Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

アーレンキー T字型加工 切断

2023-02-17 20:05:57 | 製作・加工
六角棒レンチとも呼ばれるアーレンキーを T字の形に加工します 部材の一部を切断し
溶接の準備を行います 見込み違いで遠回りもしますがどうぞ作業風景をご覧下さい





友人から T字型のアーレンキーを作って下さいとの依頼があり 引き受けました
私は素人工作しか出来ませんが それでも頼ってくれるのは有り難い事です






必要な工具を取り寄せ 前回までに切り落とす部分の
墨出しまで行っています 工具は TRUSCO の 4mm です




これから始めます




T字型を作る為に アーレンキーの曲がった部分を
切断します 今回はこの小さな回転道具を使いましょう
今は金属用のチップソーが付いています






4mm の六角棒をチップソーで切るのは少し不安が有るので
切断用砥石に交換しました






幅 30mm 程度のコンパネを用意します






今回 この切断道具を選んだのは しっかりクランプ
する事で綺麗に切断出来るだろうと期待しての事です




細い部材をクランプすると クランプ用のブレードに
上手く挟めないので 木材を用意しました






アーレンキーをセットし 切断しました






切断砥石の切れ味の悪さも影響してか 褒められた
切断面ではありません 見込み違いでした・・






これならサンダーを使い フリーハンドで作業を進めます






サンダーで 真っ直ぐに切る事に集中し 切断しました




これなら大丈夫です 上手く切れています




整備テーブルに移りました






何を使って切断しても 切り口にはバリが出ます
バリ取りと併せ 六辺の角も少し落とします




ダイヤモンドやすりを使いました





やすりで 面出しと 工具を六角穴へ入れ易い様に少し面取りも行っています
やすりを使うって難しいですよね でもここまでは遠回りをしながらも
上手く進んでいます




今回の工具 T字の長い方は 130mm に






ハンドル部分は 90mm にカットし 中心に印しを
入れました






今回切断した部材は この様に組み立てます これの
交点を直角に取り付けるのが大切です






テーブルの上で形を作るのは簡単ですが この後溶接が
待っています ある程度 正確な状態を維持しないといけません
金床を使います そしてもう一つ






これは強力な磁石で 溶接時にアースを取るための道具を
自作した物です




金床の端にアース用の磁石をセットします






そこへハンドルになる 六角棒をセットします




ハンドルに対して 長い方の六角棒を 直角にセット
しないといけません・・






ここにも磁石を使います これは吊り下げ用の金物で
100円均一で購入しました




入り隅の矩(かね=直角)を作ります これは寸法確認と
目視で行っています






折角なので 工具メーカーの 文字の方向も意識しました





仕事を引き受けた時から ハンドル部分と本体の型作りを どうしようかと考えていました
部材を他の道具でクランプする事なく 上手く出来たと思います 次回はこの状態を維持し
溶接を行います 次回もどうぞお付き合い下さい

コメント
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