Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

床給水は 注意が必要

2023-05-19 20:07:45 | 設備 水道工事
古い建物の改装工事等で 水道を触る時に事故が無い様に注意する事は沢山有ります
特に古い配管で 床に仕込まれた給水口には慎重に対応します





これは新築のマンションの洗面化粧台の内部です 綺麗なメッキのパイプが二本立っていますが
これは 床に仕込まれた給水口に ねじ込まれた止水栓です この止水栓は背中の壁から出ている
ものも有ります 一度ご自宅の洗面の下を覗いて見て下さい




これは実際に改装工事をしている処で 古い止水栓を外そうとしています
この床下に既設配管が有り 床に向って給水口が仕込まれています
実はそこに多くの問題が潜んでいます 特に古い建物は最大の注意が必要です






最近の床仕込みでは 写真の様に給水口の周囲にツバが有り
これを床に固定する工法がほとんどです






しかし古い建物では ビニールパイプでもツバの無い継手や
鋼管が使われてる場合は この様なソケットがねじ込まれ
給水口になっている物が多く有ります ねじを回す方向に対して
固定されていないと言う事です






これは古い止水栓を取外し 新しい止水栓を取り付けている処です

まず取り外す時に 鋼管で有れば床下でソケットが外れてしまう可能性や
ネジが腐食し折れてしまう場合も有ります ビニールパイプの継手でも
接着剤が剥離する事もあります こうなってしまうと床をめくる必要も有り
予定外の大仕事になってしまいます





今回はたまたま 床上に継手が出ていて そこにパイプレンチを使う事が出来たので
古い配管に無理をさせる事無く 作業を進める事が出来ました
しかし最後まで 使われている継手が何だったのか解らず仕舞いでした
どの様な状態か解らない床下配管 絶対に無理をしてはいけない部分です ここで
よしやってやる!なんて男気を出すと痛い目に合います


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