Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

リムセメントの除去 彫刻刀を使う

2014-09-18 20:28:51 | ホイール
少し前に SOYO ソーヨーのリムセメントリムバーを使い上手くセメントが剥離出来なかった
ホイールが有ります その古いセメントの除去に彫刻刀を使ってみます






トラック用のホイールで街道練習用に
使われていた前輪です




SOYO の白セメンがおおむねこの様に残っています




彫刻刀のセットです 最近はこの様な樹脂の
柄が有るんですね




丸いアールの付いた刃です リムの形には
これが合いそうです 使ってみましょう






塗り重ねられたリムセメントは結構手応えが
有ります 急ぐと怪我をするのでゆっくりと
進めます






隅や平らな部分は平たい刃を使ってみます



リム全体のセメンを削り取りました それ程
苦痛を感じる事なく一時間程度の作業です
今迄の感覚ではここまで取れていたら 後は
それ程苦労する事は無いでしょう




ここからは水が使える場所でやります






残ったリムセメントには塗料用の剥離剤を
使います これはそれ程強力な物では有りません






刷毛で剥離剤をタップリと塗ります 遠慮はいりません
出来るだけ沢山塗るのが良いと思います




古いリムセメントが柔らかくなるのを待ちます
気温やセメンの状態にも依りますが今回は
15 分待ちました




柔らかくなったセメントを剥すのにはこの様な
物を使います 食事をする時にテーブルの上に
有る様な物が便利です




バターナイフですくい取ったり 隅の方を擦って
みたり とに角リムからセメンを剥離します




多少セメントが残っていても構わないです 歯ブラシで
良く擦ります これがシンナー等の溶剤だと溶けた
セメントで大変な事になります でも剥離剤で柔らかく
なった物はもう一度引っ付く事は無いですね






良く歯ブラシで擦った後は 水道で良く流し
ブラシで洗ってやります これでへばり付いていた
セメンが綺麗に流されます






ホイール全体をタオルで拭き上げたら完了です
剥離剤を塗ってから一時間弱の作業でした





今回は始めてリムセメントを削ると言う方法を取りました 厚塗りされた物は
いかに剥離剤でも何度か塗っては削る作業が必要です そこを彫刻刀で削るのは
周りが汚れる事が無いので良いかも分りません 色々な有効な方法を使い分ければ
良いですね



そして・・



これは別の決戦用ホイールです とても綺麗に
セメントが塗り重ねられています 私の仕事
では有りませんが きっと腕の良い人の仕事
なんだと思います





ことらは彫刻刀だけを使い作業を進めました これなら後始末も床の掃除をするだけですね

先日からリムセメントの剥離の記事が続きましたが また別の方法も有りますので
機会が有ればご紹介させて頂きます


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2 コメント

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Unknown (越後)
2014-09-19 18:46:24
先回は間違って、違う記事で
コメントしてしまいました。
ご勘弁を。

ところで、僕もピスト車に乗ってます。

この作業も1回経験してます。
手にマメができました。

こんなにきれいになりませんでした。
というか、きれいにしなかったというのが
よーくわかりました。

いつも参考になる記事をありがとうございます。
返信する
越後さん (Kino)
2014-09-19 20:52:54
有難うございます

一度妥協してしまうとそれが癖になってしまいます
手を抜いたら駄目だよ、と何時も言い聞かせながら
作業を進めています
返信する

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