自転車の部品は出来るだけ丁寧に使い何時までも大切にしてやりたいと思います
そう思っていても全てが何時までも使える訳では有りません 中には処分が必要
な物も出て来ます

私の自転車整備、保管小屋には色々な部品が有ります このホイールも
そんな中の一つでかなり荒れた物です


Campagnolo RECORD カンパレコードのスモールハブ
SUPER CHAMPION スーパーチャンピオンの人気リム
アルカンシェル 自転車が好きな人が使っていたのでしょう

もう一度使える物なら活かしてやりたかったので
一通りチェックをしてみましたがリムの歪みも大きく
修正は無理な様です


それで有れば使える物だけでも活かしてやろうと
ボスフリーを外す処から作業を始めました この
様子は先日ご紹介した通りです その様子は末尾に
リンクを貼ります


ホイールをばらします 全てが良く汚れていますが
Campagnolo のハブはまだ使えるでしょう この時期は
寒さが堪えるので 建物の中でやります


この様な状態のホイールならスポークを切ってしまう方が
仕事は早いのですが 良く噛んだニップルを一つづつ緩めて
行きます


真鍮ニップルです チューブラーのホイールでは
ニップルの頭にリムセメントが付いているので結構
面倒です


スポークも全部抜きました スポークも良く見ると
汚れていますが綺麗にしてやればまだ充分使えます
この様な物を補修や修理用に置いておくと良いですね
長さは需要の多い段付きの 306mm です

ハブが外れました Campagnolo RECORD 126mm 巾です


良く汚れ傷んでいます でもカンパです
きっと蘇りますよ

前後のホイールを分解し 作業テーブルへ移りました


う~ん ハブ本体の腐食と錆が少し酷いですね


この様な油汚れは問題有りません


まずハブを分解します 内部も観察し
ハブボディもここから磨いて行きます

ハブボディを磨くのは回転工具を使います

回転部分は何時もの様に洗浄をし このハブボディは
お湯を使いながらナイロン繊維のサンドシート
SHINEX シャイネックスで粗磨きを済ませました


シャイネックスで腐食に依る白錆はここまで落ちています
ただ 400番程度の番手なので光沢は出ていません
ここから次の磨きを行います


磨きは回転工具のバフとコンパウンドを併用します


これも何度もしていると 少しづつコツが解って来ます
今迄周りに近寄れない程コンパウンドが飛散しましたが
最近はほとんど汚す事がなくなりました


かと言って決して楽な作業では有りません
ひたすら磨く作業 今回はシャイネックスに
助けられましたが 片方磨くのに述べ 1時間強
でしょうか

Campagnolo の地球マークと呼ばれる刻印です オールドカンパ愛好家には
たまらないマークですね このハブ回転部分の状態も大変良く一皮剥けば
大化けするハブでした
関連作業 【 ボスフリーの取り外し 工具が無い 】
次の作業 【 駄目なホイールの ハブを蘇らせる 】
そう思っていても全てが何時までも使える訳では有りません 中には処分が必要
な物も出て来ます

私の自転車整備、保管小屋には色々な部品が有ります このホイールも
そんな中の一つでかなり荒れた物です


Campagnolo RECORD カンパレコードのスモールハブ
SUPER CHAMPION スーパーチャンピオンの人気リム
アルカンシェル 自転車が好きな人が使っていたのでしょう

もう一度使える物なら活かしてやりたかったので
一通りチェックをしてみましたがリムの歪みも大きく
修正は無理な様です


それで有れば使える物だけでも活かしてやろうと
ボスフリーを外す処から作業を始めました この
様子は先日ご紹介した通りです その様子は末尾に
リンクを貼ります


ホイールをばらします 全てが良く汚れていますが
Campagnolo のハブはまだ使えるでしょう この時期は
寒さが堪えるので 建物の中でやります


この様な状態のホイールならスポークを切ってしまう方が
仕事は早いのですが 良く噛んだニップルを一つづつ緩めて
行きます


真鍮ニップルです チューブラーのホイールでは
ニップルの頭にリムセメントが付いているので結構
面倒です


スポークも全部抜きました スポークも良く見ると
汚れていますが綺麗にしてやればまだ充分使えます
この様な物を補修や修理用に置いておくと良いですね
長さは需要の多い段付きの 306mm です

ハブが外れました Campagnolo RECORD 126mm 巾です


良く汚れ傷んでいます でもカンパです
きっと蘇りますよ

前後のホイールを分解し 作業テーブルへ移りました


う~ん ハブ本体の腐食と錆が少し酷いですね


この様な油汚れは問題有りません


まずハブを分解します 内部も観察し
ハブボディもここから磨いて行きます

ハブボディを磨くのは回転工具を使います

回転部分は何時もの様に洗浄をし このハブボディは
お湯を使いながらナイロン繊維のサンドシート
SHINEX シャイネックスで粗磨きを済ませました


シャイネックスで腐食に依る白錆はここまで落ちています
ただ 400番程度の番手なので光沢は出ていません
ここから次の磨きを行います


磨きは回転工具のバフとコンパウンドを併用します


これも何度もしていると 少しづつコツが解って来ます
今迄周りに近寄れない程コンパウンドが飛散しましたが
最近はほとんど汚す事がなくなりました


かと言って決して楽な作業では有りません
ひたすら磨く作業 今回はシャイネックスに
助けられましたが 片方磨くのに述べ 1時間強
でしょうか

Campagnolo の地球マークと呼ばれる刻印です オールドカンパ愛好家には
たまらないマークですね このハブ回転部分の状態も大変良く一皮剥けば
大化けするハブでした
関連作業 【 ボスフリーの取り外し 工具が無い 】
次の作業 【 駄目なホイールの ハブを蘇らせる 】