Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ロードバイク 後輪に違和感

2016-05-13 20:09:28 | ホイール
自転車で走っていると後輪に違和感を感じます 良く観察してみると
その原因が判明、お尻を突き上げる様な感じは何だったのでしょう






ロードバイクで走っていると後輪から何かを
感じます 昨日からかすかに感じていた事が
今日酷くなってきました 




走っている途中で良く観察すると原因はこれですね
タイヤが回ってバルブがいがんでいます こうなると
外では手が付けられないので直ぐに帰って来ました 




ホイールを外します 空気を入れる時には大丈夫
だったので 出掛けてから回ったのでしょう




原因はリムセメントの劣化に依るタイヤの剥離でしょう
ペダルを踏むと進行方向へリムは回ろうとします 
タイヤは地面に踏ん張ろうとし逆の力が掛ります
バルブが曲がるとタイヤの一部が脹らみ それが
規則的にお尻を突き上げる症状を起こします

下り坂などでブレーキを多用した時はこの逆の力が
お互いに掛り結果として同様にバルブが曲がる事が
有ります いずれにしろチューブラータイヤの
接着強度が弱くなると起る事です




空気を抜かなくてもタイヤとリムの縁が切れます
恐い状態です






空気を抜いてタイヤを外しました






リムセメントの状態です 風邪を引き接着力が有りません
タイヤを張り 1年少し パンクもしないのでそのまま使って
いました、反省しないといけません








前輪もタイヤを外しました 状態は後輪と同じです
前回は古いリムセメントを綺麗に剥離し ベッドを
新たに作って 一度目のタイヤ張りでした まだ床も
薄いので早い時期にこんな状態になるのでしょうね




タイヤはバルブの損傷もなくまだ使えます






リムのセメントの状態はまだ完全に死んでいる訳では
有りません 爪で押すと柔らかさが残っています






その様な状態なら リムセメントを塗ってやると
古いセメントも生き返ります ベッドを造る要領で
セメントを塗っておきます






今迄はタイヤにセメントを塗る事はしなかったのですが
私自身、昔の様に自転車を操る技術も落ちています 
タイヤ側にもセメントを塗って しっかりした接着力を
確保します






これで少し放置します タイヤのセメントが濡れた
ままでは、さすがにリムに入れるのが難しいです




リムにセメントを塗っている間に表面は乾きます
10分も有れば充分です




折角タイヤも外したのでホイールの振れ取りも
しました






タイヤを張る準備をします






タイヤを入れる前に少し空気を入れますが このタイヤは
サイドが固いので空気の量はほんの少しで良いですね
この辺りはタイヤに合せて調整しています 上は入れ過ぎ
です






リムセメントを塗ります 良い感じですね 
先程の分と合せ 9グラムのセメントを使っています






タイヤを入れ 8キロまで空気を張りました バルブも
真っ直ぐに入っています(笑)





前後のホイールのタイヤの貼り替えを終えました リムセメントが乾けば使えます
今回の症状は半年に一度程度 タイヤを張り替えると古いセメントも絶えず生きた
状態で使えます 普通ならそれまでにパンクやタイヤの寿命が来ますが、距離を
乗らない自転車は気を付けないといけませんね 何時まで経っても勉強です・・ 

コメント
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