Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

シマノ ペダル 105 ビンディングのメンテナンス 分解

2016-05-27 20:10:25 | 自転車整備 ペダル
シマノの SPD-SL ペダルのビンディングのメンテナンスを行います
今回は 105シリーズ PD-5700 です





シマノのビンディングペダル 105シリーズです ビンディングのメンテナンスを行います 
使用パーツにやや違いが有りますがアルテグラも同じ構造です






シマノ 105シリーズ PD-5700 まだ使用頻度の低い
ペダルです




このペダルは先日回転部分のオーバーホールを
行っています ビンディングはそれと並行して
作業を進めました








ビンディングの表から裏側へ 一周見ています






分解する前にビンディングのアジャストネジを
一番緩くしておきます 2.5mm のアーレンキーです






ビンディングの取り外しはペダル内側の
ネジを緩めます






PD-5700 にはプラスの頭のネジが使われています
アルテグラは2.5mm の六角ネジでした ここで使う
ドライバーは頭のサイズに合せた物を使いましょう






ネジにドライバーをしっかりと装着し慎重に緩めます
かなり固く締まっているので中途半端な作業をすると
ネジの頭を舐めてしまいます 押し付けの力 8割
回す力 2割の感覚です








ネジを緩めビンディングピンを引き抜きます
内部のバネの力も加わっているので少し抵抗が
有ります 傷を付けない様、プライヤーなどを
使うと良いでしょう






ビンディング部の樹脂ケースが外れました






裏側の蓋=ケースとビンディングを分離させます








ビンディングはケースだけで何も入っていません






こちらのケースの中にビンディングを作動させる為の
パーツが入っています








左右に2個入っているスプリングを外します
これは左右に加え装着の方向が有るので
良く観察してから外すと良いでしょう






左右のスプリングを外した後 アジャストボルトを
緩めて外します








ネジを取り外しました 頭付近に Eリングが嵌まっています






赤い樹脂と金属のスプリング押えパーツです




これでビンディング部分の分解は完了です






ビンディングが無くなったペダル本体です






ビンディングピンが入っていたボルト穴です






ペダル本体に装着されたステンレスプレートも
外してしまいましょう








かなり頭の小さなプラスネジが使われています 
ここもサイズの合ったドライバーを使わないと頭が
直ぐに潰れます




これでペダル本体に装着された全てのパーツが
分解出来ました





ビンディング部の構造は左右共同じです ステンレスプレートは外して見た方が良いですよ
水などが浸入する部分なので 本体の腐食が始まっている確率が高い所です
洗浄~組付けは次回にご紹介しましょう

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コメント (2)
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