「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

財団法人・阪大微生物病研究会(大阪府吹田市)、不活化ポリオ+DPTの4種混合12/27製造販売の申請

2011-12-28 18:05:19 | 小児医療
 当院でも、鋭意、不活化ポリオワクチン接種を行っているところですが、国内での承認がまたれるところです。

 中央区の秋期生ポリオ接種率においても、如実にその影響が出ています。
 中央区全体で対象者数1440人、接種完了699人で、48.5%の接種率と例年は8割後半であったところが、大きく低下し、自主的に不活化ポリオの接種を求め行動していることが予想されます。

 国内での不活化ポリオワクチン+DPTの4種混合の製造販売申請のニュースを目にしましたので、みておきます。

******読売新聞(2011/12/28)******
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111227-OYT1T01074.htm

ポリオ不活化ワクチン、承認申請…阪大微研

 財団法人・阪大微生物病研究会(大阪府吹田市)は27日、ポリオ(急性灰白髄炎)の予防接種に使う「不活化ワクチン」の製造販売を同日、厚生労働省に申請したと発表した。


 同会によると、申請したのは、百日ぜき、ジフテリア、破傷風のワクチンと混ぜた4種混合ワクチン。現在使われている生ワクチンは、まれにポリオを発症する副作用があり、厚労省は不活化ワクチンへの切り替えを決めている。

(2011年12月27日20時04分 読売新聞)
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