ったりしつつ、先を急いだのでありました
飯を探して夜市を巡る旅にシフトである

つづく

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