Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

SILCA シリカ 空気入れの手入れ

2020-08-18 20:32:25 | 自転車部品・用品
SILCA シリカ イタリア発祥の優れた空気入れを製造するメーカーです 携帯用のインフレーターの
手入れをしています 今回は要所に潤滑剤を使いグリスアップと美装を行います





前回迄に分解と清掃を終わらせています 今回はこのインフレーターを長く維持する為に
丁寧に組み立てて行きます






前回本体のシリンダー内部の掃除もして 薄くグリスも塗っています
そこへパッキンにグリスを程良く塗ったピストンを差し込みます






シャフトが抜けない様に装着する樹脂製のパーツです
このネジにも薄くグリスを塗ります 分解してみれば
解りますがこのネジには結構力が掛かっています




樹脂パーツをねじ込みました






ポンプヘッドの取り付け部を指で塞ぎ インフレーターの
圧縮を確認しています とても良い状態です






ポンプヘッドを取り付ける前に 全体の汚れを落とすのと
同時にワックスを掛けておきます コンパウンドは入って
いませんがこれは汚れも良く落とします






ウエスにワックスを取り全体を磨いてやります
前回パーツクリーナーで拭いていますがこれだけ
汚れが取れました カルナバロウ入りの上質なワックスです





昔から頻繁に使い何本も使い潰しました そんな経験からこのインフレーターの弱点も
感じています、そんな部分を補強しながら進めます






これも古い物ですが VELOX ヴェロックスのバーテープです
皆が良く使いました この綿テープを使います






必要な長さに切りました




捲れ難い様に角は面取りをしました






先程締め付けた樹脂パーツのネジの部分が どうしても
ヒビが入り割れてきます そこに綿テープを巻き補強しています




本体に取り付ける握り部分のアルミパーツです
内部を掃除しています




シリカのポンプヘッドです これには幾つかの形が有ります






フレンチ用のヘッドです パッキン等の状態を
確認しています




ヘッドをもう一度組み立て エアブロワで内部の
汚れを飛ばします




ポンプヘッドの取り付けネジです 綺麗に作られています






ここにもグリスを塗っておきます




ゴム質のパッキンを入れます




先程のアルミの握りを差し込みます




アルミケースの先にポンプヘッドをねじ込みました
この様にポンプを組み立てましたが 手入れをする前と比べて
とても調子が良くなっています




今、2台の自転車に SILCA のインフレーターを
使っています もう一台の自転車も違うタイプの
SILCA です






このインフレーターはこの様に長さが色々です
自分の自転車のフレームに合わせてサイズを選びます
サイズは 10mm刻みで用意されていました





この自転車にもシリカのインフレーターを使っています 先程の黒い奴です
もうあまり乗らない自転車ですがパッキンが乾いてくると良く有りません
これも調子を見ながら手入れはしています

今回は手入れの様子を 2回に分けてご覧頂きました 良ければ前回の記事も是非ご覧下さい
前回の作業 【 SILCA シリカ インフレーターの手入れ 】


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4 コメント

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VELOX ヴェロックス!! (paromini)
2020-08-19 13:17:43
メンテナンス方法、今回も大変参考になりました。
それにしてもVELOX ヴェロックスのバーテープは懐かしいです。私も白のVELOX ヴェロックスが茶色くボロボロになるまで練習したものです。
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parominiさん (Kino)
2020-08-19 21:13:17
ヴェロックスは流行りましたね 色が沢山有りとてもカラフルでした でもそれ程長く続かなかった記憶も有ります 
今でも未使用のものを見る事が有りますが良く糊が沸いています
返信する
Unknown (ランス)
2020-08-19 22:23:07
やっぱりあそこはヒビが入るのですね。私のも割れて、しばらく瞬間接着剤とビニールテープで使っていましたが、その後SKSと交換してしまいました。とっておけばよかったと後悔しています。
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ランスさん (Kino)
2020-08-20 06:25:56
ここは薄い本体にネジが切って有りますからね
今まで使った全ての物に程度の差があれヒビが入りました
オスネジ側のパーツが割れる事も有ります それなんかは使っている潤滑剤に攻撃されたからかも分りません
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