Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

HIT ALP350J アルミパイプレンチ 手入れ

2024-04-26 20:01:07 | 色々な道具
HIT の被覆鋼管と白管兼用のパイプレンチ ALP350J のメンテナンスを行います
錆止め処理と塗装の様子をご覧下さい





設備屋にとってパイプレンチは少なからず必要な道具です 鋼管だけではなく
金属のネジが使われた場所では頻繁に使います






今回は 東邦工機(株)のブランド HIT のアルミレンチ
これの保守作業を行います






道具の本体から パイプを銜えるアゴの部分を
取り外しました






ここは塗装もされていない部分ですから 錆止めをします
使うのは Number Five






部品をステンレスのパレットに入れ 防錆剤をスプレーしました
他の作業を進める間、このまま放置します




本体はペイントうすめ液で拭き取り、脱脂します






塗装をする為にマスキングをしました






塗装のプライマーを使います 今迄はミッチャクロンを
使って来ましたが
今回初めて ニッペのマルチミッチャクプライマー スプレーを
使ってみます 使う目的は一緒です






この商品はスプレー後 上塗りまで 3~4時間乾燥させる必要が有ります
スプレーをした後に観察すると ミッチャクロンより乾燥が遅いのを
感じます




他にする事も無く 数時間待つのは辛いので 半日放置し
乾燥させました






ハンドルの一部に赤色を塗ります






今回の塗料は長期間保管していた奴で スプレーも
あまり古いと綺麗に塗料が出ません
少し量が多かったので乾燥を待つ間、勾配を付けて
置いておきます






赤い塗料を良く見せる為に クリア塗装をやや厚めに
スプレーしました






クリア塗装も乾燥したのでマスキングを外します
やや厚塗りですが 艶は充分稼げています






Numbar Five を塗布後置いていた 部品を組みます






リングナットです






アゴの部分です






部品を組付けました 本体側のアゴは未施工です






そこへパレットに残った錆止め剤を綿棒で塗ります






パイプレンチの駆動部に潤滑剤としてラスペネを
スプレーしています






ラスペネの余剰分を拭き取ります これで一連の
メンテナンスが完了しました




今回塗装をしたハンドルの一部分 私は赤色か水色を
使う事にしています 現場では同じ道具を使う職人さんも
居ますから、他人の物と区別するために塗っています






アゴの歯は被覆鋼管に傷が付き難い様にやや細かな
形状になっています





今年になってからパイプレンチの記事が多く続きました 皆さんが思っていらっしゃる以上の数を
用意していると思います 持っている奴、一通りの手入れが済みました お付き合いを有難うございました





倉庫近くの道端に咲いていました 1cm に満たない花ですが可愛いです




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