「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

部活動中(5月下旬)に熱中症で重い障害、県の過失認定 H27.1.22大阪高裁森宏司裁判長

2015-01-22 17:46:09 | 小児医療
 熱中症で倒れ、命は取り留めたものの、重い障害を残されたご本人そして親御様に、心から深くお見舞い申し上げます。

 同じような事故が生じないよう、細心の注意を教育現場にお願いしたく、私達医師も、ことあるごとに注意喚起をすることが必要だと思います。
 そして、誰もが適切な心肺蘇生が出来ること。

 事件で注目すべきは、熱中症が、真夏ではなく、5月に起こっている点。

 中間テスト明け、気温が上昇、かつ、湿度も高い。
 起こるべくして、熱中症は、起こっています。

 皆さん、どうかご注意ください。



***************朝日新聞*******************************
http://www.asahi.com/articles/ASH1Q4RWQH1QPTIL023.html


部活動中に熱中症で重い障害、県の過失認定 大阪高裁

2015年1月22日14時59分

 兵庫県たつの市の県立龍野高校のテニス部員だった元女子生徒(24)が部活動中に熱中症で倒れ、重い障害が残ったとして、元生徒と両親が県に約4億円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が22日、大阪高裁であった。森宏司裁判長は請求を退けた一審・神戸地裁判決を変更し、県側の過失を認定。計約2億3千万円を支払うよう命じた。

 判決などによると、元生徒は高校2年でテニス部のキャプテンだった07年5月24日午後、たつの市営のテニスコートでの練習中に倒れて一時心停止。低酸素脳症で救急搬送された。顧問教諭は出張のため、練習に立ち会っていなかった。元生徒は現在も意識障害があり、寝たきりの状態が続いている。

 元生徒側は訴訟で「心停止の原因は熱中症だった。顧問らは気温が30度を超える中、中間テストが終わったばかりで睡眠不足だった元生徒に対して急に激しい運動をさせた過失がある」と主張した。だが、昨年1月の一審判決は「顧問が練習に常時立ち会う義務はなく、学校側の過失は認められない」と判断していた。
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仏歴史学者アンヌ・モレリ『戦争プロバガンダ10の法則』(2002年草思社)同じ轍を踏むな

2015-01-22 09:29:52 | 戦争と平和

 東京新聞のコラム、おっしゃっているように歴史は繰り返すけど、

 戦争への道は、絶対に繰り返さぬように、私達ひとりひとりが気をつけて、行動せねばならないと考えます。


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