Campagnolo SHAMAL カンパの完組みホイール シャマル
これのフロントハブを前回分解しましたが 今回は各部の
洗浄に併せこのハブの構成部品を見てみましょう
前回分解した各部品達 まだ未使用のホイールですが使われていたグリスを
洗浄します 良く知った部品ならガソリンを使いますが、私自身に実績がない
ハブですので 今回は洗浄力は落ちますがデグリーザーを使います
ハブ本体の内部 ボールレースを中心に ウエスに
デグリーザーを染み込ませ丁寧に拭き取りました
他の回転部分の部品もブラシなどを使い綺麗に
グリスを落としました おそらくカンパの LB100
と言うグリスだと思いますが デグリーザーに
直ぐ溶ける柔らかなグリスですね
では
部品構成を見て行きましょう これはハブシャフト
材質はアルミだと思います この黒い部分はハブの
左側(フロントハブに左右は有りませんが そう表現
させて頂きます)
左側の玉押しで 大きな輪の方は樹脂で出来た防御カバー
です
これからの部品は ハブの内部側から順に紹介
して行きます しばらくは左右一緒の物が続きます
一番内側はリテーナーです 茶色いのは樹脂製の
リテーナーのケース 下の黒いボールはセラミック製の
ベアリングの玉です 片方 15個づつ使われています
リテーナーの外側の防水シール 表面は白いゴム質ですが
内部の黒い物はおそらく金属でしょう 内径部分がシャフトと
接し 防水の機能を持たせます
ここからは右側に使うパーツで これは玉押し
玉押しの中に入り 外側のツバで玉押しを押さえる
構造で 背割りが入っており 材質はアルミです
外径と内径がハブシャフトと一緒のサイズ 厚さが
1mm くらいの ステンレス製と思われるワッシャーです
これが右側(片方)だけに有る 玉押しの当りを
調整する為の部品で 内ネジが切って有り シャフトに
ねじ込みます
前出の調整用部品を締め付ける為のボルトです
頭は 2.5mm のアーレンキーを使います
ハブの一番外側 フロントエンドに当る部分 外ネジが
切ってあり ハブシャフトにねじ込みます
これで回転部分に使われている部品は全部です まだ
これらの内側に 玉受け(ボールレース)薄いシム
防水シールが有りますが そこまで分解整備をする事は
通常では無いかと思います
折角ですから ハブにも Microlon マイクロロン処理を
やってしまいましょう
ついこの間 Microlon マイクロロン処理の方法を詳しく
案内したので 簡単に行きましょう 処理をしたい
所を加熱し メタルトリートメント スプレーを吹き付け
冷却 これでお肌はスベスベ
他のスモールパーツにも処理をします セラミックボールの
表面にマイクロロンの皮膜が出来るのかは不案内ですが
テフロンが何か良い方にお手伝いをしてくれるでしょう
さて たかが回転部品の洗浄で長く引っ張ってしまいましたが
私も一つ一つ確認しながら 次の事を考えながら皆さんと一緒に
勉強です この部分はどうの様に整備を進めればよいかな?と
そんな事を考えるのも又楽しいですよね じゃ次回はグリスアップと
組み立てをやりましょう 次回もお付き合い下さい・・
マイクロロン処理の方法は 【 自転車部品に Microlon マイクロロン処理 】
前回の分解作業は 【 カンパニョーロ シャマル フロントハブ 分解整備 】
次の作業 【 Campagnolo SHAMAL ハブのグリスアップと調整 】
これのフロントハブを前回分解しましたが 今回は各部の
洗浄に併せこのハブの構成部品を見てみましょう
前回分解した各部品達 まだ未使用のホイールですが使われていたグリスを
洗浄します 良く知った部品ならガソリンを使いますが、私自身に実績がない
ハブですので 今回は洗浄力は落ちますがデグリーザーを使います
ハブ本体の内部 ボールレースを中心に ウエスに
デグリーザーを染み込ませ丁寧に拭き取りました
他の回転部分の部品もブラシなどを使い綺麗に
グリスを落としました おそらくカンパの LB100
と言うグリスだと思いますが デグリーザーに
直ぐ溶ける柔らかなグリスですね
では
部品構成を見て行きましょう これはハブシャフト
材質はアルミだと思います この黒い部分はハブの
左側(フロントハブに左右は有りませんが そう表現
させて頂きます)
左側の玉押しで 大きな輪の方は樹脂で出来た防御カバー
です
これからの部品は ハブの内部側から順に紹介
して行きます しばらくは左右一緒の物が続きます
一番内側はリテーナーです 茶色いのは樹脂製の
リテーナーのケース 下の黒いボールはセラミック製の
ベアリングの玉です 片方 15個づつ使われています
リテーナーの外側の防水シール 表面は白いゴム質ですが
内部の黒い物はおそらく金属でしょう 内径部分がシャフトと
接し 防水の機能を持たせます
ここからは右側に使うパーツで これは玉押し
玉押しの中に入り 外側のツバで玉押しを押さえる
構造で 背割りが入っており 材質はアルミです
外径と内径がハブシャフトと一緒のサイズ 厚さが
1mm くらいの ステンレス製と思われるワッシャーです
これが右側(片方)だけに有る 玉押しの当りを
調整する為の部品で 内ネジが切って有り シャフトに
ねじ込みます
前出の調整用部品を締め付ける為のボルトです
頭は 2.5mm のアーレンキーを使います
ハブの一番外側 フロントエンドに当る部分 外ネジが
切ってあり ハブシャフトにねじ込みます
これで回転部分に使われている部品は全部です まだ
これらの内側に 玉受け(ボールレース)薄いシム
防水シールが有りますが そこまで分解整備をする事は
通常では無いかと思います
折角ですから ハブにも Microlon マイクロロン処理を
やってしまいましょう
ついこの間 Microlon マイクロロン処理の方法を詳しく
案内したので 簡単に行きましょう 処理をしたい
所を加熱し メタルトリートメント スプレーを吹き付け
冷却 これでお肌はスベスベ
他のスモールパーツにも処理をします セラミックボールの
表面にマイクロロンの皮膜が出来るのかは不案内ですが
テフロンが何か良い方にお手伝いをしてくれるでしょう
さて たかが回転部品の洗浄で長く引っ張ってしまいましたが
私も一つ一つ確認しながら 次の事を考えながら皆さんと一緒に
勉強です この部分はどうの様に整備を進めればよいかな?と
そんな事を考えるのも又楽しいですよね じゃ次回はグリスアップと
組み立てをやりましょう 次回もお付き合い下さい・・
マイクロロン処理の方法は 【 自転車部品に Microlon マイクロロン処理 】
前回の分解作業は 【 カンパニョーロ シャマル フロントハブ 分解整備 】
次の作業 【 Campagnolo SHAMAL ハブのグリスアップと調整 】