5/27 築地市場の仲卸の野末氏が、欧米のテレビ局に取材を
受けるのに同行させていただいた。
なんでも、2時間のドキュメンタリーを作り、
映画祭に出すらしい。
これを期に、世界に築地を知ってもらいたい。
同時に土壌汚染の地に移転させるなどという
非常識な日本人の麻痺した感覚も世界に発信されることになり、
それはそれで恥ずかしいことではあるが、
こうでもしないと、
強行に計画を推し進める東京都に
気づいてもらえないかもしれないから。
記者も取材を進めて、
状況が分かっていた。
そのような状況を、欧米のことわざで、
「大きな犬が餌にありつける」と言うらしい。
野末氏は、駐車場7階の屋上で、
フェンス塀に登り、築地市場の全景を指しながら、
築地市場の現状、豊洲移転の問題、
築地市場現在地で再整備の理想的な形を
記者に熱心に話されていた。
写真はその一こま。
万が一豊洲に移転した場合、
仲卸の企業数に関する矛盾点をついた
記者の鋭い質問に関しても、
下に見えている卸、仲卸、青果の配置を指差しながら、
適切に答えられていた。
取材を終えて、二人で食事をした。
野末氏は、築地市場で54年のキャリア。
5本の指にはいる古くからのキャリアであろう。
野末氏は、移転に関わる築地市場の問題で、
いつもインタビューに適切に回答を返していらっしゃる。
それは、キャリアと共に、常に勉強されての結果である。
市場を昼に終えて、それから市場内にある図書館に行き、
ご自身でさらに情報を得る努力を常にされている。
今回、記者に「仲卸の仕事を一言でいうと?」という質問を受けたと言う。
食事の最中、私に語ってくださったが、
54年のキャリアに裏付けられた回答であった。
青二才の私のうすっぺらな文字では語れない回答であった。
本物の職人が、築地の財産である。
この方々が、日本の食文化を支えてくださっている。
受けるのに同行させていただいた。
なんでも、2時間のドキュメンタリーを作り、
映画祭に出すらしい。
これを期に、世界に築地を知ってもらいたい。
同時に土壌汚染の地に移転させるなどという
非常識な日本人の麻痺した感覚も世界に発信されることになり、
それはそれで恥ずかしいことではあるが、
こうでもしないと、
強行に計画を推し進める東京都に
気づいてもらえないかもしれないから。
記者も取材を進めて、
状況が分かっていた。
そのような状況を、欧米のことわざで、
「大きな犬が餌にありつける」と言うらしい。
野末氏は、駐車場7階の屋上で、
フェンス塀に登り、築地市場の全景を指しながら、
築地市場の現状、豊洲移転の問題、
築地市場現在地で再整備の理想的な形を
記者に熱心に話されていた。
写真はその一こま。
万が一豊洲に移転した場合、
仲卸の企業数に関する矛盾点をついた
記者の鋭い質問に関しても、
下に見えている卸、仲卸、青果の配置を指差しながら、
適切に答えられていた。
取材を終えて、二人で食事をした。
野末氏は、築地市場で54年のキャリア。
5本の指にはいる古くからのキャリアであろう。
野末氏は、移転に関わる築地市場の問題で、
いつもインタビューに適切に回答を返していらっしゃる。
それは、キャリアと共に、常に勉強されての結果である。
市場を昼に終えて、それから市場内にある図書館に行き、
ご自身でさらに情報を得る努力を常にされている。
今回、記者に「仲卸の仕事を一言でいうと?」という質問を受けたと言う。
食事の最中、私に語ってくださったが、
54年のキャリアに裏付けられた回答であった。
青二才の私のうすっぺらな文字では語れない回答であった。
本物の職人が、築地の財産である。
この方々が、日本の食文化を支えてくださっている。