Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

チューブラータイヤのバルブが曲がる 原因はこれか?

2023-07-20 20:02:50 | タイヤ
昨年の夏から 気温の高い時期にバルブが曲がる症状に悩まされて来ました
今年も同じ事が早速起こりました しかしこれが原因なのか と考える事が出来る
症状に出会えました ちょっと見て頂きます





昨年の 7~10月までの気温が高い日に走ると バルブが曲がると言う症状が頻繁に起りました
今年も同様の症状が先日出ました




今年はまず前輪にこの様な症状が出ました 一般的に
チューブラータイヤが回り バルブが曲がると言う現象です





前回の記事でもご紹介しましたが チューブラータイヤのフロントホイールでバルブが曲がるのは
走行時にはリムとタイヤが進行方向へ回転していますが ブレーキを掛けた時 タイヤはそのまま
回転し リムは回転を止めようとします この時、リムと接着しているタイヤがずれてバルブが曲がる
これが理屈です 実際接着力が無くなったタイヤで経験した事が有ります






この時はバルブの曲りが酷かったので 直ぐにタイヤを
貼り替えました






使用圧まで張ってあった空気を抜きます






タイヤを外そうとしますが 素手では困難なくらいタイヤは
接着しています 昨年も同様でした これでタイヤが回る事は
まず考えられません 不思議です





実はこの時に少し違和感を感じています 空気を張っている時には気にならなかったのですが
白丸で囲った部分の タイヤに不自然な皺が出来ています






他の部分にも同様の皺が有ります






ホイールの裏側です やはり皺が有ります




この様な症状は 今迄見た事が有りません




整備台でも良く確認してみましょう






このタイヤは TUFO S33 PRO と言う 21mm 巾のシームレスで
重量は 260g です






空気を抜きます






タイヤのサイドに 新しい時には無かった皺が出来ています




昨年何度も貼り替えた時には気が付きませんでした
これは仮定です
バルブが曲がる原因として リムとタイヤの接着面がずれると解説しましたが
接着面では無く タイヤのサイドが進行方向に捻れていると考える事は出来ないでしょうか
そう言う事が起こっているなら 昨年からの症状に私は納得出来るのですが・・




昨年は色々な事を疑い 製造時期が違うリムセメントを使ったり
タイヤに問題が有るのじゃないかと タイヤも交換しました






しかし そこに一つの盲点が存在します タイヤを交換しましたが
同じメーカーの同銘柄を選んでいます 両方で症状が出ました





考えてみたら このロードレーサーのホイールだけで起ったバルブの曲がり
他の自転車では起っていません・・ 違うタイヤを使っています





何か思いがけない事に気が付きましたが あくまで私の仮説です これを仮説で無くすには
タイヤを取っ替え引っ替え 暑い日を選んで試すしか有りません 出来るのか・・
昨年と同じ体力と気力が有れば出来ますよね あまり期待はしないで下さい

コメント (6)
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